家畜の生涯生産性向上のための育種手法と有用遺伝子情報の探索・活用技術の開発
摘要 乳牛の生涯生産性向上については、現在の生涯生産性の総合指標NTP(Nippon Total Profitindex)に対し、子牛の時期を含めた飼養期間や初回受精受胎率を加えた新たな指標を開発し、新指標を用いて乳牛を選抜...
国産飼料資源を最大限活用した豚および鶏の精密栄養管理および新しい飼養技術の開発
摘要 飼料用米等の国産飼料資源給与で得られる畜産物の特徴解説については、トコトリエノール高含有米を給与した豚肉は保存性が高いこと、玄米給与期間の長さにより鶏肉可食部別の化学成分等が変化することなどの...
摘要 口蹄疫の迅速検査キットを民間と共同開発し、薬事承認を経た。本検査は国の公定検査法として採用され、全都道府県に配備中である。さらに、口蹄疫の血清型特異的迅速検査キットについて、海外の野外材料の検...
大ヨークシャー系統豚ハマナスW2維持群の繁殖能力改良と近交係数上昇抑制
摘要 ハマナスW2の維持群について、育種価を用いた選抜ならびに維持群間の血縁交流を行い、総産子数増頭と群の近交係数上昇を0.5ポイント以内に抑える。
大ヨークシャー系統豚ハマナスW2維持群の繁殖能力改良と近交係数上昇抑制
摘要 目的:W2維持群について、育種価を用いた選抜ならびに二つの維持群間での血縁交流を行うことにより、総産子数を改良するとともに近交係数の上昇を抑制し維持年限の延長を図る。
摘要 乳用牛:各季節に飼養試験を行い、飼料によるエネルギー摂取量と乳生産及び成長によるエネルギー消費量を測定することで、エネルギー充足状態を把握する。これと飼養試験中の乳成分値との関係から、個体のエ...
国産豚肉差別化のための「おいしさ」の評価指標と育種改良技術及び飼養管理技術の開発
摘要 豚肉の嗜好性や構成成分による評価指標の開発において,遺伝的に筋肉内脂肪含量の高いデュロック種系統豚「しもふりレッド」を活用し,豚における肉質の遺伝的能力評価指標の開発に資する肉質情報収集を行う...
摘要 抗病性育種(共同研究機関担当)と、豚の免疫機能向上効果が期待される資材の飼料添加といった飼養管理技術を組み合わせることにより、豚そのものの抗病性を改良する技術開発を目的としている。本事業の成果...
摘要 「フクシマD桃太郎」において、近交度上昇を抑制しつつ、更なる改良が図れる本県独自の開放型育種技術を開発し、高能力な種豚の持続的な供給体制を確立する。
摘要 目的:県産飼料を活用して生産コストを低減し高品質畜産物を生産するため、飼料作物の生産性向上技術、食品加工残さの飼料化と品質管理方法、豚や鶏への低コスト給与技術を開発する。 成果:永年牧草の簡易...
摘要 目的:かんしょ栽培において,家畜ふん堆肥を活用した栽培試験を行い,収量・品質への効果を検討する。また,早堀「べにはるか」の低温貯蔵及び「ベニアズマ」長期貯蔵技術を確立する。 成果:「ベニアズマ...
摘要 目的:一般的な肉豚の生産現場では,三元交雑豚を肉豚として肥育するため,雄系,雌系の品種について総合的な育種改良が必要である。そこで,本県産銘柄豚をはじめとする優良な三元交雑豚を安定的に生産する...
摘要 目的:豚の系統造成では,閉鎖群で1年1産の選抜を繰り返す手法が一般的である。このため,繁殖能力の向上を改良形質とする場合,2産目以降の繁殖性に関する知見が得られていないのが現状である。そこで,...
摘要 目的:大ヨークシャ-種の開放型育種手法の開発及び確立を図りながら,農家ニーズに対応した斉一性の肉豚生産と高品質豚肉生産に寄与する。 成果:導入精液より生産された子豚から体型・乳器・肢蹄等が優良...
豚肉及び食肉製品の品質向上に関する検討 肥育方法等(給与飼料、豚の品種等)の違いによる豚肉と食肉製品の品質特性の解明と評価
摘要 目的 肥育方法等(給与飼料、豚の品種等)の違いにより、豚肉やその食肉製品にどのような品質特性(特徴)が見られるかについて検討する。 成果 豚肉及び食肉製品の品質特性を評価する方法を確立し、給与飼料や...
7 畜産資源の維持管理技術の確立 (1) 優良種豚の維持及び効率的利用 技術の確立 2)系統豚ボウソウWを活用した改良型 大ヨークシャー種によるボウソウ L4との組合せ試験
摘要 系統豚ボウソウWの雌を利用し、開放型育種を実施し、本県の新規系統豚ボウソウL4との相性の良いW種(改良型W種)の作出を試みた。 その結果、改良型W種は発育が良好で、雄としての活力もあり三元交雑の中間...
9 家畜の遺伝子情報の検索と解析技術 の開発 (1) DNAマーカーを用いた家畜の有用 遺伝子検索に関する研究 3)家畜の生涯生産性を向上させる ための育種手法の開発
摘要 乳牛及び豚の生涯生産性向上における新たな育種手法を開発するため、飼養家畜の各種成績並びに遺伝的情報を提供し、中核機関において一括解析を行った。 その結果、乳牛においては分娩後のエネルギーバラン...
摘要 豚の改良・増殖を行い、県内農家に優良種豚42頭(LW♀33、D♂2、DB♂1、L♂1、L♀2、W♂1、W♀2)及び精液16回分を売却した(R元.12月現在)。県外からの種豚導入は豚コレラの影響により中止した。
摘要 外部導入ランドレース種をフジザクラ系種雌群に系統間交配し、掛け戻しによりフジザクラの血をひく優良種雌豚の能力向上と維持を行った。L3雌豚の選抜を行うとともに、掛け戻し用のL3L雄豚の生産を開始し...
摘要 紅茶かすと飼料用米を配合した飼料を給与したところ、発育・枝肉成績に遜色なく良好であった。肉質成績では飼料用米75%代替区ではオレイン酸が有意に高まり、これに伴って食味性における旨味も有意に強まっ...