摘要 高温下においても安定して着色する極早生等のリンゴ3 系統の果実特性、樹勢、栽培性に関する評価を行った。交配によって得られた実生集団のうち果実が得られたものから、芳香性に関連するDNA マーカーと官能...
農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化
摘要 リンゴの輸出検疫措置の国際基準提案のための低温殺虫処理の試験方法やカンキツ果実のミカンバエ寄生果率の調査方法を明らかにして、マツの輸出の障壁となるゴマダラカミキリ成虫の発生期間中の登録薬剤によ...
摘要 QoI剤、DMI剤以外の代替薬剤の防除効果を確認するとともに耕種的防除を取り入れたリンゴ黒星病の防除法を提案する。また、子のう胞子の飛散状況を明らかにし、防除開始時期を設定する。
DMI剤感受性低下菌対策を主眼としたリンゴ黒星病防除体系の確立に関する試験・研究開発
摘要 目的:DMI剤耐性の黒星病菌存在下でDMI剤に替わる新たな有効薬剤の探索と有効薬剤の現地実証試験を行い、その実用性を検討する。 成果:契約に基づき非公開とする。
摘要 目的:黒星病感染危険度の評価システムの実用性を検証する。研究所内で新規薬剤の実用性を検討する。 成果:小型温湿度計による黒星病の感染危険度の評価システムの実用性が認められたことから、試験成果発...
摘要 目的:ナミハダニに対する薬剤感受性を明らかにする。 成果:一般防除園9園地からナミハダニを採取し、普及している殺ダニ剤に対する薬剤感受性検定を行った。その結果、ダニサラバフロアブル、スターマイ...
果実生産の大幅な省力化に向けた作業用機械の自動化・ロボット化と機械化樹形の開発
摘要 目的:リンゴ生産における自動作業管理機・収穫ロボットの導入を可能とするジョイントV字樹形を安定して確保できるせん定方法を明らかにするとともに,自動作業管理機の既存作業機械体系に対する省力性を検...
摘要 目的:害虫の寄主選択阻害による害虫抑制効果及び天敵の寄主選択増強による定着促進効果等を検討し,これらを導入したIPM体系を開発する。 期待される成果:昆虫の寄主選択機構という新たな観点から,害...
摘要 目的:薬剤処理や下草管理等の農法がミミズ群集の多様性や密度及び肥沃度向上機能に及ぼす影響を明らかにする。 成果:現地リンゴ園で調べたリンゴ園の土壌酸性度と7月に採集されたミミズの個体数との関係...
摘要 目的:病害虫・雑草防除基準策定の資料とするため、新農薬の防除効果、処理方法、天敵など生態系への影響、抵抗性発現の難易、残留性及びその実用性について検討する。 成果:リンゴ(殺菌剤27剤、殺虫剤5...
摘要 樹種間の防除薬剤および防除実施日の共通化を図る共通防除体系について、近年、樹種複合経営の組み合わせとして増加しているモモとナシの共通防除体系の確立と既に確立しているリンゴ・モモ共通防除体系の...
摘要 目的:本県での主要病害虫の発生消長を調査し、防除適期を把握する。また、新規薬剤の効果および薬害の有無を検討し、新規薬剤の登録に資する。 成果: (1)指定病害虫 ナシの黒星病の発生は殆んど認められ...
摘要 目的:県内全域における薬剤耐性菌の密度や、耐性菌発生圃場における耐性菌対策強化体系下での耐性菌の挙動を把握し、薬剤耐性リンゴ黒星病に対応するための防除指針を構築する。 成果:県内における耐性菌...
摘要 目的:各種果樹病害虫に対する新農薬や各種果樹に対する新規植物調節剤の効果及び薬害を検討する。また、マイナー作物の病害虫防除のため、農薬登録の促進を図る。 成果:りんご、もも及びぶどうを主体とし...
摘要 目的:主要病害虫に対する新規薬剤の実用性を明らかにする。 成果:以下の試験を実施し、農薬登録促進に寄与するデータを得た。 1)イネいもち病及び紋枯病に対する箱施用薬剤の防除効果 2)イネのウンカ...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、 a) 開発した汚染程度評価法を用いて国内各地より収集したジャガイモモップトップウイルス陽性土壌試料39点の発病リスクを検定し たところ、土壌のウイル...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) 露地ネギ、露地及び施設ナス、リンゴ、カンキツを対象とした土着天敵の活用による害虫管理システムにおい...
4.りんご優良品種の育成に関する研究、 8)品種登録候補系統の特性調査、 (2) 青り28号
摘要 目的:重要病害虫抵抗性品種育成試験から二次選抜した「青り28号」の特性調査を行う。また、農薬削減を行っている現地圃場での適応性を調査する。、結果:日持ち性を考慮して収穫時期を早めたが、貯蔵性は例年...
5.りんご品種の商品力を引き出す鮮度保持法の探索と普及支援に関する研究、 5)育成新品種等の普及支援、 (2) 「あおり25」の現地適応性試験
摘要 目的:黒星病抵抗性新品種「あおり25」について、農薬削減を行っている現地圃場で栽培試験を行い、適応性を調査する。、結果:4園地の栽培状況と果実品質調査を行い、いずれの園地も生育状況は良好で、黒星病...
7.りんごの安定生産を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究、 1)暖地型果実腐敗性病害に対する効果的な防除法の確立、 (1) 輪紋病の生態解明
摘要 目的:リンゴ輪紋病の果実感染に対する薬剤の防除効果を明らかにするとともに、「6月中旬」、「7月初め」、「7月半ば」及び「「7月末」に枝感染防止に有効な有機銅剤を組み込んだ防除体系の実用性を検討する。、結果...