摘要 目的:ニホンナシ既存園では改植障害が発生しやすく、短期間での成園化に苦慮している。また、‘秋泉’は紫変色枝枯れ症が発生しやすい。これらの問題を解決し、改植を前提に樹体ジョイント仕立てを核とした‘...
4生育診断・予測技術の確立 (6)なしにおけるいや地リスク軽減技術の開発
摘要 目的:いや地リスク診断技術を確立するとともに、その軽減技術を開発し、現地における改植推進の資とする。 成果:レタス種子の発根程度を指標としたバイオアッセイ法を試みたところ、供試した樹齢や品種は...
摘要 これまでの成果から「樹体ジョイント仕立て法」と「2本主枝一文字仕立て法」について、早期成園化技術及び省力化技術としての有用性及び導入条件を整理した。また「樹体ジョイント仕立て法」及び「2本主...
摘要 「大房」幼果の発育ステージと耐寒性の関係についてインキュベーター試験を行ったところ、-4℃程度の低温ではどのステージにおいても寒害が発生した。今後は主要品種の幼果の発育ステージと耐寒性の関係に...
摘要 ビワの栽培歴のない圃場を含めた南房総地域における最低気温あるいは寒害の実態把握を行い、主力品種「大房」における寒害と気温の関係に基づく栽培適地判定マップを開発する。 緩傾斜地及び急傾斜地圃...
摘要 簡易に実践可能な改植技術を確立するため、盛土式客土法の効果を明らかにする。2016年に2年生の苗木を定植した施設栽培では、無客土区と比較して初期収量は増加し果実品質は同程度である ことが明らかと...
摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、汚染圃場を作製のための接種を行ったが、圃場全体に均一に発病を促すことはできず、薬剤による消毒試験は見送った。そこで、圃場の汚染 状況や消毒...
園芸作物の生産性向上技術開発 ~ナシ樹体ジョイント仕立ての検証による東京型改植モデルの確立~
摘要 ナシは、都内の主力生産品目であり、「多摩川梨」、「多摩湖梨」としてブランド化し、贈答、直売、ナシ狩り用など、多様な販売形態に対応している特産品である。しかし、近年、高樹齢化や土壌伝染性病害によ...
摘要 県内ナシ産地では、髙樹齢化による樹勢低下から、計画的・戦略的な改植への取り組みを進める必要がある。直線的で簡易な新しい整枝により作業体系を再構築し、省力化を図る。
果樹病害虫防除試験 (2)かんきつ早期成園化の阻害要因となる育苗期害虫の新防除技術確立試験
摘要 目的:改植園地で害虫の新梢加害による生育阻害が見られる事例が多い。使用が苗木に限られる薬剤や殺虫範囲の狭い薬剤などの偏用による影響が考えられる。そこで、育苗時に使用が想定される薬剤の殺虫効果を...
アスパラガス生産に働き方改革を!改植技術「枠板式高畝栽培」を基盤とした省力安定栽培システムの開発
摘要 省力的かつ安定生産可能な経営を実現するため、気象条件が異なる主要産地において、雨除けおよび露地条件で「枠板式高畝栽培」を実施し多収品種を選定するとともに「自動収穫ロボット」等を活用したアスパラ...
摘要 天草地域では、温暖な気候を活用して、「河内晩柑」、ポンカンなどの中晩柑類が栽培され、特産カンキツとして定着しているが、経営規模が小さく、生産者の高齢化などから基盤整備や改植更新が進みにくく、既...
秋田の顔となる野菜のブランド化と安定生産を支援する新規栽培技術の開発
摘要 目的:アスパラガスでブランド化に対応した露地野菜類の高品質・安定生産技術の開発を行う。また、トマト、キュウリ、ヤマノイモ、エダマメの労働環境を改善し持続的生産を可能にする施設野菜類の省力・安定...
ナシ・ブドウ・モモ・その他果樹の育成系統及び新品種の適応性検定試験[第4次]
摘要 目的:本県に適応性が高い果樹の品種・系統を選抜するため、ナシでは7品種を供試し、内結実した3品種の特性調査を行った。、成果:ブドウでは供試した8品種の内、‘クインニーナ’、‘オリエンタルスター’の...
摘要 目的:最上地域への本格導入から9年目を迎えるアスパラガスについて、今後予想される収量減少に備え、改植技術を開発する。、成果:①根株の処理方法は、掘り取り機で畝内の古株を搬出後、耕耘することで効率...
Ⅴ 地域条件に応じた農業経営研究の推進、[19] 力強い農業と担い手を支える経営管理システムの確立、1 ニホンナシの改植支援技術の開発、(1) ナシ長期経営シミュレーションシステムの開発
摘要 既に開発した改植意思決定支援システの改善を行い、指導者や生産者が利用できるようにシステムを完成させた。現地で行われている「改植漸次縮伐法」「樹体ジョイント仕立て法」についてはシステムに導入し...
摘要 客土によるいや地軽減効果を砂質土の現地圃場において実証する。また、客土量を減らした場合のいや地軽減効果を明らかにする。現地圃場における定植3年目の生育は、客土した区がしない区に比べて優れた。...
摘要 発病跡地に温水消毒を行い苗木を定植した場合、定植2年目には再防除等を行う必要があることが明らかとなった。また、温水消毒後に微生物資材又は薬剤のかん注を行うことにより、白紋羽病の感染をより長い...
摘要 温水処理と併用した土壌還元消毒により、秋冬期に白紋羽発病跡地を消毒する技術を開発した。温水処理と低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒法は、11月中旬の処理まで高い殺菌効果が得られた。また、発病...
12.新鮮で安全な農畜産物を安定して提供するための技術開発、(2)樹体ジョイント仕立てを活用した果樹・枝物の安定生産技術の確立、(ア)樹体ジョイント仕立てによる神奈川ナシ産地の持続的発展技術の開発
摘要 目的:小規模な経営でも導入可能な、ジョイント仕立てを利用した部分改植技術を開発する。「ナシ樹体ジョイント仕立て」の経済樹齢を明らかにする。慣行栽培法では予防・治療が困難なナシ萎縮症の発生が軽減...