摘要 (目的) 加工・業務用冬どりキャベツは、収穫時に外観からは分からない凍害(内部黒変)が発生すると大幅減収となる。 平成23年に冬どりキャベツの凍害発生の品種間差異について「ぐんま農業新技術」に...
気候変動対応型果樹農業技術開発事業 (2)気候変動に強い産地育成をめざした地域特産果樹や新規品目の評価
摘要 宮古地域の果樹栽培はマンゴーに特化しているが、露地栽培で生産可能な果樹品目が生産者からは求められている。有望な果樹品目として耐風性を有するパインアップルがあげられるが、宮古地域での果実品質や栽...
摘要 1)①スイートピーの高温障害の遺伝性について検討を行い、奇形花の後代は奇形花が多く観察されたが、明確な傾向が見られなかった。引き続き検討を行う。 ②エラータム系デルフィニウム栽培において、花芽発...
関西仏花および組花加工向け花材の栽培方法の確立 1.少量土壌培地耕での花木や草花類の需要期・短茎・安定生産技術の開発 4)リンドウの8~9月咲き品種での整枝と摘心による多収と高温対策技術の開発
摘要 目的:リンドウの短茎規格(45㎝)での収穫本数の増加技術を確立する。また、遮光資材による高温時の花の退色軽減技術を確立する。 成果:少量土壌培地耕の短茎栽培において‘ながの2号’では無摘心栽培が、‘ F...
摘要 目的:‘コシヒカリ’との差別化を図る収穫期の早進化栽培技術が必要となる。また、高温障害を受けやすい‘コシヒカリ’栽培地帯での生産拡大には、食味の安定化とともに、‘コシヒカリ’並の収量を得る多収生産技...
5.気候変動の影響評価と適応のための果樹栽培技術の確立 1)気候変動による生理障害との関係解明
摘要 1)-1気候が温州ミカンの日焼け果に及ぼす影響宮崎市、日南市、西都市の3カ所で日焼け果の発生率は16~20%程度であった。宮崎市、西都市では東面での日焼け果の発生割合が高い傾向が見られた。 1)-2ナ...
5.気候変動の影響評価と適応のための果樹栽培技術の確立 2)気候変動に適応した技術の開発
摘要 2)-1品種の育成①本県特産カンキツの優良系統の育成過年度にヒュウガナツの交配によって獲得された三倍体及び四倍体の接ぎ木個体を作成し、単幹仕立てに育成中である。②落葉果樹の優良系統の育成「シャイ...
摘要 【目的】エピジェネティクス効果を用い耐冷性を強化するためメカニズムを明らかし、品種特性によらず採種時の温度環境の調節により水稲の耐冷性を向上させる革新的な採種技術確立のための基礎的知見を得る ...
ピラミディング育種による病害虫複合抵抗性、高温耐性「コシヒカリNIL]の開発
摘要 県の水稲期間品種である「コシヒカリ」は、主要病害である縞葉枯病やいもち病の抵抗性をもたず、また高温障害の影響を受けやすい品種である。そこで、現在開発中の病害虫抵抗性を持たせたコシヒカリNILに、...
摘要 平成22年度の高温被害を受け、県では高温障害対策事業に取り組み、平成27年度には、「彩のかがやき」に「ハナエチゼン」の高温耐性QTLを導入した準同質遺伝子系統(NIL)が作出された。平成28年...
中山間地域における広域水田営農システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 中山間水田作については、小麦開花期予測モデル、マルチコプタ等による赤かび病適期防除は慣行作業時間の約1/2 を達成し、麦類赤かび病防除作業の運用技術を構築した。ダイズ作における優先度に基づく雑草防...
根系の非破壊・継続的観測手法を活用したレタスの湿害対策技術の評価
摘要 レタスの根系を非破壊かつ継続的に観測する手法を活用し、湿害に強い品種の選定を行い、湿害条件下で栽培した場合の根量を経時的に定量し、耐湿性を評価する。また、レタスを高地下水位条件で栽培し、酸素...
温暖化の進行に適応する品種・育種素材の開発事業に関する試験・研究開発
摘要 近年、高温に起因する胴割れ米の発生による品質低下が問題となっている。一方、気象の変動が激しくなっており、冷害のリスクもある。そこで、高温耐性と耐冷性を兼ね備えた系統の育成を目的として試験を行っ...
摘要 目的:県内で栽培されている果樹類について、安定生産に寄与できる果樹園の土壌管理及び施肥改善技術を開発する。 成果:台木をM.9ナガノとした場合のりんご品種別の施肥時期について調査を進めた。品種によ...
茶の需要拡大と生産力向上のための新品種、栽培加工技術、評価技術の開発
摘要 茶については、病害虫複合抵抗性の中生品種「かなえまる」(金谷33 号)を育成した。「MK5601」(枕系56-01)に特徴的に含まれている機能性成分に関する特許を1 件出願した。一番茶期は萌芽直前の霜害や凍害...
1 麦類新品種の育成 3)降雨耐性大麦品種育成に関する技術開発
摘要 目的:大麦の安定栽培に支障となる湿害と穂発芽に強い中間母本を作出する。また湿害耐性及び穂発芽耐性の機作解明と選抜用DNAマーカーを開発する。 成果:湿害では、水耕、ポット、圃場での各評価の関連性を...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 2 露地野菜の安定生産技術の確立 (4)盛夏どりメロンの高温対策技術の確立
摘要 白黒マルチの被覆により、慣行のグリーンマルチと比較して開花後1週間程度まで地温上昇を抑制できた。白黒マルチで被覆した試験区では収穫時の草勢を維持できた一方で、開花時では慣行区と比較して地上部...
摘要 目的:本県に適する優良日本ナシ品種(黒星病耐病性、自家和合性等を有する)を育成する。高品質省力栽培、「市田柿」の生産安定技術の開発について検討する。 成果:ナシ黒星病耐病性や自家和合性の導入を...
3 果樹における品種・系統適応性検定及び種苗増殖 5)モモの品種・系統適応性 モモの枯死症誘発要因の解明と回避技術の確立
摘要 目的:凍害によるモモ若木の枯死が問題となっているため、凍害の発生要因を解明し、回避技術を確立する。 成果:枯死症の発生には、土壌の硝酸態、樹齢、台木が影響していることを明らかにした。
環境変動に対応したブドウの着色向上技術の開発、1 着色向上技術の体系化、(4)土壌マルチング処理が着色及ぼす影響の把握
摘要 ピオーネ」において前年度まで効果が高かったタイベックマルチ処理については、異常な高昼温状況となった本年では、高温障害の発生を助長する傾向が認められた。一方、赤色品種では着色向上効果が高く、タ...