摘要 傾斜地の温州ミカンは,省力化の遅れによる生産コスト高や安値により所得が減少している。また,有機物投入量の減少による保肥力の低下や放任園の増加による景観の悪化が進んでいる。そこで,省力・軽労化と...
摘要 傾斜地用堆肥散布機の改良と省力的効率的散布を検討すると共に袋詰め堆肥や固形化堆肥の作製と施用性を確立する。 研究対象 カンキツ 専門 土壌肥料、農業機械 部門 果樹
高品質カンキツ生産のための養水分管理技術並びに傾斜地園地の省力化と整備技術の体系化
摘要 温州ミカンを中心とする高品質カンキツの連年安定生産のための、より省力・軽労的で低コスト型のマルドリ方式について、品質、安定生産性、環境負荷低減などの効果の実証を進めて体系化し、水分管理に圃場で...
カンキツの連年安定生産のための養水分管理・制御並びに園地管理技術の開発
摘要 「マルドリ方式」の高度化を図る目的で、施設の適切な設計を支援できるシステムを開発した。また、樹体に応じたかん水が可能となるように水分状態を簡易に把握する手法の開発を進めた。さらに、点滴かん水施...
摘要 傾斜地の温州ミカンは,省力化の遅れによる生産コスト高や安値により所得が減少している。また,有機物投入量の減少による保肥力の低下や放任園の増加による景観の悪化が進んでいる。そこで,省力・軽労化と...
摘要 高品質安定生産の水管理を行うために、カンキツの1樹単位の春季から秋季までの年間水分消費量の多雨年としてのデータを収集するとともに、簡易樹体水分計測機を試作した。また、カンキツ園における点滴灌水...
摘要 i.家畜ふん尿による環境汚染防止対策技術の体系化 放牧地・傾斜地における環境保全対策の確立(1)環境負荷のモニタリングと実態(予想)図の作成 (i) 試験目的 放牧地での環境負荷の実態を明らかにするた...
摘要 目的:生育不良対策の一環として、低位生産園において高位安定生産(青果収量2t/10a)を図るための栽培管理技術を開発する。計画:・適正樹体管理法、・適正施肥法、・適正根域管理法、・急傾斜地土壌肥沃管...
摘要 1 狭幅テラスに適した新樹形の開発 1)狭幅テラスに適した樹幅の解明 現地と所内の急傾斜の階段園で3トン以上の反収を確保しながら収穫運搬作業の大幅な省力化を図るには,テラス面の均平化,0.7m幅の作...
摘要 周年マルチ点滴潅水同時施肥法(マルドリ方式)による普通温州の成木における果実品質向上ならびに収穫前施肥による品質への影響を明らかにした。i)本施肥管理法により、糖度は露地栽培よりも約2度増大した...
摘要 11年度は通年マルチ処理によって、細根量が増加することを確認した。堆肥あるいは客土処理で、堆肥中や客土した土中に新根が多数伸長していた。より一層の細根量の増加を図るには、一般的客土よりも堆肥様有...
摘要 11年度は非破壊選果機を導入しているカンキツ選果場を調査し、施設の故障時の対応に選果施設の各工程を多くの会社で請け負っているプラントでは、時間のかかる傾向にあることを明らかにした。また、非破壊選...
カンキツ果樹水分生理制御技術による高品質果実生産技術の開発(10)
摘要 11年度は温州ミカンの浮皮が10ppmプロピルデヒドロジャスモン酸と10ppmジベレリンの混合液散布で明白に抑制されることを明らかにした。温州ミカンの着色開始前の9月処理で効果が顕著であった。従来見られた...
摘要 カンキツの栽培条件が糖酸度等に及ぼす影響を解析・予測するニューラルネットワークモデルによって、11年度は主にカンキツの植栽位置の斜面方位が果実品質に及ぼす影響を解析した。北から時計回りに、北東...
摘要 11年度は降雨流出量が、作業道を舗装したり、マルチを敷設することにより、整備・敷設前に比べ増加し、小雨でも流出が生起するようになることが明らかとなった。この結果は、作業道整備やマルチ敷設等によっ...
摘要 11年度は園内作業道の設計担当者が1時間程度で1園地の園内道の設計が可能となるように、設計支援シミュレータの操作性を改良した。本支援シミュレータの適応性を聞き取り調査したところ、3次元鳥瞰図表示...
摘要 11年度は作業道整備が土壌流亡に及ぼす影響を調査した。一雨ごとの降雨流出率は作業道整備前後で大きな差異はなかったが、一雨雨量100mm以下の雨量での降雨流出率は、作業道整備後に大きな値を示すことを明...
摘要 急峻傾斜地カンキツ園における省力的管理作業化を図るため、片排土ロータリを装備し、低速で造成作業ができる狭幅作業道造成機を開発し、モノレールに接続する作業道の造成方法について検討した。造成機は小...
摘要 本研究では、軽労型高品質果実生産技術、急峻傾斜地における軽労化技術および園地保全技術を導入し、中山間カンキツ地域の活性化に生かすことのできるように、各技術開発を体系化し、営農システムを確立する...
摘要 本研究では、通年マルチ及び潅水と同時に施肥を行う方法による高品質果実安定生産を行うための潅水基準を策定するため、カンキツ水分生理機構を解明する。12~13年度は、分光反射特性や葉気温差測定により、...