摘要 九州地域への普及が見込まれるCH-907-1kg粒剤、SW-952(L)ジャンボ、NSK-850D(L)ジャンボの3剤について、田面の高低差に起因する湛水深の低下が拡散性に及ぼす影響を風の影響...
摘要 多年生雑草の個生態解明と防除手段の開発につき試験を行った。糸状菌Epicocosorus nematosporus K-035菌株によるクログワイの防除効果を除草剤と組合わせて調べ、同薬量の併...
摘要 谷和原水田圃場における試験から、3種アミド系除草剤(プレチラクロール、メフェナセット、テニルクロール)の残効性については、それらの田面水および土壌溶液(表層0-1cm)中の消長と一年生水田雑草...
土壌処理型除草剤の吸収機構の解明および合理的吸脱着制御技術の開発
摘要 土壌処理型除草剤の吸収機構を解明し、新規製剤による薬剤の吸脱着制御技術を開発する。具体的には、1)除草剤の土壌中可給態存在量に及ぼす要因の解明(9~10)、2)薬剤の植物体吸収量と生物反応との...
生体膜プロトンポンプ再構成系を用いた植物細胞における薬剤の吸収およびその細胞内移行機構の解明に関する基礎的研究
摘要 薬剤の植物体への吸収やその体外への排出は、生体膜を介して行われるがその機構は殆ど未解明である。植物生体膜には細胞内外の物質輸送を司る各種イオンチャネルやイオンポンプなどの輸送体が存在しており、...
摘要 水田への農薬投入量を低減化するためには、生産環境中に放出された農薬の動態を正確に解析・予測する技術を開発するとともに、残効性との関係を圃場レベルで明らかにする必要がある。8年は現在国内で広く用...
摘要 農林業分野で使用されてきた各種の殺虫剤、除草剤等の残留による環境悪化や汚染の進行が懸念され、環境修復を図ることが重要な課題となっている。微生物の活用による環境修復技術(バイオリメディエーション...
雑草防除剤の環境動態及び残効性予測技術とリスク評価手法の開発
摘要 近年、畑土壌系における農薬(特に除草剤)の動態をコンピューターシミュレーションにより予測・解析する技術が欧米を中心に開発されつつある。しかし、水田土壌系における除草剤の動態予測に関する研究はほと...
摘要 乗用管理機を用いたキャベツの省力的な機械化栽培管理技術の確立を図るため、薬剤散布作業に乗用管理機を用いた場合の省力化の評価と乗用管理機の運行がキャベツ収量に及ぼす影響について検討した。薬剤散布...
傾斜地大規模カンキツ作における省力・高品質安定生産システムの経営的評価(41)
摘要 農家調査をもとに今後の樹園地の移動面積の発生程度を、農業労働力の加齢状況、果樹作の今後の意向、後継者確保状況から推定した。5年後には貸付は現状に加えて2戸、347a増加し、10年後にはさらに3...
摘要 東北地域ではイネのいもち病による被害が著しいため、効率的な防除法の確立が望まれている。そこで、新しく開発されたいもち病を対象とした殺菌剤の作用特性を明らかにするとともに有効で効率的な施用法を検...
摘要 イネドロオイムシ、イネミズゾウムシ、カメムシ類など東北地方の主要稲作害虫については、これまで国公立研究機関による発生予察と被害予測技術の開発がすすめられ、過剰な薬剤使用を抑制する努力が進められ...
摘要 最近の東北地域では、ミズアオイとアゼナ類等のスルフォニルウレア系除草剤(SU剤)に対する抵抗性型雑草の発現が、各地の水田で問題になっている。これら除草剤抵抗性型雑草を防除するとともにさらなる抵...
摘要 混合除草剤を構成する単剤数種を含めた林地除草剤、計5種を植栽後2年目のヒノキ造林地に散布し、植生等に与える影響を調べるとともに、混合除草剤の相乗効果について検討した。散布は、薬量を3段階に変え...
四国地方のシキミ栽培地におけるクスアナアキゾウムシの生態の解明と被害回避技術の確立(770)
摘要 高知県土佐清水市での調査結果から、クスアナアキゾウムシは暖地では年1化と2年1化が混じった生活環をもつと推定された。また春にコマユバチ科の寄生蜂による死亡が多かった。四国地方の184か所の栽培...
摘要 新除草剤NH-401及びNH-501フロアブル剤のリンゴ、カキ及びカンキツ園雑草に対する作用特性を検討した。薬量100ml/aのNH-401及び50ml/aのNH-501をそれぞれ春期及び夏期...
摘要 雑草の薬剤抵抗性は除草剤による水田雑草の効率的防除を進める上で障害となる。この性質は出芽などに関わる生態的特性と、代謝などの生理的特性の遺伝的変異に起因する。多様な農業生態系に適応した雑草の薬...
摘要 水耕栽培および水田圃場試験において、ピラゾスルフロンエチルはインド型稲が日本型稲に比べ、耐性が強い傾向であり、さらにジメピペレートの添加により、本剤の薬害は軽減された(水耕栽培試験)。また圃場...
摘要 コンクリートポット試験において、プレチラクロールおよびメフェナセットともに、湛水条件下で処理1週間後に既に土壌表層中の土壌溶液中濃度が、タイヌビエおよびイヌホタルイの生育が薬剤の影響を受ける濃...
いもち病抵抗性品種の普及によるレース変動と被害軽減効果の数量的評価
摘要 東北地域では、いもち病は冷害と並んで稲作の大きな生産阻害要因である。最近では徹底した薬剤散布により被害を抑えているが、種々の観点から農薬散布の削減が求められている。マルチラインや圃場抵抗性品種...