② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1.ゲノム情報データベースシステムの運用を行い、年間30万アクセスを維持した。この中で、イネ品種・特性データベ ースの情報をゲノム配列と関連付けるため、63系統の全ゲノム解読情報を公的データベース...
摘要 <目的>、近年,温暖化に伴う登熟期間の高温により,玄米の白未熟粒発生割合が増加し,一等米比率の低下を招いている(平成22年70.4%)。生産現場からは,高温に遭遇しても品質が低下しにくい「高温登熟耐...
東北地域における高温耐性と耐冷性を兼ね備えた水稲品種・育種素材の開発
摘要 <目的>、近年,東北地域では「つがるロマン」,「あきたこまち」,「ひとめぼれ」等主力品種において高温が原因と見られる品質の低下が問題となっている。一方,地球温暖化傾向の中で気象変動が激しくなっ...
高温障害に強く各種病害に抵抗性を有する高品質・多収の中晩生水稲品種の開発
摘要 三重県が育成した多収の中晩生品種「みえのゆめ」に、マーカー選抜育種法により、ごま葉枯病抵抗性遺伝子を導入した優良系統の選定を行う。
温暖化の進行に適応する品種・育種素材の開発;合成パンコムギおよび近縁野生種細胞質を利用した気候変動対応型パン用小麦育種素材の開発
大豆における開花期耐湿性の育種素材開発と関連マーカーの実用性検証
摘要 目的:温暖化に伴う降雨量増加条件下でも安定生産可能な大豆品種育成に資するため、耐湿性に優れる「植系32号」および新規遺伝資源の後代から耐湿性育種素材を開発するとともに、開花期耐湿性QTLの有効性を検...
摘要 1. BTHなどの抵抗性誘導剤は、MAPキナーゼ・カスケード(OsMKK10-2、OsMPK6)を活性化し、その結果、WRKY45がリン酸化されて活性化し、病害抵抗性が誘導される。しかし、低温などの環境変化やアブシジン酸...
摘要 <目的>、近年,温暖化に伴う登熟期間の高温により,玄米の白未熟粒発生割合が増加し,一等米比率の低下を招いている(平成22年70.4%)。生産現場からは,高温に遭遇しても品質が低下しにくい「高温登熟耐...
Ⅱ 千葉ブランドとなる新品種の迅速な開発と普及定着、(6)水稲・畑作物の新品種育成、選定及び栽培法の確立、1 水稲の新品種育成、選定、栽培法の確立及び種苗生産技術の確立、(2) 地域適応性検定試験
摘要 水稲育種研究室で育成した系統について県内各地域における適応性を明らかにし、本県の栽培に向く有望系統を選抜する。試験は県北東部に位置する水田利用研究室、九十九里地域の成東育成地、そして内湾地域...
イネの穂ばらみ期耐冷性と低温伸長性に係わる低温鈍感力の解明と育種法の開発
摘要 ABAの影響がサリチル酸で解除されるCDK・KRP遺伝子を特定し、タンパク質間相互作用を明らかにした。ABA分解酵素遺伝子が冷害危険期の葯のタペート層で強く発現することを明らかにした。ABA非感受性の変異を...
摘要 本県が食糧供給基地として新潟米ブランドを維持、発展していくため、多様なニーズに迅速に対応できる水稲育種の基盤技術を強化するとともに、トップブランドであるコシヒカリの温暖化対策の強化を図る。
摘要 春出荷花壇用苗物の代表品目であったパンジーは、11月を中心とした秋商品として定着し、花き生産者の多くが経営に取り入れている。秋~冬出荷品目の拡大に貢献している反面、播種時期や育苗法等新品種の特...
摘要 目的:現在育種中のいイチゴ「S3号」とエダマメ新系統の迅速な普及を図る ため、高品質安定栽培技術の開発を行う。着実な普及定着を促進するために、現地試験及び市場性調査を実施する。 内容:(1)イ...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカーの利用による育種素材の開発
摘要 「エンレイ」系で最も戻し交配が進んでいるのはBC2F4で、3つのQTL領域を持つ可能性がある個体を育成中である。3つのQTL領域を持つBC1F5は54系統育成中であり、草姿等の農業形質が劣悪な数系統については廃...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカー利用による育種素材の開発
摘要 目的:発芽時の冠水抵抗性QTL領域の近傍マーカーを利用して、抵抗性系統を育成する。また、選抜に用いた各マーカーの有効性を検証する。 成果:冠水抵抗性マーカーqStf1、qNod2、qGerについてのMASを実施し...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカーの利用による育種素材の開発
摘要 冠水抵抗性マーカーqStf1、qNod2、qGerの3つが揃った個体を得て、戻し交配に利用した。ペーパータオル法による冠水検定の結果、これらの3マーカーが揃ったF3個体の中に「エンレイ」より高い発芽率を示すも...
摘要 1)「F2(NK333×KA5)」から得られた106系統の種子(F3系統)について苗立枯病の発病程度を評価し、抵抗性には複数の遺伝子が関与していることを明らかにした。また、育成系統634系統について、低温条件下で...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカー利用による育種素材の開発
摘要 目的:発芽時の冠水抵抗性QTL領域の近傍マーカーを利用して、抵抗性系統を育成する。また、選抜に用いた各マーカーの有効性を検証する。「タマホマレ」×「PT19」の交雑後代を進め、DNAマーカー選抜を実施す...