摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、 a) 地表根形成能QTLを導入した親系統「Na110」を開発し、これを用いた2つのF1系統は湛水処理期間の地上部乾物増加程度を指標とした耐湿性評価では6.5%、乾物総重の標準品種...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、 a) 不定根形成能QTLを導入した親系統「Na110」を用いた2つのF1系統は、乾物収量の減収率による耐湿性評価では1割程度、乾物収量の標準品種比による耐湿性評価では3割程度、...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、「ゆめそだち」、「ゆめちから」の種子親系統である「Mi29」に、それぞれ不定根形成能QTL及び通気組織形成能QTLを導入した親系統を作出し、これを用いた耐湿性検定用の「ゆめ...
摘要 耐湿性トウモロコシについては、雌穂収量低下の原因となっていた雌穂長と雌穂径等を小さくするテオシント由来の遺伝領域が第8染色体の長腕側にあることを解明し、この遺伝領域が親系統Mi29由来の遺伝領域に...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)とうもろこし不耕起栽培法を二毛作体系に適用するため、冬作ライムギ跡地におけるディスクプラウと不耕起播種機を組み合わせたとうもろこしの簡易耕播種技術について実規模での試験を2年間継続し、慣行...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)飼料用とうもろこしの不耕起栽培管理法として、冬作ライ麦収穫跡地では、ディスクによる簡易耕を実施後、播種量を15%増し(8,000粒/10a)にして播種することにより、作業工程を慣行の耕起播種法の8工程...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 不耕起播種による栽培体系の確立に当たっては、(1)不耕起播種による栽培体系(夏作とうもろこし・秋作エンバク)を確立し、慣行栽培(耕起-夏作とうもろこし・冬作イタリアンライグラス体系)で8工程ある春...
飼料イネを基軸とした他作物との組合わせによる転作田高度利用技術
摘要 目的:稲発酵粗飼料用飼料イネが県内の転作田で生産されている。飼料イネの裏作物に冬作飼料作物を栽培すれば,転作田の高度利用と飼料イネ専用収穫機の効率的利用が図られる。そこで,転作田に適する品種,...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 i)アポミクシス遺伝子近傍のBACからはコンティグが作成できず、マーカー間の遺伝距離は小さいが、物理距離が大きいためと推定された。ii)トウモロコシ近縁種テオシントの耐湿性(不定根形成能)関連2遺伝子...
飼料イネを基軸とした他作物との組合わせによる転作田高度利用技術
摘要 (1)目的:稲発酵粗飼料(飼料イネWCS)が県内の集落農場型農業生産法人を中心に転作田で生産されているが,飼料イネの販売収入だけでは経営を維持できず補助金に依存しているのが現状である。飼料イネの裏...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 アポミクシス遺伝子座近傍のAFLPマーカーによるBACのスクリーニングを行い合計6個のクローンを特定し、そのうち4個は塩基配列を決定した。テオシントの不定根形成能をSSRマーカーによりトウモロコシに導入し...
摘要 目的:夏期の本県転作田において、耐湿性や雑草競合力の高い飼料作物の安定生産技術を確立するため、ミレット類の本県に適した品種や刈取り時期を明らかにするとともに水稲作に復帰した場合の雑草化防止対策...
DNA マーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 栄養繁殖により増殖されるシバでは、育成者権の保護の観点から品種識別技術の開発が必要であり、実用形質の選抜用に開発したDNAマーカー(SSRマーカー)は、シバ属の種間・種内の近縁度の指標及び品種...
摘要 目的:夏期の本県転作田において、耐湿性や雑草競合力の高い飼料作物の安定生産技術を確立するため、ミレット類の地域適応性を明らかにするとともに水稲作に復帰した場合の再生防止対策を検討する。今年度は...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 i)トウモロコシでは幼植物段階の耐湿性関与マーカーを特定し、子実収量関与QTLを導入した準同質遺伝子系統(NILs)とその検定F1において、一部のQTLの効果を確認した。ごま葉枯病圃場抵抗性については複数...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 イタリアンライグラスの冠さび病抵抗性、トウモロコシの耐病性及び子実収量構成形質等について、DNAマーカーを開発し、実用育種への適用を開始した。耐塩性やリグニン合成阻害遺伝子及び一部の除草剤耐性遺...
飼料用トウモロコシ栽培における湿害及び外来雑草害の生産阻害要因の解明と栽培技術の安定化
摘要 大型バットに給水用チューブと排水孔を設けた簡単な耐湿性検定装置を開発し、土壌水分環境を連続的に変えてサイレージ用とうもろこしを生育させ、出芽・初期生育時における耐湿性について品種間の序列を明ら...
摘要 水田転換畑において飼料作物を栽培する際に,排水不良によって生じる湿害のために生育不良となる場合がある。これは自給飼料作物の基幹であるとうもろこしにおいても深刻な問題であり,飼料作物を安定供給す...
寒冷地向きフェストロリウムの安定栽培およびサイレージ調製技術(247)
摘要 フェストロリウムの安定栽培技術および良質ロールベールラップサイレージ調製・貯蔵技術を確立して、東北地域の飼料生産向上を図る。11年度は同じ施肥条件下で、オーチャードグラス(キタミドリ、早生品種...