サヤインゲン品種「ハイブシ」が示す耐暑性の市販品種への導入(162)
摘要 国際農研沖縄支所が開発した耐暑性サヤインゲン品種ハイブシ(つる性)は高温下で多収を示す。しかし若莢が短く色が淡い欠点がある。本課題ではハイブシの耐暑性を他の市販品種に導入し熱帯・亜熱帯地域で栽...
摘要 平成10年度に選抜した安濃14~17号を主体に、周年生産能力検定、挿し穂生産力検定、シロサビ病抵抗性検定を実施した。安濃14~17号は高温時には開花遅延し花色の発現が不良となり、耐暑性は高くな...
トリフォリューム近縁種からシロクローバへの耐干性及び耐暑性の導入(231)
摘要 シロクローバ(Trifolium repens, 2n=32, Tr)へ耐暑性及び耐干性を導入する目的でクローバ近縁種T.occidentale(2n=16,To)及びT.uniflorum(2n=32,Tu)との種間雑種の作出を行う。11年度はシロクローバと2近...
サヤインゲン品種「ハイブシ」が示す耐暑性の市販品種への導入(165)
摘要 サヤインゲン品種「ハイブシ」が示す高度の耐暑性を他の品種に導入することを試みている。品種「黒種衣笠」を種子親、「ハイブシ」を花粉親として得られる雑種を栽培すると着莢が極めて不良となった。しかし...
摘要 雲形病抵抗性系統、フランス品種「Lude」、マキバミドリ、那系21~24号を素材とした、早生(PE97)、中生(PM97)の2選抜群について3サイクル目の選抜と採種を行った。2サイクル目の種子...
摘要 熱帯性の豆科地下作物ヤムビーンは水分が多く生食可能なデンプン質の塊根を生産する。夏季高温年は多収になるが、四国地域では今一歩、収量に安定性を欠いている。このため、温帯適応性付与を目的として、ヤ...
トリフォリューム近縁種からシロクローバへの耐干性及び耐暑性の導入(226)
摘要 シロクローバに耐干性と耐暑性を導入することを目的にTrifolium occidentale, T.uniflorum, T. ambiguumとの交配を試みた。Trifolium occidentaleとの交雑から1個体の雑種植物を育成し、生育・形態特性の調...
摘要 沖縄では夏季の野菜栽培は高温のため極めて困難である。このため夏場の野菜消費は、高価格で鮮度の低下した本土からの移入野菜に頼らざるを得ない。国際農研沖縄支所はこの困難を克服し、沖縄での夏野菜の供...
牧草類の内生ベタイン含量向上による環境耐性・飼料価値の向上(67)
摘要 植物に耐塩性を付与することが明らかになってきた内生物質であるベタインについて、その多面的効果とその効果の草種間差を解明すると共に、ベタイン合成遺伝子の単離を行った。ベタインは多くの牧草類の耐暑...
トリフォリューム近縁種からシロクローバへの耐干性及び耐暑性の導入(222)
摘要 シロクローバへ耐旱性及び耐暑性を導入するために、クローバ近縁種T.occidentale、T.uniflorum との相反交雑及びF1(T.ambiguumxT.repens)への戻し交雑を行...
Festuca-Lolium属間雑種利用による新型牧草の育成
摘要 多くの寒地型牧草の温暖地における永年利用の限界は年平均気温12℃程度までで、それ以上では利用可能草種の制約が大きく、維持年限も不十分である。13℃程度までは品質が中位で比較的耐暑性が強いオーチャ...
摘要 トールフェスクとイタリアンライグラスの属間雑種であるフェストロリウムは、耐暑性が強く、栄養価の高い牧草として育種が進められており、集約放牧の適用地域の拡大への活用が期待されている。黒毛和種育成...
トリフォリューム近縁種からシロクローバへの耐干性及び耐暑性の導入
摘要 西南暖地におけるシロクローバ品種の栽培面積を拡大するためには耐干性及び耐暑性の賦与が必要不可欠である。そこで、シロクローバ品種の耐干性及び耐暑性の向上及び生産性の安定化と適応地域の拡大をはかる...
摘要 沖縄支所で開発した省エネルギー型養液栽培装置の現地実証試験のため、タイの野菜栽培研究、養液栽培の現状を調査した。コンケン大学及びチェンマイ大学での野菜研究は耐暑性と耐病害虫性に関する育種研究が...
摘要 ホウレンソウ、レタス、ニンジン等の栽培で問題となる抽苔性、耐暑性、耐冷性について、簡易で、迅速な評価法を開発し、利用する。長日期のホウレンソウ栽培で問題となる抽苔を抑制するために6月まきの苗に...
摘要 熱帯・亜熱帯地域における野菜の周年栽培には高温耐性付加技術の開発が、塩類集積土壌でのイネ栽培には耐塩性付加技術が重要となる。しかし、これらの耐性は複数の遺伝子に支配される形質と考えられ、一般の...
摘要 デルフィニウム等の発育に及ぼす高温の影響を明らかにし、暖地における夏期育苗および年内収穫技術の基礎的資料を得ようとする。デルフィニウムは約25℃以上の高温で発芽が抑制され、本葉8枚前後までに同...
摘要 接ぎ木と日長処理により開花を誘導し、3つの系統群及び雑種系統間で交配採種を行うとともに、圃場での育種試験を進めた。7年度は個体選抜では60個体、系統選抜では6系統、生産力検定予備試験では1系統...
摘要 亜熱帯に位置する南西諸島では、夏期は高温のため温帯野菜の栽培が困難となる。そこで、沖縄の冬季の主要野菜であるサヤインゲンを取り上げ、耐暑性品種の育成と栽培法の開発をめざした。東南アジアや南アジ...
摘要 亜熱帯(沖縄)における夏期の野菜は、高気温や高地温あるいは台風のため、生育障害及び物理的被害が大きく栽培が難しい。そこで夏野菜の代表であるトマト(ミニトマト)を取り上げ、亜熱帯地域に適した栽培...