転炉スラグによる土壌pH矯正を核としたフザリウム性土壌病害の耕種的防除技術の開発
摘要 目的:転炉スラグの施用によるレタス根腐病の耕種的な防除方法、高pH条件下における復元水田での栽培が水稲の生育・収量・品質・養分吸収量・いもち病の発生に及ぼす影響、土壌中の全窒素量や可給態窒素量...
寒冷地の畑・野菜作における省資源・環境保全型生産技術体系の開発
摘要 カバークロップや地域の有機質資材の利用、田畑輪換に関しては、化学肥料・農薬の50%削減リビングマルチダイズ栽培体系を岩手県内の2箇所の農家圃場(奥州市;沖積土・田畑輪換、二戸市;沖積土)で試行し...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 はくさいの露地越冬どり向け品種の育成では、1)新作型の開発では、既存品種が早期抽だいする中、選抜系統は極晩抽性を示した。2)極晩抽性について、有望な選抜マーカーとなる可能性のある配列を見出した...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 1)はくさいの露地越冬どり向け品種の育成では、晩秋播き露地栽培において、晩抽性、越冬性、結球性に着目して個体選抜と後代採種を行った。また、開花関連遺伝子発現パターンを調査し、晩抽性の育種素材と...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 1)トマト褐色根腐病の病害発生程度の異なる病害発生土壌と非発生土壌の微生物多様性について細菌、放線菌、糸状菌を対象にeDNA法を用いて解析し、非発生土壌特有の糸状菌を見出し、土壌中から単離するとと...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 1)越冬冬春どり栽培を可能とするはくさい品種を育成するために極晩抽性個体を選抜した。心止まり性トマトでは、低段栽培向けに早生多収の「トマト盛平1~3号」を選抜し、21年度から系統適応性検定試験・特...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 1)寒地土壌における指標微生物群集等の解明に向けて、トマト褐色根腐病あるいはそうか病の発生土壌を用いて環境DNA分析による微生物群集構造解析を行い、病害発生土壌に特有の群集構造が存在することを見...
摘要 1)てん菜のそう根病抵抗性系統と高糖型系統のF2において、後代で高糖型そう根病抵抗性系統の育成が期待でき、かつ既存の高糖型系統並に高いBrix値を示す系統が得られた。また、系統間の発病指数を高い再現...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 1)はくさい極晩抽性品種では、晩抽性、結球性、越冬性の高いF1親候補を選定した。2)ゆり個体の光合成の最適温度は18~23℃である品種が多く、発蕾時と比較して開花時における葉面積当たり光合成速度およ...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 1)土壌中のトマト褐色根腐病原菌を特異的に検出できるPCR法を確立し、この手法によって病害発生履歴のある農家土壌と長期病害未発生の農家土壌を識別できた。2)トマト根圏におけるPythium oligandrum(P...
摘要 (1)有望一代雑種系統の各種特性を全道各地で検定し、「北海93号」を高糖型系統として選抜した。そう根病抵抗性系統の育成は順調に進んでいるが、輸入品種より根中糖分は高いものの、糖量で劣ったため、地方...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 (1)にんにくの周年出荷を目的にした長期保存時品質保持に必要な温度や乾燥条件を明らかにし、現地施設での貯蔵技術の指針になるデータを得ることができた。(2)新しい作型の開発に資するはくさい極晩抽性系統...
摘要 目的:ホモプシス根腐病病原菌の生態的特性並びに感染・発病機構の解明に基づく発病抑制手法を案出する。また、露地栽培では事例のない遮根シート等で根域を非汚染土壌内に制御して病原菌との接触を阻止する...
てんさい一代雑種育成における選抜及び検定方法の開発(103)
摘要 根腐病では、検定ほ場において根腐病を従来よりも効率的に発病・検定可能な機械接種に結びつく粉末・地上部接種方法を開発した。育種試験の高精度・効率化に関しては、精密真空播種機の利用による播種作業の...
摘要 花粉親系統では、そう根病抵抗性、根腐病抵抗性、黒根病抵抗性及び褐斑病抵抗性系統を選抜した。種子親系統では、新たなO型系統の選抜・育成と同時に育成系統の生産力、組合せ能力検定、優良系統については...
摘要 直播適性に関与する要因で重要な低温発芽性及び苗立枯病抵抗性の検定法を検討した。低温発芽性に関しては、簡易発芽試験の結果、低温条件下の発芽日数や発芽率は明らかな遺伝形質であることが確認され、有望...
テンサイ根腐病に対する抵抗性の機作の解明及び検定法の開発(139)
摘要 テンサイ根腐病菌の接種源、供試植物体の生育量等の接種条件をかえた人工接種法により、圃場試験で抵抗性程度の異なる3品種・系統の抵抗性発現程度の差異を調べた。品種・系統の根腐病抵抗性の検定は、菜根...
摘要 農水省ジーンバンク事業の一部を担当・実施し、我が国の植物遺伝資源の維持保存に協力するとともに、遺伝資源の生理的・生態的特性及び遺伝的特性を調査し、てんさいの優良品種の育成に役立つ情報並びに育種...
摘要 てんさい優良品種の早期育成を目的に、米国とは多収性、根腐病抵抗性、ドイツとは高糖・高品質、そう根病抵抗性、オランダとはそう根病抵抗性、褐斑病抵抗性、根腐病抵抗性一代雑種品種の育成を目指して共同...
摘要 褐斑病抵抗性検定に用いる病原ほ場接種機を開発し、接種作業の効率化と検定精度の向上を果たした。根腐病では、分離世代の遺伝分散から内部腐敗を含む抵抗性に関する遺伝率を推定し、量的遺伝子効果を明らか...