摘要 1.キチョウにおいてはこれまでZ染色体を2本持っている遺伝的なオスが細胞内共生細菌であるボルバキアによってメス化されていると考えられていたが、Z染色体上の遺伝子の相対的存在量、及びその遺伝様式を...
土着天敵を有効活用した害虫防除システムの開発;ミナミアオカメムシの分布域の変動とその予測技術の開発
土着天敵を有効活用した害虫防除システムの開発;露地ネギの微小害虫に対する捕食性カメムシ及びクモを活用した害虫防除システムの開発
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) リンゴの有機農法再現圃場において、リンゴハマキクロバの天敵として、寄生蜂及び寄生ハエを確認した。 b...
摘要 1. ツマグロヨコバイの共生リケッチアはヨコバイの細胞の細胞質だけでなく細胞核内、さらには成熟した精子の核内にも存在していた。共生リケッチア感染ヨコバイと非感染ヨコバイの交配実験の結果、感染雌か...
露地ネギの微小害虫に対する捕食性カメムシ及びクモを活用した害虫防除システムの開発
摘要 露地ネギにおける難防除害虫の土着天敵である捕食性カメムシやクモを対象にこれらの発生を安定化させる害虫防除システムを開発するとともに、生産現場における体系化と実証を通じて土着天敵利用システムの普...
露地ナスのアザミウマ類に対する土着天敵を活用した害虫防除システムの開発
摘要 露地ナスにおいて、アザミウマ類を防除するための天敵温存植物等を利用した土着天敵保護体系について、ヒメハナカメムシ類と併用が可能なカスミカメムシ類防除に有効なピリフルキナゾン水和剤散布時期を決定...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 土壌微生物・病害虫診断技術の開発に関しては、a) 各地土壌のホウレンソウ萎凋病発病リスクを検定するため、国内57地点の採取土壌にホウレンソウ萎凋病菌nit変異株(M2-1株)を接種して病原菌の増減を計測し...
摘要 1. BT毒素Cry1Abが作用するために必要なカイコで同定されたABCC2遺伝子を培養細胞で発現させることにより、非感受性であったカイコ由来の培養細胞が感受性に変化した。これまで、BT毒素活性の検定にはチョ...
摘要 アスパラガス栽培での主要害虫であるネギアザミウマの土着天敵を調査した結果、アカメガシワクダアザミウマとヒメハナカメムシ類が多く見られ、周辺植物でも観察された。 、 ハウスアスパラガス栽培にお...
オクラ揮発性物質を用いた捕食性天敵ヒメハナカメムシ類の行動制御
摘要 土着天敵のヒメハナカメムシ類が、野外において未被害にも関わらず、オクラのつぼみに集合していることを明らかにした。ヒメハナカメムシ類が、つぼみ由来の揮発性物質に誘引されている可能性が考えられた...
露地ネギの微小害虫に対する捕食性カメムシ及びクモを活用した害虫防除システムの開発
摘要 露地ネギにおける難防除害虫の土着天敵である捕食性カメムシやクモを対象に、これらの発生を安定化させる害虫防除システムを開発するととに、生産現場における体系化と実証を通じて土着天敵利用システムの普...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a) 果樹園において地上徘徊性の天敵類を捕獲するピットフォールトラップの容器サイズが捕獲数に及ぼす影響を...
摘要 露地アスパラガス栽培での主要害虫であるネギアザミウマの土着天敵を調査した結果、アカメガシワクダアザミウマとヒメハナカメムシ類の発生が確認された。スワルスキーカブリダニ放飼、ボーベリアバシアーナ...
土着天敵ヘヤカブリダニを利用したミカンキイロアザミウマやハダニの密度抑制効果の検討
摘要 ヘヤカブリダニのネギアザミウマ増殖率への影響を調査した。23℃条件で,飼育ケージにネギアザミウマ成虫3頭を接種し,11日後に,ヘヤカブリダニ成虫2頭を入れ,ネギアザミウマ1世代経過後(33日後)の虫数...
ナスの病害虫管理技術の開発 、1)土着天敵を活用した施設ナスの総合防除体系の確立
摘要 福岡県の施設栽培ナスではアザミウマ類やコナジラミ類をはじめとする様々な害虫が発生し、これらに対する効果的な防除対策の確立が求められている。これまで、天敵製剤を利用した害虫防除が試みられてきた...
露地あるいは簡易ハウスにおけるナスのアザミウマ類に対する植生管理等による土着天敵の増殖とその活用による害虫防除システムの開発
摘要 露地ナスにおいて,オクラの作付けがヒメハナカメムシ類土着天敵とアザミウマ類等害虫の発生密度に及ぼす影響を明らかにするとともに、ナス上で土着天敵の定着性を高めるための管理方法を明らかにした。また...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 土壌微生物・病害虫の診断技術の開発に関しては、a)ダイコンのキタネグサレセンチュウについて、土壌締固め法を介したリアルタイムPCRによる新規検出手法は、従来のベルマン法に比較して精度が高く、被害の...