国内各地から収集したカンキツかいよう病細菌の各種品種に対する病原性
摘要 我が国のカンキツかいよう病細菌の中に病原性の分化した菌株が存在するか否かを明らかにするために、17県30地点から収集・分離したカンキツかいよう病細菌124菌株のカンキツ品種に対する病原性を検討...
摘要 4年度までに、カンキツかいよう病高度抵抗性であるシキキツにかいよう病菌を接種した際に産生されるmRNAのcDNAライブラリーを作製した結果、数百~千塩基対の長さのクローンが多数得られた。5年度...
カンキツベインエネーションウイルス粒子の純化と抗体作製(222)
摘要 カンキツベインエネーションウイルス(CVEV)の簡易迅速検定法として、二本鎖RNAの検出による方法が適用できるかについて検討した。CVEV感染ユズおよびシトロンから常法により二本鎖RNAの抽出...
選抜カンキツトリステザウイルス弱毒株の圃場での有効性に関する要因解析(241)
摘要 CTV弱毒ウイルスを接種して、ほ場に植え付けた17年生の清見の生育状況について調査を行った結果、フリー樹及び弱毒ウイルス(M-8、M-16、M-10)接種樹の幹周、果径、樹勢は強毒ウイルス(S...
ミドリヒメヨコバイの加害時期によるカンキツ果実の被害の発現とその防除(277)
摘要 カンキツ園の優占種Empoasca sp.の幼虫は4月下旬から5月下旬にかけてカラタチの新葉上で発育するが、幼虫の発育にカンキツの品種間差が見られるかどうかを調査し、幼虫の発育と果実への加害や...
傾斜地農業における複合経営の再編と経営計画の策定-傾斜地農業の営農類型と経営再編-(119)
摘要 ユズ作産地を対象として集落別農業構造と個別経営構造の実態解析により問題点を整理し、産地の再編方策を明らかにするため、高知県北川村におけるユズ作の動向と問題点を整理した。ユズの商品としての出荷は...
摘要 トリステザウイルス(CTV)の圃場採取株よりアブラムシ伝染株(ATS)を作出し血清学的性質を調べ、さらに生物学的性質を木本検定により明らかにした。米国農務省での病原性に関する国際比較に日本産株...
カンキツベインエネーションウイルス粒子の純化と抗体作製(225)
摘要 カンキツベインエネーション病には検定植物葉における病徴の強さ、ラフレモンでのコブの形成能などにより複数の系統が存在することが考えられている。ウイルス粒子の純化を行う場合、これら病原性の異なるも...