摘要 i)3品種・3年間のデータの統計分析により、子実のカリウム含量が高いほど大麦精麦白度が向上する傾向があり、これが年次変動に関係することを把握した。大麦雲形病抵抗性について、国内に広く分布するレ...
水稲・大豆・麦を基幹とした大規模水田輪作技術の組立実証 3)水田輪作営農指標の作成
摘要 水田作大豆・麦類の定着を図るためには,シェアを拡大することにより,市場における競争力を高めることが必要である。一方,大豆及び大麦の作付面積はともに全国第2位でありながら,作期の重複,湿害,作物...
摘要 i)重粘土転換畑の大豆作において、生育初期の湿害を軽減できる耕うん同時畝立て播種作業機を開発した。作業機は、75cm畝を同時に2列作ることができ、作業能率は1ha/日である。生育初期に発生する下位の分...
土壌乾燥等の圃場環境要因が大豆の生育及び収量・品質に及ぼす影響の解明と栽培管理技術の開発
摘要 i)干ばつ条件と摘果剤処理によって大豆の青立ち症状を再現したところ、稔実莢数が500個/m2を下まわると青立ち症状が発生することを明らかにした。さらに成熟期以降の青立ち程度の強い個体では、茎の水分...
摘要 i)大麦閉花受粉性に連鎖するAFLPマーカーを開発した。交配組み合わせにより閉花性が優性になる場合と劣性になる場合があり、これを説明する遺伝モデルを提案した。ii)小麦閉花受粉性系統「U24」を用い遺伝...
摘要 重粘土転換畑の大豆作において、生育初期の湿害回避が可能な耕うん同時畝立て播種作業機を開発した。耕うんと畝立て同時作業が可能となるようにロータリの耕うん軸と爪配列を改良した結果、一行程で幅75cmの...
摘要 i)大麦の閉花受粉性は1遺伝子支配であること、遺伝子が第2染色体上にあることを明らかにし、分子マーカーを開発した。ii)小麦閉花受粉性品種「Corrigin」の系譜を検討し、「Gluclub」が閉花性の起源であ...
摘要 i)低温下における根圏機能および根圏機能と作物の低温反応の関係を明らかにする目的で、水稲の幼穂形成期の根圏加温処理が稔実に及ぼす影響を解析した。加温により乾物重は大きくなり、株当たりの稔実粒数と...
摘要 北陸地域は六条大麦の主要産地であるが、単収は他地域に比べ低い。冬期間の雪・雨が多いことや、麦作が重粘土の転換畑に多く作付けされているため、湿害・雲形病・雪腐病が発生し、低収の原因となっている。...
摘要 寒冷農業地帯に多発する雪害、凍害、凍上害などの寒冷ストレスに対する大麦、小麦の反応を明らかにし、栽培法と合理的作付体系の構築に資する。このため生育条件の違いがストレス抵抗性に及ぼす影響の検討を...
摘要 水稲生育期間中に低湿重粘土の畑地化を促進する早期落水栽培および慣行水管理栽培を行った圃場で、水稲作後の大麦-大豆作を行った。大豆作では土壌の改善効果は持続していたが、4月下旬以降の生育が劣り、...
摘要 裸麦は耐湿性が弱いにも関わらず、排水不良な条件下で栽培されており、湿害は重大な減収要因である。また、多くの病害虫や他の環境ストレスによって、多大な減収をみることも多い。このように大麦は全体的に...
摘要 九州地域は我が国における二条大麦の主産地の一つであり、二条大麦は水田作の作付体系上重要な作物である。しかし、九州地域は麦作期間を通じて温暖で降雨が多く、特に出穂期以降が高温・多雨で湿害、穂発芽...
摘要 収穫・播種同時作業機を使用し、小区画、厚層多湿黒ボク土壌で乾物収量が最大となったソルガム-大麦1年2作体系について、転換初年目の大規模転換畑および沖積土壌で、各作物の生育、同時作業機の性能、体...