摘要 5年度に系統適応性試験の新配布系統とした「石垣1号」および「石垣2号」は、8月収穫では結実不良になったが、盛夏を外した作期では収量性、莢形質とも優れ新品種候補として有望と判断された。8月の高温...
摘要 亜熱帯(沖縄県)における夏期の野菜は、高気温や高地温あるいは台風のため、生育障害及び物理的被害が大きく栽培が難しい。そこで夏野菜の代表であるトマト(ミニトマト)を取り上げ、亜熱帯地域に適した品...
メロンプロトクローン選抜による耐暑性・耐虫性付加系統の作出(50)
摘要 メロンプロトプラストからの再分化効率について品種間差異を検討した結果、‘Charentais’が選定された。他の品種では奇形が著しく幼植物が得られなかった。目的とした形質のうち、耐虫性については...
摘要 高温条件下での初期生育を選抜指標に‘加賀節成’、‘光風抑制3号’、‘れんせい’など耐暑性の優れた品種を選定した。また、‘Libella’、‘SKW-190’など生育中後期の草勢低下が小さい品種を選定した...
摘要 キャベツではベストと早秋、ハクサイでは捲翠とTropical OK50、ダイコンではエベレストの耐暑性が大きく、高温時でも収量が多いことが明らかになった。夏期のダイコンにネピアグラスの敷草マル...
摘要 CIATから311系統、フィリピンから5系統、スリランカから7系統、USDAから耐暑性保存2系統を導入した。これら合計325系統を石垣島で夏期に露地栽培したところ、スリランカから導入した1系統...
摘要 宮古・八重山諸島において、食用作物を中心とした植物遺伝資源の探索収集を行った。高温多湿、干ばつ、台風による強風害、潮害などの過酷な気象条件や痩せた土壌、病害虫多発の中で残存してきた在来系統は耐...
摘要 亜熱帯(沖縄県)における夏期の野菜は、高気温や高地温あるいは台風のため、生育障害及び物理的被害が大きく、栽培が難しく生産量が極端に少ない。また農業従事者の高齢化も見られ、いわゆる3K作業の代表...
摘要 トールフェスクの季節生産性・耐暑性・嗜好性等に優れた優良品種を育成するための育種操作を継続した。晩生品種育成のため、選抜基礎集団から選抜した栄養系について栄養系評価試験を行い、優良な24栄養系...
メロンプロトクローン選抜による耐暑性・耐虫性付加系統の作出(48)
摘要 プロトプラストの培養変異を利用した育種素材の作出を目標に、耐暑性系統作出の素材として‘アールスフェボリット夏系7号’を供試し、高率で安定的に再分化植物を得るための培養条件を検討した。培養プロトプ...
摘要 代表的な夏キュウリなど5品種を対照とし、新たに導入した61品種について、4月播種のハウス夏期栽培で耐暑性を検討した。一部の品種はつる割病の発生によって耐暑性が判然としなかった。現在の市販品種は...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-キク(130)
摘要 キク切り花の施設生産では、夏期の高温による花芽の分化・発育の異常、開花遅延が大きな問題である。この課題では、適日長限界値の大小から高温下での開花遅延程度の大小を判定する手法を用いて、耐暑性の高...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-カーネーション-(131)
摘要 カーネーションの高温下での栽培では、花持ち性の低下が問題となっており、夏期の高温においても観賞期間の長い育種素材の開発を図る必要がある。そこで既存品種の花持ち性をスクリーニングするとともに、花...
摘要 バラでは夏期の高温期に切り花長が短くなる障害のほか、ブルヘッドと呼ばれる奇形花の発生、切り花でのベントネックの発生など品質の低下が問題となっている。ベントネックの発生の少ない品種・系統のスクリ...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-ラン類(133)
摘要 初秋の比較的高温時までに花芽形成し、年末出荷が容易な育種素材スクリーニングを目的とした。主茎発生後冬季最低気温を20℃に設定して止め葉形成期を早め、花成反応の起こり易い条件下で検討した。12月...
摘要 優れたシロクローバ新品種の育成のためには、母材として多様な特性を備えた遺伝資源を数多く収集し、それらに対して的確な評価を行う必要がある。4年度は、3年度までに各形態形質及び病害抵抗性等の調査を...
摘要 インゲンマメは温帯マメ科作物の中でも耐暑性が低く、我が国でも西南暖地以南では夏期は山間地以外では栽培が困難である。しかし、熱研の遺伝資源収集によって、東南アジアから耐暑性の高い系統が収集されて...
摘要 中華人民共和国・上海市農業科学院並びに広東省農業科学院において、野菜の耐暑性の改善に関する研究を、育種、栽培の両方面から実施した。キュウリでは、日中双方の品種を利用して、上海で滬103号、広東...
摘要 トールフェスクの季節生産性・耐暑性・嗜好性等に優れた優良品種を育成するための育種操作を継続した。晩生品種育成のため,選抜基礎集団から選抜した栄養系について栄養系評価試験を行い,優良な25栄養系...
摘要 品種レベルの組み合わせによる混播適性、利用2年目について検討した。アルファルファ(AL)とオーチャードグラス(OG)の組み合わせでは、ALがOGに優占し、年間のマメ科率は62~80%であった。...