薬剤抵抗性天敵ダニ類の有用系統育成と継代飼育における特性維持技術の開発(129)
摘要 カンザワハダニの土着天敵であるケナガカブリダニの薬剤抵抗性系統の周年利用を可能にするため、非休眠系統との交雑選抜により、薬剤抵抗性と非休眠性を兼ね備えた系統を育成するとともに、有用形質の維持に...
摘要 オオタバコガは6年度より西日本を中心に多発生し、果菜類の収穫物や花き類のつぼみの中に食入し商品価値を著しく低下させるとともに、作物の中に食入するため農薬がかかり難く、難防除害虫となっていた。そ...
土着天敵によるアブラムシ類防除を核とした害虫の総合防除技術の確立(292)
摘要 ワタアブラムシにリサージェンスを引き起こす殺虫剤の、散布回数を異にする区画でのアブラムシ・捕食性天敵の発生、および塊茎の収量・品質を調査した。散布区はいずれもリサージェンスが起こり、散布回数が...
摘要 ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすく,各種果樹の難防除害虫として知られている。そこで天敵を利用した生物的防除が有効とされているが,果樹園のような大規模で開放的な環境条件下では,とくに土着天敵の利...
土着天敵群を用いたハダニ類、鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立(229)
摘要 ハダニの優占種は無防除園と殺虫剤無散布園では平成11年と同様,各々オウトウハダニとミカンハダニであった。一方,平成11年にナミハダニが優占した慣行防除園ではミカンハダニが優占した。これと対応して天...
土着天敵によるアブラムシ類防除を核とした害虫の総合防除技術の確立
摘要 北海道のばれいしょ生産では現在、生食・加工食品用が約4割を占め、今後この割合は増加すると予想されている。葉巻病やYモザイク病などのウイルス媒介や吸汁害を引き起こす主要害虫であるアブラムシ類の防...
摘要 チャバネアオカメムシの土着天敵として成虫寄生バエのマルボシハナバエと卵寄生蜂のチャバネクロタマゴバチが重要である。これらの寄生能力は実験的にはきわめて高いことが示唆されている。しかし、野外にお...
摘要 果樹ハダニ類の防除に最適な土着天敵群集を解明するため、主要な昆虫天敵であるハダニアザミウマ、ヒメハダニカブリケシハネカクシ、キアシクロヒメテントウの幼虫において、餌となるハダニの種の違いが発育...
土着天敵群を用いたハダニ類、鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立
摘要 農薬に過度に依存した防除体系は安全性や生態系に悪影響を及ぼすだけでなく、薬剤抵抗性の発達や誘導多発生の恒常化などの問題を引き起こしている。このため農薬を代替する技術を活用し、農薬使用量を可能な...
複数天敵利用を核としたハダニ、アブラムシ等総合防除技術の確立
摘要 カンキツの害虫種に対する個別防除技術を開発するとともに、害虫群管理の観点に基づき各種防除技術の組み合わせとそれらの相乗効果や補完関係等を解明することにより、カンキツ園での農薬使用量を半減する総...
摘要 導入天敵チュウゴクオナガコバチによるクリタマバチ制御過程の解明と、土着天敵クリマモリオナガコバチに対する影響評価を目的とする。長野県小布施町の自生グリから1993~1998年に羽化したTory...
摘要 ハダニ類は重要な害虫であり、近年薬剤抵抗性が発達して防除に困難をきたしているために殺ダニ剤以外の防除方法の実用化が期待されている。生物的防除では、導入天敵は生態系を撹乱するおそれがあり、土着天...
摘要 ハダニ類の土着天敵として有望視されているケナガカブリダニを材料に、PCR法を用いたDNAマーカーを中心とする遺伝的マーカーを作製し、飼育環境による多型の変動や系統間の差を調べることで、大量増殖...
摘要 難防除害虫として問題となっているオオタバコガの防除技術を確立するために、各地野外で発生するタバコガ類幼虫の土着天敵を探索したところ、2種の有望な寄生蜂が見つかった。この内の1種Meteorus...
摘要 平成8年度に比較して虫えい数が減少した地区が多かったが、この原因としてチュウゴクオナガコバチによるクリタマバチの密度減少に加え、改植による虫えい着生樹が多数伐採されたことがあげられた。一方、虫...
摘要 薬剤抵抗性の発達が著しい果樹ハダニ類の防除に最適な土着天敵群集を解明するため、防除強度の異なるナシ園でハダニと天敵の種構成及び各種天敵の捕食量を調べた。無防除園では昨年同様、オウトウハダニが優...
摘要 カンキツ園内ではアブラムシ寄生蜂数種が活動するが、その活動はある時期に限定される傾向を示す。また、カンキツのアブラムシの発生は新梢の伸長期に限定されて断続的になるため、発生初期に寄生蜂が不在と...
摘要 圃場におけるコナガの土着天敵の評価とハウスナスのミナミキイロアザミウマに対するナミヒメハナカメムシの評価を行った。圃場におけるケージ試験では、コナガの死亡要因としてはハナカメムシやクモなどの捕...
摘要 導入天敵チュウゴクオナガコバチによるクリタマバチ制御過程の解明と、土着天敵クリマモリオナガコバチに対する影響評価を目的とする。定期的にクリの新梢又はクリタマバチのゴールを採集後解剖し、クリタマ...
摘要 マツノマダラカミキリの有力な捕食性天敵昆虫のひとつであるオオコクヌストの天敵としての評価および利用技術の開発を行うことを目的とする。オオコクヌストは土着天敵であることから、8年度は野外に生息す...