中山間地域における高収益園芸システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 中小規模施設園芸については、経営体強化プロジェクト等の外部予算を活用し、多層断熱被覆資材、ICT 等を活用した省エネ技術や低コスト園芸ハウス等を開発するとともに、燃油使用量50%以上減を達成し、従来...
物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイほ場の黄化病の病原菌密度-発病度曲線(DRC)診断法による土壌の発病抑止性の評価の有効性を示唆する結果が得られ、技術移転に向けDRC 診断法のマニュアル案を作成し、民間企業に講習を行った。ま...
転炉スラグを用いたpH矯正によるホウレンソウ萎凋病の被害軽減対策とリスク評価
摘要 〇目的:土壌消毒に頼らないホウレンソウ萎凋病対策として、道内産転炉スラグを用いたpH矯正による被害軽減効果およびその持続効果を確認するとともに、転炉スラグ施用に伴うリスクの有無を明らかにする。 ...
野菜の難防除病害虫に対する総合的防除技術 1 土壌消毒に依存しないナガイモの輪作体系の開発
摘要 目的:連作により土壌病害虫被害が発生するナガイモにおいて、緑肥を組み入れた輪作体系の効果を実証する。 成果:試験圃場において土壌病害の発生分布に偏りが見られたため、マッピングを行った。次年度か...
ほ場診断に基づくネギ黒腐菌核病やネダニ類等の重要土壌病害虫の包括的な防除技術の開発
摘要 近年、発生が増加している黒腐菌核病は、重労働な土壌消毒が主流で登録薬剤も少ない。また、ネダニ類も被害が拡大傾向にあるが、登録薬剤がない状況にある。そこで、ネギへの登録がある薬剤の適用拡大を視野...
摘要 無加温施設栽培における低温期のD-D処理を想定し、処理前の潅水・被覆による残渣の腐熟・卵の孵化促進や、MITC等他薬剤による古株枯死について、土壌消毒の効果を増加させる作用があることを明らかとなっ...
摘要 病原菌の汚染実態を把握し対策を確立するため、PCR法による検出技術を確立した。同検出技術を用いて、土壌消毒前後の土壌について検定を行うことにより、土壌消毒効果の判定を迅速に判定できる可能性が示...
摘要 サンダーソニア球根養成時におけるネダニ類の防除方法を確立するため、ネダニ類に有効な薬剤のスクリーニング及びポット試験を行った。トクチオン乳剤、バロックフロアブル及びアプロードフロアブルの灌注...
摘要 目的:果菜類の土耕栽培では、土壌病害虫の発生による収穫量の減少が生産不安定の主な要因となっている。中でも、トマトの青枯病やかいよう病、キュウリのネコブセンチュウは土壌伝染性の難防除病害虫であり...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 省化学資材・環境保全と生産性を両立させる栽培体系の開発に関しては、転炉スラグによる土壌pHの矯正は、複数年にわ たってトマト青枯病の被害を軽減させる効果があり、耐病性品種や耐病性台木への接木を併...
摘要 〇研究の目的:ほうれんそうにおける化学合成農薬および化学肥料窒素5割削減栽培技術を開発し、高度クリーン栽培および特別栽培を推進する。、〇研究内容: 1)化学合成農薬5割減のリスク評価(H26~28年...
摘要 目的:クロルピクリンに代わる土壌消毒剤により、総合的な防除法の開発するため、ゴボウの病害虫に対し、殺菌剤と殺線虫剤を混合処理し、薬剤の防除効果を確認する。、結果:モンガリット+ネマキックのネグ...
摘要 目的:難透過性フィルムを畦内処理で用いた場合の土壌消毒効果をクロルピクリンくん蒸剤80.0%液剤とダゾメット粉粒剤で調査し、その効果を検討する。、結果:イモグサレセンチュウに対する防除効果では、被...
異なるクロルピクリン処理量と被覆資材の組み合わせによるニンニク土壌病害虫の防除効果
摘要 目的:ガス難透過性フィルム「ハイバリアー」を被覆資材として用いた場合のクロルピクリンガスの揮散状況や土壌消毒効果を農ポリと畦内処理で比較調査し、その効果を検討する。、結果:被覆資材によるガス濃...
Ⅳ 環境にやさしい農業を推進する研究の強化、[14] 農業生産環境の維持管理技術の確立、2 農薬の環境における動態把握、(2) 難透過性フィルムを用いた土壌消毒剤の使用量と揮散量の低減化
摘要 室内試験により県内の主要な土壌病害虫の土壌くん蒸剤に対する感受性を評価し、濃度と時間の積により薬効が決まることを裏付けた。また、土壌くん蒸剤の化学的分解促進技術を用いた大気への揮散低減効果を...
15.化学合成農薬に依存しない病害虫防除技術の開発と検証、(1)化学合成農薬の使用を減らすための病害虫防除技術の開発、(ア)イチゴの主要害虫に対する総合防除体系の確立
摘要 目的:イチゴ栽培において近年開発された「物理的防除資材」を組み合わせたときの害虫防除効果を検証し、天敵と物理的防除資材の併用、栽培環境を考慮した防除体系の確立を図るための基礎データを蓄積する。...
2 園芸品目における減農薬防除技術の開発、4)土壌還元消毒によるネコブセンチュウ防除技術の開発
摘要 【目的】化学農薬に替わる土壌消毒法として、有機物を用いた土壌還元消毒法が普及しつつある。地域の未利用資源である菓子加工品残さの亜臨界水処理物を土壌還元消毒資材として施用した場合の土壌病害虫の密...
夏秋トマト栽培の脅威となっている難防除病害虫の緊急対策試験、
摘要 目的:久万高原町の夏秋トマトで、被害が増加しているかいよう病の土壌消毒法や、すす病の原因となるオンシツコナジラミの天敵を活用するための薬剤選定など総合的な防除対策技術を確立する。、成果:かいよ...
先進技術を活用した総合的病害虫・雑草管理技術体系の確立、2)IPM実践指標に向けたキクの病害虫の生態および防除に関する試験、、
摘要 目的:キクにおけるIPM実践指標の作成を目的にクロゲハナアザミウマと青枯病の生態と防除に関する試験を行う。、成果:昆虫病原性糸状菌メタリジウムアニソプリエ粒剤はクロゲハナアザミウマに対する防除効...
摘要 目的:ゴボウの黒あざ病及びネグサレセンチュウに対し、土壌消毒剤の植溝処理による防除効果と深さ40cmまでの薬剤の防除効果を検討する。、成果:ゴボウのネグサレセンチュウ発生ほ場で、ダゾメット粉粒剤と...