摘要 家畜の初期成長期の栄養制御については、_x000D_ a) 出生直後のブタの胸最長筋から調製したブタ筋芽細胞を用いて筋肉の分化に伴うCat-1及びCat-2の発現量について調べた結果、Cat-1は分化による発現量の変化...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関しては、 a) エリアンサス品種「JEC1」を育成し、品種登録出願することとした。エリアンサス新系統(10系統)を評価し、さらに...
新たな付加価値を持つ多用途サトウキビ品種の育成と高度利用技術の開発
摘要 サトウキビの製糖用品種育成に関しては、 a) 製糖工場の長期間の操業を可能にする早期高糖性品種「KTn03-54」の農林認定申請を行った。 b) 長期収穫の普及を支援するシミュレーターを開発し、製糖工場での意...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 北海道向け飼料稲品種である「きたあおば」の欠点であった耐冷性、いもち病抵抗性等の特性を改良し、収量性が「きたあおば」と同等以上でそれぞれ出穂期の異なる極多収飼料稲系統を4系統選抜した。4系統のう...
摘要 二毛作に適性のある飼料用米、および稲発酵粗飼料用の系統育成をめざし、集団育種法に準じて交配、集団養成(世代促進)、個体選抜、系統選抜、系統育成、生産力検定(多肥、極多肥、晩植、直播等)、いもち...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質品種や大麦粉用品種の育成に関しては、a)糯性でβ-グルカン含量が高い系統の評価について、「関東裸糯94号」と「四国裸糯127号」が、原麦粉でβ-グルカン含量が10%以上...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関しては、a)エリアンサス新品種「JES1」(仮称。旧名はJES3)の機械収穫適性の評価では、収穫効率17乾物t/時間の可能性を得た。...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)フルクタン等の低温耐性に関する機能の解明については、小麦由来フルクタン合成酵素遺伝子が導入された稲では、穎花に蓄積したフルクタンが低温下での穎花へのショ糖の転流不足と単糖供給不足を補うこと...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)トウモロコシの耐湿性については、テオシントの持つ通気組織形成に関与する3つのQTLをトウモロコシ優良自殖系統「Mi29」に集積させた。イタリアンライグラスではマーカー選抜により「はたあおば」を戻し...
飼料用稲の高品質飼料化調製技術の確立 -稲発酵粗飼料の簡易品質評価法の確立-
摘要 目的:稲発酵粗飼料の品質に影響を及ぼす主要な要因を明らかにするとともに、稲発酵粗飼料の簡易品質評価方法について県内の実態を踏まえて調査分析し検討を行う。また、飼料用稲の育種改良が進展しているこ...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)小麦由来のフルクタン合成酵素遺伝子を発現させることにより、穂ばらみ期耐冷性が向上した形質転換イネを用いてその機能を解析した。その結果、低温下で糖転流及びショ糖分解酵素遺伝子の発現が減少する...
温暖地西部における直播栽培に適した発酵粗飼料用稲品種の育成と高消化性育種素材の開発
摘要 「中国飼198号」は「クサノホシ」と比較して子実収量が少なく茎葉収量が高いことから子実排せつによるTDNのロスが少ないと考えられる。また「中国飼198号」は耐倒伏性に優れ、さらに「中国飼198号」の糖含量...
h.遺伝子組換え技術の高度化と複合病害抵抗性等有用組換え稲の開発
摘要 作物の新育種法を実用化するため、1)遺伝子発現の強度・時期・特異性を制御する技術の開発に向けて、感染によって特異的に発現が誘導される新規プロモーターの開発を進めるとともに、人工的な合成プロモー...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)稲ゲノムの成果を牧草類で活用するため、共通性の高い重要形質を稲のシンテニー情報を利用して遺伝子マッピングできるように、利用可能なDNAマーカーを数十個以上スクリーニングした。2)ギニアグラス...
摘要 目的:(1)国等の公設試験場で新しく育種改良された登録前品種について、収量・気候適応性に関する受託検定試験を行う(完了)。(2)県内の自給粗飼料増産を図るため、どの品種が鳥取県の気候に最も適し、安定し...
摘要 地域別に適応性のある稲発酵粗飼料(WCS)用水稲品種の育成とその基礎となる遺伝子解析および育種素材開発を進めた。また、バイオエネルギー用品種の育成を進めた。その結果、1)乾物生産性に優れ、TDN収量...
摘要 地域別に適応性のある稲発酵粗飼料(WCS)用水稲品種の育成を進め、耐病虫性を付与する交配と選抜を行うとともに、TDN収量を向上させるため新しい遺伝資源を用いた育種素材の開発を進めた。また、バイオエネ...
サトウキビ、イモ類等遺伝資源の有用特性評価及び利用技術の開発
摘要 サツマイモの塊根で発現するアントシアニン合成制御遺伝子Ibmyb1を単離したが、アントシアニン発現の有無に関係なく発現するため、この遺伝子だけではアントシアニン発現の有無を利用した遺伝子素材スイッチ...
摘要 i)ニワトリへの飼養試験により、HW1、HW5系統の飼料効率が日本晴より高いことが確認された。マウスの毒性試験の結果、毒性は認められなかった。ii)種子においてインドール酢酸(IAA)は1.8倍程度増加してい...
摘要 i)東北地域向けの赤米糯系統「奥羽赤糯388号」を新品種候補に選定した。ii)DNAマーカーを利用し、いもち耐病性が極強い良食味系統「奥羽400号」を選抜した。iii)耐冷性が極強い系統は、品質、食味が不十分で...