2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
摘要 着色性、病害抵抗性等が優れ、良食味の育成に関しては、_x000D_ a) 3系統について、特性と地域適応性を解明するために全国で試作試験を行い、平成28年度に着色に優れ斑点落葉病抵抗性の良食味系統であるリン...
摘要 抵抗性候補遺伝子の構造解析及び抵抗性遺伝子等の発現パターンの解析に関しては、 a) セロトニン合成が阻害された変異イネでは、いもち病菌の侵入は正常イネと同程度であったが、光環境下での病斑拡大によっ...
摘要 侵入・移動性害虫の広域移動予測モデルの高度化に関しては、 a) 平成26年に引き続き、現地において昆虫レーダでハスモンヨトウ様ターゲットが増加した時にフェロモントラップでハスモンヨト ウ雄の誘殺数が...
4.りんご優良品種の育成に関する研究、 2) 黒星病・斑点落葉病抵抗性品種の育成、 (1) 一次選抜試験
摘要 目的:黒星病、斑点落葉病の両方に抵抗性を示し、かつ果実品質に優れた品種を育成するため、交雑実生の一次選抜を行う。、結果:34個体を調査し、選抜個体はなかった。
4.りんご優良品種の育成に関する研究、 2) 黒星病・斑点落葉病抵抗性品種の育成、 (2) 二次選抜試験
摘要 目的:黒星病と斑点落葉病に対する複合抵抗性品種の育成試験で、一次選抜した中から、果実品質、栽培特性に優れた個体を二次選抜する。、結果:早生5系統、中生3系統、晩生1系統を調査し、晩生1系統を中止し...
4.りんご優良品種の育成に関する研究、 8)品種登録候補系統の特性調査、 (2) 青り28号
摘要 目的:重要病害虫抵抗性品種育成試験から二次選抜した「青り28号」の特性調査を行う。また、農薬削減を行っている現地圃場での適応性を調査する。、結果:日持ち性を考慮して収穫時期を早めたが、貯蔵性は例年...
7.りんごの安定生産を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究、 4)耐病性品種を利用した防除回数削減試験
摘要 目的:「あおり25」を中心とした黒星病抵抗性品種栽植圃場において、殺菌剤散布回数を削減した防除体系の検討を行う。、結果:殺菌剤を6回散布し、耐病性品種(さんさ、あかね、彩香、青り28号、あおり25)では...
摘要 目的:DNAマーカー選抜により黒星病抵抗性の優良品種を育成する。、成果:抵抗性の遺伝資源「巾着」を片親とした組合せで得られた実生個体について特性調査を行った。また新たに2交配組合せで種子を獲得した...
摘要 目的:①イネ縞葉枯病多発生地域においてイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を有するコシヒカリ同質遺伝子系統の被害軽減効果を確認する。②イネ縞葉枯病の防除において、小麦におけるヒメトビウンカの生息部位、無人ヘ...
産地に応じて抵抗性品種と薬剤防除を適宜利用するイネ縞葉枯病の総合防除技術の開発
摘要 目的:イネ縞葉枯病の効果的な防除手法を検討するため、①水田ほ場でのヒメトビウンカのイネ縞葉枯ウイルス保毒虫率の変動を把握する。②また、麦類ほ場への効果的な散布時期について検討する。③育苗箱施薬の...
農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業、産地に応じて抵抗性品種と薬剤防除を適宜利用するイネ縞葉枯病の総合防除技術の開発、
摘要 中央農研ほか数県が参画し、地域・産地の特性を踏まえて取り組む共同研究により、縞葉枯病の持続的総合的防除技術を開発し、対策マニュアルを策定、技術の普及定着を図る。
麦類新品種の育成、3)麦類萎縮病抵抗性遺伝子の単離と機能解明
摘要 目的:大麦における重要な土壌伝染性ウイルス病であるオオムギ縞萎縮病に対する優性の抵抗性遺伝子を単離し、抵抗性品種の育成に資する。、成果:これまでに選定したSTSマーカーを活用し、目的とする抵抗性...
DNAマーカーを用いた県育成品種識別法と効率的選抜育種技術の開発
摘要 目的:トルコギキョウのDNAによる品種識別を行えるよう、品種内多型の程度を調査し、品種識別マーカーを選抜する。また、Fusarium属菌が原因の立枯病による被害が大きな問題となっていることから、抵抗性品...
摘要 新たなピーマンの土壌病虫害(青枯病,疫病,線虫)抵抗性F1種子品種を育成するため,交配親となる純系系統を葯培養技術を用いて育成するとともに,育成された品種化候補系統の本県での栽培適応性評価を実...
温暖化の進行に適応する品種・育種素材の開発;温暖化の進行に伴い発生が助長するイネ病害(もみ枯細菌病・ごま葉枯病)に対する抵抗性品種・育種素材の開発
多様なニーズに対応する安定多収な茶品種の育成と安定生産技術の開発
摘要 病虫害複合抵抗性や多様な香味を持つ安定多収チャ品種の育成に関しては、 a) 輪斑病、炭疽病、クワシロカイガラムシに複合抵抗性の品種として育成した「なんめい」は、チャ育成系統評価試験、輸出対応型栽培...
摘要 抵抗性候補遺伝子の構造解析及び抵抗性遺伝子等の発現パターンの解析に関しては、 a) 水稲のいもち病抵抗性反応に関与する候補遺伝子として、パーオキシダーゼの1種であるPox3とセロトニン生合成遺伝子群を...
摘要 1. BTHなどの抵抗性誘導剤は、MAPキナーゼ・カスケード(OsMKK10-2、OsMPK6)を活性化し、その結果、WRKY45がリン酸化されて活性化し、病害抵抗性が誘導される。しかし、低温などの環境変化やアブシジン酸...