アルボウイルス感染症等の亜熱帯地域に多発する疾病の防除法の開発
摘要 亜熱帯地域に多発する疾病研究に関しては、 a) 平成27年に鹿児島及び沖縄で発生した牛流行熱ウイルスのG遺伝子領域の遺伝子解析を行った結果、中国本土分離株と高い相同性を示したが、中和エピトープ領域の...
革新的接ぎ木法によるナス科野菜の複合土壌病害総合防除技術の開発
摘要 目的:革新的接ぎ木によるナス科野菜の複合土壌病害防除技術により被害面積(額)及び土壌くん蒸剤の使用量を50 %削減する。、成果:多段接ぎ木ナスは、慣行接ぎ木ナスに比べて、青枯病の発病を抑制するこ...
摘要 目的:生活史サイクルの短いハダニ類では発生期間の遅延や発生量の増加がみられ、以前よりもハダニ防除が困難になっている。一方、殺ダニ剤散布による防除は、薬剤抵抗性発達の観点からもこれ以上の散布回数...
土着天敵を有効活用した害虫防除システムの開発;露地あるいは簡易ハウスにおけるナスのアザミウマ類に対する植生管理等による土着天敵の増殖とその活用による害虫防除システムの開発
夏秋トマト栽培の脅威となっている難防除病害虫の緊急対策試験、
摘要 目的:久万高原町の夏秋トマトで、被害が増加しているかいよう病の土壌消毒法や、すす病の原因となるオンシツコナジラミの天敵を活用するための薬剤選定など総合的な防除対策技術を確立する。、成果:かいよ...
省力・環境負荷低減型防除技術の開発、1 省力的な薬剤処理技術の確立、(1)殺菌剤の果房浸漬による病害防除
摘要 満開時(第1回目ジベレリン処理)、5日後、10日後(第2回目ジベレリン処理)、15日後にスクレアフロアブル1,000倍の果房浸漬を実施し、晩腐病、苦腐病に対する防除効果を検討した。晩腐病については、満開...
摘要 小型汎用コンバインを基軸とした収穫作業体系の実証では、岩手県沿岸地域におけるナタネ、ダイズ収穫への小型汎用コ ンバインの適応性を確認するとともに、新たにゴマ収穫のための課題を抽出した。 中山間地...
省力・環境負荷低減型防除技術の開発、1 省力的な薬剤処理技術の確立、(2)殺虫剤の果房浸漬による害虫防除
摘要 ディアナSCの袋かけ前果房浸漬は、収穫期のチャノキイロアザミウマの被害において、袋かけ前日数3,7,10,15日の区間で比較した。袋かけ前15日区では被害が見られたが軽微であった。袋かけ3、...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 高性能・高耐久コンバインの開発では、脱穀機構が異なる2型式(バーツース方式、ドラムツース方式)のコンバインを試作してコムギ、水稲、ダイズの収穫試験を行い、試作機の基本性能を把握するとともに、次...
省力・環境負荷低減型防除技術の開発、1 省力的な薬剤処理技術の確立、(3)スタークル顆粒水溶剤の樹幹塗布によるクワコナカイガラムシに対する防除
摘要 試験樹1樹において、南北に主枝単位で処理を行い、収穫期にクワコナカイガラムシによる被害果房数により効果を調査した。処理した主枝では、無処理の主枝に比較し本虫の被害果房が少なく、防除効果が認め...
土着天敵を有効活用した害虫防除システムの開発;果樹栽培において土着天敵資源を有効に活用するための植生管理技術の開発
省力・環境負荷低減型防除技術の開発、2 果実への被害を生じない省防除体系の確立、(1)ブドウべと病省防除体系の検討
摘要 本年の試験圃場におけるべと病の初発は7月中旬であった。袋かけ直前まで定期的な調査を実施したが、花穂、果房、葉におけるべと病の発生はみられず、省防除体系の防除効果は判然としなかった。6月10日か...
新たな農業生産システムの構築に資するIT・ロボット技術等の基盤的技術の開発
摘要 トラクタ直進作業を支援する作業システムの開発では、高精度直線アシスト装置は、開発が完了し、平成28年度にモデル 市販の予定である。さらなる適用性の拡大や実用性向上のため、トラクタ前方の風景画像を...
省力・環境負荷低減型防除技術の開発、2 果実への被害を生じない省防除体系の確立、(2)ブドウさび病に関する試験
摘要 袋かけ後のべと病およびさび病の同時防除効果を調査した。無散布区では甚発生条件下の試験となった。本年度は、べと病、さび病ともに省防除体系(45日間隔)で、慣行防除(30日間隔)とほぼ同等の効果が認め...
省力・環境負荷低減型防除技術の開発、2 果実への被害を生じない省防除体系の確立、(3)オウトウショウジョウバエに対する新規薬剤の効果と残効
摘要 本年は、収穫盛期~後期においてもオウトウショウジョバエの発生は少なかった。このため供試虫が得られず殺幼虫・成虫試験は出来なかった。残効の試験についても、6月26日に各薬剤を散布したが、無処理区...
摘要 目的、 クリシギゾウムシ(以下クリシギと略)の防除に用いられてきた臭化メチルは2013年に使用禁止となり、代替剤のヨウ化メチルの価格は高騰している。生産者の高齢化のため急傾斜地の樹高の高い老木への立...
摘要 目的:イチジク株枯病に対する早期診断技術を開発するとともに、抵抗性台木の導入、土壌改良、薬剤防除を併せた総合的な防除対策を開発する。、成果:抵抗性台木として期待される‘キバル’、‘ネグローネ’、‘...
摘要 平成22年度までの5年間で花粉対策事業(主伐)によって皆伐後、再造林した面積は、175haにのぼる。この地では、植栽木が10月にオスジカの角こすりによって甚大な被害を受けることが明らかとなった。奥多摩...
増殖源抑制型の革新的ホウレンソウケナガコナダニ防除対策の確立
摘要 目的、 中山間地域における雨除けホウレンソウ産地では、ホウレンソウケナガコナダニの被害が増加しているため、コナダニが発生しにくい土壌管理技術及び防除判断技術の精度向上とベイト剤での防除技術を確...
摘要 ジャガイそうか病の、土壌消毒薬剤使用の要否の判断基準となる「土壌診断技術」の開発、診断結果に基づく生産者の意思決定を支援する「対策支援技術」を開発する。