高品質・早生小麦品種の育成と赤かび病抵抗性品種・系統のスクリーニング及び品質・収量の安定化技術の開発
摘要 九州の小麦主産5県の早播き栽培による秋播型小麦「西海185号」の製粉性・製めん適性等は実需者による高い評価が得られた。また、小麦及び大麦品種・系統について、赤かび病の侵入抵抗性及び進展抵抗性を検...
摘要 1)ロシア、アメリカで収集されたAe. cylindricaの雪腐病抵抗性の予備評価をおこなった。抵抗性に系統間差が見られ、アメリカの系統のほうが抵抗性が高い傾向が見られた。2)北海道農試で選抜してきたAe. ...
摘要 東北地域の小麦主要品種はすべて縞萎縮病に罹病性であることから、早急な抵抗性品種の育成が求められている。このため、東北地域のウイルス株に抵抗性を持つ品種を探索すると同時に、ウイルス株による抵抗性...
摘要 北海道では開花から収穫にかけてしばしば襲来する多湿・低温・寡照などの悪天候で赤かび病や穂発芽などの被害が発生し収量や品質の低下をきたすことが多く穂発芽耐性や赤かび病抵抗性の一層の改良が不可欠で...
分子マーカー利用による小麦赤かび病抵抗性の選抜法の確立と抵抗性遺伝子の集積
摘要 高品質外国産麦に匹敵する国産品種を開発するために、小麦の最重要病害である赤かび病に対する高度抵抗性品種の開発を加速する必要がある。本課題では、半数体倍加系統群を用いて赤かび病抵抗性の遺伝様式を...
小麦赤かび病のマイコトキシン分析法の開発とマイコトキシン産生機構の解明
摘要 麦が赤かび病に罹病すると、それ自体で麦の品質劣化となるが、トリコテセン骨格を有したデオキシニバレノール(DON)やニバレノール(NIV)などのかび毒(マイコトキシン)も産生されることから、注意...
小麦種子休眠関連遺伝子を用いた穂発芽耐性DNAマーカーの開発
摘要 小麦の収穫時期に梅雨等で雨が降ることの多い日本では、穂発芽が小麦の品質低下の大きな要因となっている。そこで、小麦の穂発芽抵抗性品種育成の育種技術の開発のため、穂発芽抵抗性と種子休眠における密接...
摘要 土壌伝染性ウイルス病の小麦縞萎縮病は有効な薬剤防除法がないことに加えて、東北地域の主要品種はすべて罹病性であることから早急な抵抗性品種の育成が求められている。このため、小麦縞萎縮病の抵抗性品種...
コムギ縞萎縮病に対する抵抗性品種・系統の評価・分類(273)
摘要 コムギ縞萎縮ウイルスは国内に少なくとも品種反応が異なる2系統(WYMV-T,WYMV-M)が存在するため、小麦の本病抵抗性育種にあたっては、対象となるウイルス系統を判別する品種を選定するととも...
摘要 ストレス耐性に関する遺伝資源の利用技術の開発を目的と,トウモロコシおよびトウジンビエを花粉親とする場合の受精胚からの染色体の消失の過程を調査して、遠縁異属の遺伝子導入の可能性を明らかにする。一...
摘要 小麦の収穫時期が梅雨に当たる東北では、穂発芽が小麦の品質低下の大きな要因となっている。そこで、小麦の穂発芽抵抗性品種育成の育種技術の開発のため、穂発芽抵抗性と種子休眠性における密接な関係に注目...
摘要 コムギ縞萎縮病は土壌生息菌類媒介性のウイルス病害で、東北地方において多発し、収量・品質に影響を及ぼす。本研究では、抵抗性品種開発への寄与を目指し、コムギ縞萎縮ウイルス(WYMV)の病原性系統の...
“gene-for-gene理論””による小麦赤さび病菌レース判別法の確立
摘要 東北地域は小麦赤さび病の多発地帯で、小麦栽培の安定生産上大きな問題になっている。また、最近、抵抗性品種の罹病化が起きており、新たなレースの分化が懸念されている。そこで、本研究においては、まず東...
摘要 コムギ眼紋病に対する小麦の抵抗性を、幼苗によるポット試験では24品種、水田転換畑および畑の5か年の圃場試験では77品種・系統について検定した。その結果、幼苗検定、圃場検定ともにHelge、Ho...
摘要 麦類の赤かび病は東アジアの稲・麦二毛作地帯をはじめ、北・南米及び東欧諸国の麦作地域において、収量低下や赤かび毒による品質低下など麦類の持続的生産を阻害する重要病害である。これには抵抗性品種に期...
摘要 赤さび病抵抗性品種育成のために導入された品種・系統及び育成系統について、製粉歩留、原粒とA粉の粗蛋白含量及びA粉のアミロース含量を調査した。製粉歩留は、4系統が70%以上であったが、50%以下...