持続可能な大豆生産を可能とする管理技術に関する研究 ①難防除雑草対策
摘要 難防除雑草に対する石灰窒素秋期施用による雑草発生抑制効果及び大豆の生育・収量について調査した結果、ツユクサには抑制効果が無いこと、播種前の除草剤茎葉処理方法は2種類の薬剤を混用処理が効果的であ...
農作物病害虫防除等の新農薬並びに新肥料資材効果確認試験 ②新資材,生育調整剤及び雑草防除に関する試験
摘要 目的:新たに開発された資材,生育調節剤及び除草剤等の効果や副次的影響等を検討し,その実用性を判定する。 成果:1)水田雑草管理技術としては,除草剤18剤45処理の適用性を試験し,17剤30処理について実...
摘要 目的:病害虫・雑草防除基準策定の資料とするため、新農薬の防除効果、処理方法、天敵など生態系への影響、抵抗性発現の難易、残留性及びその実用性について検討する。 成果:リンゴ(殺菌剤27剤、殺虫剤5...
摘要 本県において問題となる農作物の病害虫・雑草の防除のため、安全で有効な新農薬の効率的な使用法の実用化を図る。また、有用な肥料・新資材の実用化を図る。
6新規資材を活用した農作物の省力生産技術の開発 (2)畑作の雑草防除試験
摘要 目的:麦・大豆の雑草防除のため、薬剤の除草効果及び作物への薬害等を判定し、適用性を調査する。 成果:[麦]Jトリフルラリン粒剤の小麦(さとのそら)生育期における土壌全面処理方法の効果を検証した。...
飼料自給率向上生産技術の検討 ①飼料用トウモロコシにおける最大収量確保技術の検討 ②イタリアンライグラスにおける最大収量確保技術の検討 ③新規薬剤の除草効果試験
摘要 目的 ①②単収向上に有望と思われる技術である最優良品種の利用、播種時期及び方法、施肥量等の検討を行い、トウモロコシ及びイタリアンライグラスの本県における最適な栽培技術を確立する。 ③単収向上に有望...
摘要 南房総地域のビワ栽培におけるカメムシ類に対する効果的な殺虫剤散布時期を特定するため、ビワ圃場入口に設置したフェロモントラップへのカメムシ類誘殺数を調査した。その結果、平均気温15℃以上になると...
摘要 無加温施設栽培における低温期のD-D処理を想定し、処理前の潅水・被覆による残渣の腐熟・卵の孵化促進や、MITC等他薬剤による古株枯死について、土壌消毒の効果を増加させる作用があることを明らかとなっ...
摘要 圃場試験においてネギアザミウマに対する各種殺虫剤(潅注剤、粒剤、散布剤)の効果評価を行い、いずれの剤にも高い殺虫効果が有ることが明らかとなった。また、無処理区においても天敵類の働きによりネギ...
摘要 南房総地域のカーネーションではアザミウマ類による被害が問題であるが、薬剤感受性低下により難防除となっているため、 防除対策を確立する。本年度は、アザミウマ類5個体群について、室内試験により...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 2 農薬適正使用技術の確立 (1)主要病害虫に対する新農薬の効果検定と実用性評価
摘要 県内で問題となる重要病害虫防除のため、新農薬の登録拡大に向けた効果検定、実用性評価を殺菌剤13剤(6作物)、殺虫剤6剤(4作物)で実施した。その結果、「実用性高い」判定7剤、「実用性あり」判定7剤、「効...
摘要 暖地園芸作物の主要病害虫に対する農薬の登録拡大を図るため、殺菌剤ではバラで4剤、花き類(キンセンカ)で1剤、殺虫剤ではバラで1剤、メロンで4剤の効果検定と実用性評価を行った。1剤を除く9剤で...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 3 草防除技術の確立 (1)水稲栽培における新規開発除草剤の特性解明と利用技術の確立
摘要 平成27年1月1日以降に登録申請される水稲用除草剤について、適用地帯・適用土壌の表示区分が廃止されたが、除草剤の雑草防除効果や水稲に対する影響は、地域や土壌、水稲の作型によって異なる。本年度は...
摘要 サンダーソニア球根養成時におけるネダニ類の防除方法を確立するため、ネダニ類に有効な薬剤のスクリーニング及びポット試験を行った。トクチオン乳剤、バロックフロアブル及びアプロードフロアブルの灌注...
普通作物管理技術の改良 1 除草剤・生育調節剤の効果査定 (1)水稲除草剤 1)初中期一発剤
摘要 問題雑草一発処理2剤、一発処理剤4剤を供試した。全ての薬剤で薬害の発生が認められ、内1剤の回復が遅かったものの、すべての剤で収量への影響は認められなかった。除草効果はセリに効果の低い剤があったも...
摘要 目的:夏ホウレンソウにおけるコナダニ類の防除技術及びゴウシュウアリタソウの対策技術を開発する。 成果:各種薬剤のコナダニに対する密度低減、被害抑制効果を比較検討した。また、ゴウシュウアリタソウ...
摘要 目的:本県の基幹的な農作物に対し、難防除病害虫に対する総合防除技術を開発する。また、安定生産と安全性を確保するため、総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針の作成や防除に有効な農薬の登録・適用拡大...
摘要 水稲の新除草剤・生育調整剤及び麦類の新除草剤について、農薬登録のため効果と薬害を検定するとともに本県における雑草防除指針の策定に資する。