摘要 目標とする60品種に対して61品種の新品種を開発した。なお、関東育種基本区で選抜された初期成長の優れた第二世代ス ギでは、初めて前方選抜によって品種を開発することができた。また、エリートツリーの開...
2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
摘要 多様な農業データ間の関連性を解明するための手法開発に関しては、 a) ゲノム情報をもとに品種間交配の後代集団における形質分離を予測する手法を開発するとともに、ニホンナシに本手法を適用して 新品種の...
② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1.ゲノム情報データベースシステムの運用を行い、年間30万アクセスを維持した。この中で、イネ品種・特性データベ ースの情報をゲノム配列と関連付けるため、63系統の全ゲノム解読情報を公的データベース...
道産小豆の安定生産のための高品質多収品種の耐病性、耐冷性の向上
摘要 目的:高品質で安定生産可能な耐冷性、耐病性に優れた新品種を早期に育成するため、アズキ茎疫病圃場抵抗性や落葉病抵抗性、ダイズシストセンチュウ抵抗性、高度耐冷性、高度機械収穫適性、極早生性等新しい...
特産野菜優良品種の育成、1 ナガイモ優良品種の開発、(1)育種素材の養成、
摘要 目的:粘りや甘みなどの内部形質、コブの少なさなどの形質、付加価値を持った新品種開発のため、ガンマー線を照射して新たな育種素材を養成する。、結果:350系統から良好な110系統を選抜した。
特産野菜優良品種の育成、2 ニンニク優良品種の開発、(1)育種素材の養成、
摘要 目的:栄養繁殖性作物であるニンニクの遺伝変異を拡大するため、稔性系統を利用した交配により交雑系統を育成し、優良なものを選抜して新品種の育成を図る。、結果:23年採種種子からの実生株をガラス網室で...
5.りんご品種の商品力を引き出す鮮度保持法の探索と普及支援に関する研究、 5)育成新品種等の普及支援、 (3) 「春明21」の優良着色変異系統の選抜と評価
摘要 目的:平成23年に発見された優良着色変異系統(弘前系統、りんご研系統)の特性を調査する。また、平成21年に放射線を照射して作出した穂木由来の枝(着色変異系統)を選抜する。、結果:弘前系統の着色が良...
5.りんご品種の商品力を引き出す鮮度保持法の探索と普及支援に関する研究、 5)育成新品種等の普及支援、 (4) 「春明21」の優良着色変異系統の遺伝解析
摘要 目的:放射線育種による優良着色系統の後期落果性、果皮色、交雑和合性の遺伝子型を明らかにする。、結果:平成26年度に一次選抜した5系統を調査し、いずれも「春明21」の遺伝子型と一致した。
ゲノム育種により有用形質を集積した水稲低コスト生産技術の確立と適地拡大
摘要 【目的】重要形質のDNAマーカー選抜により、環境変動に対応できる新品種を迅速に育種するため、多様な環境ストレス克服に寄与する遺伝子同定、競争力のある、極良食味性、多収性、低コスト栽培適性の高い品...
摘要 <目的>、葯培養の手法により育種年限を短縮し,耐冷・耐病性の強い良質・良食味品種や多用途品種の早期育成を図る。、<成果>、 培養は2期に分けて行い,1期で48,240個,2期で39,744個,計87,984個の...
摘要 国及び育種指定試験地で育成中の系統について、育成地と異なった風土での確認を行い、新品種決定のための資料を提供する。併せて本県に適応した優良品種を選抜する。
DNAマーカー育種支援システムを活用した効率的なイネ縞葉枯病抵抗性「ふくまる」の育成
摘要 目的:本県で育成した水稲新品種「ふくまる」に、DNAマーカー選抜によりイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を導入する。、成果:BC2F3の自殖後代の各種形質(出穂日、千粒重等)は概ね「ふくまる」と同等の特性を有し...
④地域ブランド創出のための野菜・果樹・花き等の優良品種の育成及び選定、ア ニラの新品種育成
摘要 目的:単為発生性連鎖マーカーを用いてニラ実生個体の生殖性を判定するとともに、複相大胞子形成性連鎖マーカーを開発しニラ育種の効率化に貢献する。、成果:ニラF1個体の単為発生性識別結果は、単為発生性8...
Ⅱ 千葉ブランドとなる新品種の迅速な開発と普及定着、[6] 水稲・畑作物の新品種育成、選定及び栽培法の確立、2 落花生等畑作物の新品種育成、選定及び栽培法の確立、(1) 落花生育種素材の作出・評価
摘要 イオンビームを照射した後代から有用形質を備えた突然変異体の選抜を行った。また、1,600の保存品種について、採種及び主要特性の調査を行い、有用な育種母本を選定した。、※理研、かずさDNA研、京都大、...
摘要 本県が育成した強度根こぶ病抵抗性ナバナ有望系統(N1及びN3)の採種性を評価した。それぞれの母本の比率を変えて定植し、交配を行ったところ、いずれもF1化率は低く、花粉親の比率を高くすること、開花時...
摘要 ニホンナシの育種年限の短縮を目指し、育種系統の成熟相への移行を促進するための生育促進法を確立する。「幸水」若木に高接ぎした育成系統に対して予備枝育成法を応用した誘引法を行ったところ、慣行の誘...
摘要 イネのいもち病抵抗性マーカーのPCR反応条件を改良し水田利用研究室と連携して選抜に利用した。同様に食味のマーカーと縞葉枯れ病抵抗性マーカーのPCR反応条件を検討しつつ有望個体の選抜をした。イチゴに...
摘要 多元交配集団のIC2世代200個体のイチゴ果実を色差計で測定し、色合いやアントシアニン含有量などの形質評価データを収集した。それらと昨年度選抜したDNAマーカーの遺伝子型データからGWAS解析を行い、果...
摘要 アールスメロンの親系統を隔離床温室で栽培し、草姿や果実品質等の表現型から千葉県温室組合連合会が保有する系統を再分類した。その結果、花座色によって分類される系統が見出され、これを指標に再分類す...