病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~新発生・異常発生病害虫の原因究明と対策~
摘要 病害虫に関する障害について、早急に原因生物を特定し、その生理、生態を解明することにより的確な防除対策を推進する。
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~代替農薬等の効率的防除技術の開発~
摘要 新薬剤、新技術および代替薬剤の防除効果を迅速に試験し、得られた成果を直ちに関係機関に提供する。
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~アシタバ・ワサビに発生する病害の実態解明と管理技術の開発~
摘要 アシタバおよびワサビは、東京農業における重要な特産作物であり、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催時の提供食材の一つとして期待が高い。しかしながら、近年、疫病の新発生やPotyvirus...
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~ワケネギ「東京小町」の安定生産のための総合的微小害虫管理対策~
摘要 ワケネギは、1930年代から栽培されてきた東京特産の農産物である。2017年には周年栽培が可能である「東京小町」が品種登録され、今後、幅広い普及が期待されている。ワケネギ栽培において問題となるのはネギ...
摘要 目的:高刈り安定盤(ジズライザー)を用いた畦畔雑草の高刈りによる作業効率や雑草の植生変化を明らかにする。 成果:高刈り区が標準区に比べ斑点米カメムシの好むイネ科雑草の被度が10~35%と低く推移し...
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~有機質培地を用いたトマト養液栽培における病害管理技術の開発~
摘要 トマト養液栽培は、土耕栽培で問題となる土壌病害を回避でき、高品質で安定した収量を確保できる技術として、都内でも年々栽培面積が増加している。そのような中、生産現場では低コストで廃棄が容易なヤシ殻...
摘要 目的:害虫の寄主選択阻害による害虫抑制効果及び天敵の寄主選択増強による定着促進効果等を検討し,これらを導入したIPM体系を開発する。 期待される成果:昆虫の寄主選択機構という新たな観点から,害...
高冷地野菜における施肥管理技術の開発と安定生産技術の確立 1 性フェロモン剤の利用、ローテーション散布による難防除害虫の防除技術の確立 2 キャベツピシウム腐敗病の防除技術の確立
摘要 (目的) 難防除害虫コナガの薬剤抵抗性の獲得により、コナガの被害によるキャベツの減収が懸念されている。また、近年の温暖化等の影響により、これまで発生が少なかった土壌病害であるキャベツピシウム...
摘要 スイートコーンの鱗翅目害虫に対し、明順応を利用した防除技術を確立する。また、各種作物を加害するツマグロアオカスミカメ、大豆のマメシンクイガの光に対する応答反応を解明し、新たな防除技術の開発に繋...
摘要 ナシ白紋羽病発病跡地の土壌還元消毒技術を開発した。農林総研内の発病跡地に消毒後に定植したナシ苗木は定植3年目まで発病が認められなかった。一方、現地ナシ園では、消毒後に定植した苗木の一部が定植...
摘要 南房総地域のビワ栽培におけるカメムシ類に対する効果的な殺虫剤散布時期を特定するため、ビワ圃場入口に設置したフェロモントラップへのカメムシ類誘殺数を調査した。その結果、平均気温15℃以上になると...
摘要 無加温施設栽培における低温期のD-D処理を想定し、処理前の潅水・被覆による残渣の腐熟・卵の孵化促進や、MITC等他薬剤による古株枯死について、土壌消毒の効果を増加させる作用があることを明らかとなっ...
摘要 発病抑止土壌によるナシ白紋羽病の防除法の開発に向けて、野外ナシ園にて候補資材(非病原性白紋羽病菌資材)を混和し、土壌の白紋羽病抑止性が有意に向上することを明らかにした。また、PCR-DGGE法による...
摘要 エダマメ栽培の難防除害虫であるダイズシストセンチュウに対して、夏期緑豆すき込み法による防除効果を明らかにした。また、高密度汚染圃場対策として土壌くん蒸が効果的であることを明らかにした。
摘要 ニンジンの秋冬どり栽培では、ニンジン乾腐病は感受性品種とされるベーターリッチでも少ないことが判明した。一方で、しみ腐病は、感受性品種であるひとみ五寸で発生が多く、ベーター441、TCH-711で発生が少...
摘要 圃場試験においてネギアザミウマに対する各種殺虫剤(潅注剤、粒剤、散布剤)の効果評価を行い、いずれの剤にも高い殺虫効果が有ることが明らかとなった。また、無処理区においても天敵類の働きによりネギ...
摘要 南房総地域の主要花き類に発生する病害と各病原菌に対する既存の遺伝子診断法を整理し、適用可否を判断することを目的とし、カーネーション萎凋細菌病及びキンセンカ炭疽病を対象に試験を行った。その結果...
摘要 南房総地域のカーネーションではアザミウマ類による被害が問題であるが、薬剤感受性低下により難防除となっているため、 防除対策を確立する。本年度は、アザミウマ類5個体群について、室内試験により...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 2 農薬適正使用技術の確立 (1)主要病害虫に対する新農薬の効果検定と実用性評価
摘要 県内で問題となる重要病害虫防除のため、新農薬の登録拡大に向けた効果検定、実用性評価を殺菌剤13剤(6作物)、殺虫剤6剤(4作物)で実施した。その結果、「実用性高い」判定7剤、「実用性あり」判定7剤、「効...
摘要 暖地園芸作物の主要病害虫に対する農薬の登録拡大を図るため、殺菌剤ではバラで4剤、花き類(キンセンカ)で1剤、殺虫剤ではバラで1剤、メロンで4剤の効果検定と実用性評価を行った。1剤を除く9剤で...