摘要 目標とする60品種に対して61品種の新品種を開発した。なお、関東育種基本区で選抜された初期成長の優れた第二世代ス ギでは、初めて前方選抜によって品種を開発することができた。また、エリートツリーの開...
2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質品種や大麦粉用品種の育成に関しては、 a) 糯系統「もち盛系D-B055」は、寒冷地での適応性を認めたことから、平成28年度の地方番号候補として検討することとした。 b) ...
摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、 a) 温暖地向き品種として、縞葉枯病抵抗性を有する小穂系統「中国飼219号」は、TDN収量0.98t/10aを示し、米麦2毛作地域への導入が 見込まれるため新品種候補とした。 ...
摘要 耕畜連携による水田の周年飼料生産利用技術に関しては、 a) 飼料用稲や飼料用大麦を牛に給与する場合に、従来より精緻な栄養価推定法を開発し、飼料用稲・ムギの給与に関わる給与量を改 善できる適正給与技...
摘要 "結実性・日持ち性が良い良食味完全甘ガキ品種の育成に関しては、_x000D_ a) 高糖度・良食味で外観が優れ種なし栽培可能な早生の完全甘ガキである「安芸津22号」を新品種「麗玉」として品種登録出願した 。_...
摘要 多様な農業データ間の関連性を解明するための手法開発に関しては、 a) ゲノム情報をもとに品種間交配の後代集団における形質分離を予測する手法を開発するとともに、ニホンナシに本手法を適用して 新品種の...
気候変動が果樹生産に及ぼす影響の機構解明及び温暖化対応技術の開発
摘要 温暖化影響を評価するマップや晩霜害、発育不良等への対応技術開発に関しては、 a) ビワ新品種候補系統の耐寒性(3月時点での幼果の生存率)について、新品種候補「長崎21号」は既存品種「長崎早生」と比べ...
② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1.ゲノム情報データベースシステムの運用を行い、年間30万アクセスを維持した。この中で、イネ品種・特性データベ ースの情報をゲノム配列と関連付けるため、63系統の全ゲノム解読情報を公的データベース...
摘要 本試験は、有望系統の各地域における収量性、耐冷性、病害虫抵抗性、品質などの農業特性を明らかにし、新品種の地域での適応性を決定するために、系適試験(国費補助)や奨励品種決定調査(国費補助、道費)を...
摘要 現行の品種改良試験(「おうとう品種改良試験」)では早期に評価することが困難な果実品質や肥大性などの特性について、地域適応性検定試験(以下、地適)に供試する前の段階で評価することにより、外観および...
摘要 北海道の環境条件に適応した、障害や病害に強く加工適性に優れる日本麺用秋まき小麦、および地域ブランド食品の創出および発展に貢献するパン用春まき小麦および菓子用秋まき小麦系統を選抜するとともに、...
摘要 需要の高いパン・中華めん用小麦について、品質や障害耐性等の選抜を強化し、ニーズに応える高品質品種の開発を促進する。また、中華めん用新品種「北見85号」の普及を支援するため、品種特性に対応した高...
多様なニーズに対応する米品種改良並びに栽培技術早期確立(第3期)
摘要 目的:業務用米の安定生産に向けて、気象・土壌条件から多収栽培が可能な地域を明らかにし、実収量とポテンシャル収量との対比により地域の収量制限要因を解析する。新品種を含む業務用米の栽培特性を明らか...
カドミウム高吸収ソルガム新品種を用いた野菜畑土壌浄化技術の開発、 ア.カドミウム高吸収ソルガム新品種のカドミウム吸収促進技術の開発、 ①北海道でのソルガム多回刈によるカドミウム吸収促進策の検討
摘要 〇研究の目的: 施設土壌を対象に、ソルガムによる土壌のカドミウム濃度低減とその浄化期間の短縮化技術を開発する。また、野菜類の中で国際基準値の超過リスクの高いほうれんそうを用いて、土壌浄化目標値...
道産小豆の安定生産のための高品質多収品種の耐病性、耐冷性の向上
摘要 目的:高品質で安定生産可能な耐冷性、耐病性に優れた新品種を早期に育成するため、アズキ茎疫病圃場抵抗性や落葉病抵抗性、ダイズシストセンチュウ抵抗性、高度耐冷性、高度機械収穫適性、極早生性等新しい...
摘要 目的:①赤かび病及びDON汚染程度の低い系統を選抜する。②赤かび病の多発に対応した効果的な防除体系を確立する。③新品種「つるきち」の高品質安定栽培法を確立する。④育成系統の耐穂発芽性を検定し、新品種...
十勝ブランドを目指したながいも新品種の安定生産技術開発および有望系統の評価
摘要 目的:ながいも新品種「十勝4号(とかち太郎)」の増殖法を示すとともに、その特性を活かした高品質・低コスト安定栽培技術を開発することにより、普及を促進する。また、有望系統「十勝5号」の貯蔵性および...
北海道草地の植生を改善し高品質粗飼料生産を可能とする牧草品種の育成
摘要 【目的】北海道草地の植生を改善し高品質粗飼料生産を可能とするため、チモシー新品種、ガレガ新品種、フェストロリウム新品種を育成する。、【成果】チモシーは「北見32号」、「北見33号」の育成、ガレガは...
実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ小麦・大麦品種等の開発
摘要 耐雪性および耐穂発芽性に優れる寒地向けパン・中華めん用秋まき小麦新品種を育成する。