農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) カリ施肥の有無を含む三要素試験の結果から、無カリ区では玄米への放射性セシウムの移行量は大きいが、土壌の交換性放射性...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関しては、a) エリアンサスに関しては、品種「JES1」に引き続き、培養増殖を前提とする系統「IK3A」を品種登録出願することとし...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、a)放射性セシウムの玄米への移行係数は経年的に低下 傾向にあるが、その程度は小さくなる傾向があることを明らかにした。また...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関しては、a)エリアンサス新品種「JES1」(仮称。旧名はJES3)の機械収穫適性の評価では、収穫効率17乾物t/時間の可能性を得た。...
多収で消化性に優れた稲発酵粗飼料用品種の育成(低投入条件下における超多収未利用イネ遺伝資源「Rayada」の窒素利用効率の解析)
摘要 M2系統から難脱粒性、早生系統を選抜した。現地(石垣島)において多回刈りの実証試験を実施した。いもち病とベンゾビシクロン抵抗性に関する分離系統を得た。リーフスターとの交配に由来するF2植物を得た。...
多収で消化性に優れた稲発酵粗飼料用品種の育成(低投入条件下における超多収未利用イネ遺伝資源「Rayada」の窒素利用効率の解析)
摘要 幼苗期における「Rayada」の窒素利用効率ならびに水利用効率の高さを実証した。MNU突然変異処理を行って得られた約3800のM1個体を栽培し、M2種子を得た。リーフスターとの交配に由来するF2種子を得た。Rayad...
g.暖地・南西諸島の農業を支えるさとうきび等資源作物の低コスト安定生産技術の開発
摘要 1)「NiF8」以上の生産性を発揮するさとうきび品種育成では、10月収穫が可能な黒糖用さとうきび新品種「KY96T-547」、黒穂病抵抗性で早期収穫向け新品種「KN00-114」を奄美地域向けに育成した。さらに...
多収で消化性に優れた稲発酵粗飼料用品種の育成(低投入条件下における超多収未利用イネ遺伝資源「Rayada」の窒素利用効率の解析)
摘要 難脱粒性ならびに早生系統を作出するためのMNU突然変異処理、ならびに消化性の優れた系統育成のためのリーフスターとの交配を行った。さらに、九州大学農学部附属農場実験圃場において、Rayadaとタチアオバ...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 地域条件に応じた飼料用稲の栽培管理技術等の開発に向けて、1)発酵粗飼料用稲品種の混植(混合栽培)によりいもち病の発生を軽減できることを3年間にわたって現地で実証し、その軽減程度はほ場抵抗性強品種...
摘要 地域別に適応性のある稲発酵粗飼料(WCS)用水稲品種の育成を進め、耐病虫性を付与する交配と選抜を行うとともに、TDN収量を向上させるため新しい遺伝資源を用いた育種素材の開発を進めた。また、バイオエネ...
サトウキビ、イモ類等遺伝資源の有用特性評価及び利用技術の開発
摘要 サツマイモの塊根で発現するアントシアニン合成制御遺伝子Ibmyb1を単離したが、アントシアニン発現の有無に関係なく発現するため、この遺伝子だけではアントシアニン発現の有無を利用した遺伝子素材スイッチ...
不良環境に適応性が高く、新たな利用に適した多収性さとうきび育種素材の開発
摘要 i)既存の飼料作物と比較して乾物収量が多く、数年にわたる多数回の株出し栽培が可能な「KRFo93-1」を飼料用サトウキビ新品種候補として選定した。ii)黒穂病に抵抗性を具える新たな飼料用サトウキビ有望系統...
サトウキビ、イモ類等遺伝資源の有用特性評価及び利用技術の開発
摘要 サツマイモのアントシアニン合成制御遺伝子の組織特異的発現を解明するため、ベニヒカリの塊根内由来のcDNA ライブラリー(プラーク総数1,530,000)から19 プラークを選抜し全クローンの塩基配列を決定した...
不良環境に適応性が高く、新たな利用に適した多収性さとうきび育種素材の開発
摘要 i)選抜した飼料用さとうきび系統は種子島の11、12月収穫でも株再生が優れることを確認し、2年3回収穫等の栽培方法を提案した。ii)中程度の黒穂病抵抗性を具える「S5-33」を飼料用さとうきび有望系統とし...
不良環境に適応性が高く、新たな利用に適した多収性さとうきび育種素材の開発
摘要 多収性さとうきび(モンスターケーン)系統95GA-22、95GA-24、95GA-27の乾物収量は610、481、664kg/aとバイオマス生産力がきわめて高く、かつ糖収量は162、214、203kg/aで、製糖用の極多収系統に匹敵する糖...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(157)
摘要 南米諸国における大豆の安定生産と各種用途に応じた品質向上を図るため、主要な用途である搾油用や飼料用とは異なる食品加工用南米産大豆品種の育成のため、日本より導入した加工用の大豆品種と優良南米産大...
摘要 降雨量の多い春~夏の施肥量を減らし、有機物を有効利用するため、年間の堆肥を冬作開始前に全量投入する冬作前堆肥施用区を設定し、由来の異なる11品種・系統を供試して、生育・収量を慣行栽培区と比較した...
摘要 主要穀類はリジンやトリプトファンなどの必須アミノ酸含量が低い。すでに、トリプトファン合成系の鍵酵素であるアントラニル酸合成酵素の遺伝子をイネから単離し、フィードバック阻害を受けない変異型遺伝子...
中国における稲遺伝資源の特性評価と新品種素材の開発(155)
摘要 中国における食料問題解決に貢献するため、中国及び日本の有用イネ遺伝資源を利用して、安定・多収新品種素材の開発を行う。主な開発対象は、1年1作の単季稲、及び飼料用稲とする。新品種素材開発の過程の...
摘要 生物エネルギ素材としてスイートソルガムの高糖性と多収性に注目してアルコール原料用の高糖性多収F1品種を開発を図り、ほぼ計画通りソルガムとしては最高の糖生産力を有する純系系統SIL-05と、それを花粉...