摘要 目的:耐病性、耐穂発芽性など障害抵抗性を具備した良質、多収品種を育成する。、成果:(a) 品種に関する試験:品種保存として360品種・系統を栽植、特性を調査した。(b) 交配およびF1養成:131組合せの交配...
寒冷地南部及び温暖地北部向け早生、耐寒性、高品質めん用の小麦品種の育成
摘要 目的:東山・関東中山間・南東北・北陸に適する早生・耐寒性・高品質小麦品種を育成する。、成果: 31組合せの交配を行い、育成中の系統の選抜をすすめた。新配付系統として、秋播型の早生で硬質やや低アミ...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 (1)小麦の越冬性および雪腐病抵抗性発現に関わる分岐型フルクタン合成酵素遺伝子およびフルクタン分解酵素遺伝子を新たに単離し、これらの酵素の機能を明らかにした。(2)小麦から単離した抗菌たんぱく質の紅...
寒冷地南部及び温暖地北部向け早生、耐寒性、高品質めん用の小麦品種の育成
摘要 目的:東山・関東中山間・南東北・北陸に適する早生・耐寒性・高品質小麦品種を育成する。成果:48組合せの交配を行い、育成中の系統の選抜をすすめた。新配付系統として、硬質で製粉性を改善しためん用小麦...
フルクタン合成酵素遺伝子を高発現する形質転換コムギの耐凍性の解析
摘要 i)形質転換コムギにおける1-SST導入遺伝子数は6~8コピーであり、原品種と比べてフルクタン含量及び1-SST遺伝子の発現が若干高い個体と、それらが明らかに低下している個体とがあった。フルクタンの重合度...
摘要 水稲では本調査及び現地調査に13系統、予備調査に35系統を供試した結果、早生で3系統、中生早で2系統、中生で2系統、晩生で1系統がそれぞれ栽培特性が優れ、多収・良食味で有望であった。また酒米、および...
摘要 北部高冷地域では根雪による雪腐れ,6~7月の収穫期の多雨による品質低下のため麦栽培はほとんど行われていない。しかし,県内の大手製パン企業では,北広島町西八幡原においてパン文化の発信基地の構築を計...
摘要 耐寒性および耐雪性が高く,穂発芽しにくい,製パン適性に優れ標高800mでも栽培可能な品種を明らかにし,これらの安定生産技術を検証し,パン用小麦栽培の定着を図る。本年度の実施計画: 標高800mの地...
摘要 コムギの耐寒性と密接に関係する2種類のフルクタン合成酵素遺伝子を単離した。酵素特性の解析から、これらの遺伝子がフルクタン合成酵素である1-SSTと6-SFTをコードする遺伝子であることを確認した。これら...
摘要 ナタネなどから単離されている凍結耐性関連タンパク質遺伝子のホモローグを小麦等の作物から単離し、塩基配列の決定及び発現解析等を行い、これらの遺伝子が稲の低温耐性を向上させる可能性について検討した...
小麦の養分吸収特性からみた黒ボク土の有機物管理技術(113)
摘要 黒ボク土では、他の畑土壌に比べ、低温時の土壌窒素およびリン酸の供給力が低く、このことが小麦の生育収量、品質に対する不安定化の一因となっている。本課題では、土壌有機物管理を通して、早春の低温時の...
摘要 小麦の安定多収化の実現には活力の高い根系を形成、維持させることが必要である。そこで出液速度を指標として国内外の品種の根活力を測定した結果、根系が深い品種ほど根活力が高いことが明らかになった。ま...
摘要 小麦の安定生産を阻害する要因として凍結害が問題となっている。耐凍性はハードニングによって獲得される。したがって、ハードニング機構を解明して、凍害防止機作を明かにすることが必要である。本課題では...
摘要 小麦品種の耐湿性や耐寒性などの環境ストレス耐性は土壌中の根の分布と関係が深いと言われている。しかし、圃場での根の分布調査には膨大な時間と労力が必要である。そこで、幼植物の種子根の伸長角度により...
摘要 小麦3品種を9月上旬(早播区)と下旬(遅播区)に条播した。10月始めから、翌春の融雪期にかけて定期的に耐寒性(50%個体凍死温度)を調査した。耐寒性は各品種ともに生育初期から11月中旬まで直線...