摘要 目的:果実肥大が裂開発生に及ぼす影響を明らかにする。 成果:裂果の横径肥大量は満開84日~94日で健全果より上回り、内部裂果が発生した時期と重なっていた。収穫時の果実の大きさよりこの時期の肥大量が...
摘要 目的:被袋処理はこうあ部裂開を軽減させるが、その機構を明らかにする。 成果:被袋処理によるこうあ部裂開軽減効果は果皮の柔軟性を増加させることによるものと示唆され、その機構はリンゴエクスパンシン...
摘要 目的:着果部位で裂開発生が異なることが観察されるので、樹体の水分ポテンシャルとの関係を検討する。 成果:降雨後、樹幹内部の水ポテンシャルと果実の肥大量は樹冠外部より高まり、収穫時の裂果発生率も...
摘要 目的:こうあ部裂開は樹勢の強い樹で発生が多い傾向があるので、環状はく皮による軽減効果を検討する。 成果:6月上旬の環状はく皮は8~9月の果実肥大量が無処理より低下し、こうあ部裂開の軽減効果がみられ...
摘要 目的:こうあ部裂開は夏場の多雨で発生が多い傾向があるので、黒ポリマルチ、敷きわらによる軽減効果を検討する。 成果:両者とも周囲からの水の流入があり、軽減効果は明らかでなかった。
摘要 目的:道産黒大豆の損傷粒発生要因を究明し、損傷低減対策を確立する。 成果:(1)道内の主産地A町におけるコンバイン収穫では、損傷粒の増加が認められた。収穫時の子実水分が高いほど損傷粒割合が大きい傾...