摘要 根頭がんしゅ病の病原菌は3つの生理型(biovar)に分化しており、これらの判別指標として細菌学的性質、血清学的性質及び菌体脂肪酸組成が活用できることを明らかにした。一方、16SリボソームRN...
関東・中部地域におけるサクラてんぐ巣病等の防除技術の開発(260)
摘要 多摩森林科学園において発生病害の同定を行うとともに、そこで被害が目だった幼果菌核病の防除方法について検討した。同病は例年より被害が激しかった。特に被害が激しい品種は、ヒカンザクラ、ツバキカンザ...
摘要 多摩森林科学園のサクラのならたけ病の根状菌糸束形成状況を調査し、それらの菌糸束の寄生菌を分離し、分類同定を行う。12本のサクラを調査したところ根状菌糸束またはその類似物が形成しており、その形成...
摘要 PCRを利用したDNA多型解析によって、Agrobacterium 属細菌を迅速に同定することを試みた。手法としては平成4年度はPCR-RFLPを取り上げ、34菌株の本属菌を供試して検討した。...
リンゴ食葉性りんし類の経過習性の解明と防除法の再検討(264)
摘要 リンゴの潜在的重要害虫である食葉性りんし類の経過習性を明らかにし選択的防除薬剤等に対する感受性を検定してリンゴ害虫防除体系の改善に資する。リンゴハマキクロバの越冬幼虫はリンゴの展葉期頃に一斉に...
リサ-ジェンスを起こす果樹害虫の天敵による死亡要因の再評価(269)
摘要 チャバネアオカメムシの寄生性天敵はチャバネクロタマゴバチTrissolcus plautiae が優占種でその他Trissolcus spp.、Telenomus sp.の寄生が認められた。ト...
摘要 コガネムシ成虫にはサクラ葉粉を加えた人工飼料を与えて、産卵をさせた。幼虫には購入した腐葉土・あるいはサクラ落葉(自家製)を与えた。コガネムシ幼虫は土壌中に生息しているので、誘引物質の検証は容易...
関東・中部地域におけるサクラてんぐ巣病等の防除技術の開発(265)
摘要 森林総合研究所多摩森林科学園においてサクラの病害調査を行った.3年度発生が確認された病害は,子のう菌による病害ではてんぐ巣病,幼果菌核病,うどんこ病,穿孔褐斑病,胴枯病,担子菌によるものではな...
摘要 主要なサクラ材質腐朽菌であるベッコウタケ、コフキタケ、チジレタケの培養菌糸の生育と水ポテンシャルの関係を調べた。培地の水ポテンシャルはKOHまたはNaOHで調節した。チジレタケの生育限界は-6...
摘要 クロマツ白紋羽病やキュウリ苗立枯病に対して、サクラ種子汚染菌の一種であるSordaria属菌が生物防除資材として有効であることを明かにし、論文にまとめた。また保存菌の中から新たに生物防除資材の...
摘要 ドウガネブイブイとヒメコガネの大量飼育のための条件を検討した。まず,成虫に与える餌の種類を検討した。供試した人工飼料(廿日出ら1984の飼料のイヌマキ葉粉をサクラ葉粉に置き換えたもの)とクリ生...
吉野ほか有名サクラ植栽地における退廃の病因解明と防除(231)
サクラてんぐ巣病および葉枯性病害の越冬と第一次伝染源(229)