土着天敵寄生蜂を利用した施設ナス科果菜類におけるアブラムシ類の防除技術の確立
摘要 目的:高知大学との共同研究で発見したアブラムシ類の有望土着天敵であるチャバラアブラコバチの施設ナス科果菜類における利用法を明らかにし、環境保全型農業に推進に寄与する。計画: (1)チャバラアブラ...
摘要 目的:現在利用されている天敵は、海外から導入されたものがほとんどであるが、土着天敵は、より高い能力をもつ可能性が高く、生態系への影響も少ない。そこで、施設果菜類の主要害虫に対する土着天敵の有望...
土着天敵等を活用した茶害虫クワシロカイガラムシ・チャノミドリヒメヨコバイの防除技術の確立
摘要 消費者の食の安全・安心への関心の高まりから、化学合成農薬の使用削減要望は一層強まる状況にあり、安全・安心をアピールできる特色ある茶生産技術の確立が急務である。そこで、茶の重要害虫であるクワシロ...
76.天敵等を利用したカキのフジコナカイガラムシの環境保全型防除技術の開発 (1)土着天敵類の特性評価と活用技術の確立
摘要 フジコナカイガラクロバチの産卵好適寄主齢は1,2齢幼虫でることが判明した。本種は、羽化時に約500個の成熟卵を持つ、pro-ovigenic型寄生蜂であった。産卵ピークは羽化当日で、6日目までにほとんどの卵...
集合フェロモンを利用した果樹カメムシ類の環境保全型防除技術の開発
摘要 近年、果樹カメムシ類の多発生が周期的に起こり、果樹生産における被害は深刻なものとなっている。最近の研究成果から、野外成虫に強力な誘引性を持つ集合フェロモンが製剤化され、卵寄生蜂、成虫寄生蠅など...
摘要 環境への負荷を軽減する観点から、土着天敵類の発生生態を明らかにし、クワシロカイガラムシに対する土着天敵類の密度抑制効果を活用した防除体系を明らかにした。また、クワシロカイガラムシ抵抗性検定法を...
摘要 施設ピーマン,ナス,トマトの環境保全型防除技術を確立する。(1)ピーマンではタイリクヒメハナカメムシの秋季2回放飼(1頭/m2/回)で栽培終了までミナミキイロアザミウマの発生と被害を低く抑えた。...
摘要 露地、施設を問わず多くの作物で、ネコブセンチュウや土壌病原菌による病害が慢性的な問題となっている。特にネコブセンチュウに寄生された植物は他の病害を併発することもあり、その被害は甚大である。本課...
摘要 農業害虫を主対象とした土着天敵の探索と有望性の評価手法を開発することにより、より効果の高い生物農薬を実用化し、天敵産業の育成をはかる。 研究対象 共通 戦略 園芸 専門 虫害 部門 野菜
亜熱帯地域における性フェロモン等を活用した安定生産技術の開発
摘要 甲虫目に属するクシコメツキにおいて、環境に優しい性フェロモンを利用した防除技術を開発する。 サトウキビ害虫に有望な土着天敵の生態を解明し、防除に利用する技術を開発する。 研究対象 サトウキビ 戦...
摘要 ばれいしょ圃場の殺虫剤無散布区のワタアブラムシ発生量は、食用3品種(「花標津」「キタアカリ」「男爵薯」)でも、昨年までの「農林1号」と同様に慣行散布区並みに非常に少なく、これが捕食性天敵による...
摘要 i)侵入害虫トマトハモグリバエの発育速度は、近縁種のマメハモグリバエと比較し、やや遅いことを明らかにした。また、その産卵選好性をトマト主要品種の「桃太郎」、「メリーロード」、「ミニキャロル」、...
リンゴ寄生ハダニ類に対する土着天敵類の探索および生態特性の解明
摘要 i)リンゴ樹上に有力天敵が存在しないリンゴハダニに対して捕食性を示すカブリダニをリンゴ園周辺植生上で探索した。その結果、フツウカブリダニとトウヨウカブリダニの2種は、リンゴハダニを与えた場合の...
土着天敵群を用いたハダニ類・鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立
摘要 ナシの重要害虫であるハダニ類と土着天敵類との相互作用を明らかにした。すなわち、無農薬園、殺虫剤無散布園、慣行防除園など薬剤の散布体系が異なるナシ園間で、ハダニ類及びカブリダニ類の種構成は大きく...
摘要 i)顆粒病ウイルスが核多角体ウイルスの感染力に及ぼす影響を調べるためにヨトウガとオオタバコガ幼虫を用いて両ウイルスの混合接種実験を行った結果、若齢幼虫では感染力増強作用の抑制が観察され、2種ウイ...
土着天敵によるアブラムシ類防除を導入したバレイショ害虫の総合防除技術の開発
摘要 ばれいしょ圃場において殺虫剤アセフェート散布区ではリサージェンス(誘導多発生)によってワタアブラムシが多発し、散布回数が多いほどその程度は顕著であった。一方、無散布区ではアブラムシの多発は起こ...
土着天敵によるアブラムシ類防除を核とした害虫の総合防除技術の確立(307)
摘要 殺虫剤散布回数を異にした圃場区画において害虫・捕食性天敵の発生を調査した。アセフェート散布区はいずれもワタアブラムシのリサージェンスが起こり、散布回数が多いほどその程度は顕著であった。これは捕...
摘要 果樹試験場およびその周辺地区において,クリタマバチ乾固虫えいを採集し,天敵であるチュウゴクオナガコバチの羽化消長を調査した。その結果,いずれの地域でも羽化数が2年連続して大きく減少し,100虫え...
摘要 ナシ園に発生するハダニ類(ナミハダニ,オウトウハダニ,クワオオハダニ)の卵および若虫に対する天敵昆虫(キアシクロヒメテントウ,ヒメハダニカブリケシハネカクシ)の選好性を検討した。また,ナシ圃場...
土着天敵群を用いたハダニ類、鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立(240)
摘要 防除強度の異なるナシ園において,主要害虫の一つであるハダニ類の発生動向とそれに対する天敵類の反応を調査した。また,各種ハダニを餌としたときの天敵類の産卵数を実験的に解析した。殺虫剤を用いない園...