広域連携型農業研究開発事業 (5)新害虫ビワキジラミの防除対策の確立
摘要 目的:2012年に徳島の栽培ビワで、新害虫ビワキジラミが国内初確認され、近県に拡大していることから、関係団体、主産県が分担して、本害虫がビワ主要産地に新たに侵入した際にとるべき初動対応を含めた防除...
園芸微小害虫の制御に関する研究(ニセナシサビダニの制御技術の確立)
摘要 目的:被害が顕著化している日本ナシのニセナシサビダニの発生生態と被害を把握するとともに、効果的な薬剤とその使用時期を明らかにし、体系的な防除対策を確立する。 成果: (1)モニタリング手法、発生消...
摘要 目的:本県での主要病害虫の発生消長を調査し、防除適期を把握する。また、新規薬剤の効果および薬害の有無を検討し、新規薬剤の登録に資する。 成果: (1)指定病害虫 ナシの黒星病の発生は殆んど認められ...
4.果樹 1)果樹地域対応技術開発 ②カキ栽培における効率的な病害虫防除方法の確立 ②-1)カキにおけるチャノキイロアザミウマの発生要因の解明 ②-1)-(1)周辺植生の影響の調査
摘要 [目的]周辺植生の差異による発生推移の差異 [方法]カキ園内および周辺部に黄色粘着板を設置し、誘殺数を調査する。 [結果]果樹・薬草研究センター内では4月上旬にカキ園に近いヒサカキ周辺で誘殺が見...
4.果樹 1)果樹地域対応技術開発 ②カキ栽培における効率的な病害虫防除方法の確立 ②-1)カキにおけるチャノキイロアザミウマの発生要因の解明 ②-1)-(2)防除適期の検討
摘要 [目的]発生予測シミュレーションモデルの適合性の調査と適期防除の検討 [方法]気温による発生ピーク予測と誘殺ピークの比較からシミュレーションモデルの適合性と適期防除を検討する。 [結果]五條市で...
新害虫ビワキジラミの防除対策の確立 1ビワキジラミの生態と分布の解明
摘要 目的:県内に侵入が確認されたビワキジラミの分布状況調査と産地への侵入警戒調査、発生予察技術の開発、防除体系の確立と実証を行っていくことで、発生初期の防除対策技術を確立し、産地での発生防止および...
摘要 目的:害虫の寄主選択阻害による害虫抑制効果及び天敵の寄主選択増強による定着促進効果等を検討し,これらを導入したIPM体系を開発する。 期待される成果:昆虫の寄主選択機構という新たな観点から,害...
醸造用ぶどうの有機栽培園における病害虫の発生実態および防除の改善策
摘要 醸造用ぶどうの有機栽培園における主要病害虫の発生実態を解明する。また実態調査や聞取調査から問題点を抽出し防除の改善策を示す。
摘要 目的:新しく開発された殺菌剤、殺虫剤の防除効果、薬害、作物への残留性について試験を行い、農薬登録を促進する。 成果:令和元年度は殺菌剤12剤、殺虫剤16剤を試験。その結果、稲のいもち病、疑似紋枯症...
ブドウ及び核果類等の病害虫薬剤防除法の改善 1 環境に配慮した病害虫防除法の改善
摘要 病害虫の緊急的な課題を解決するため試験を実施し、有効・的確な対策を明らかにすることで、環境に配慮した防除方法を確立する。また、得られた知見については、防除基準および防除暦の改善資料として活用す...
摘要 マンゴーの炭疽病に対する次亜塩素酸水の効果を検討した結果、塩素濃度2mg/L以上では分生子の発芽が認められず、発芽抑制効果があることを確認した。
ブドウのクワコナカイガラムシ防除の効率化 1 発生生態の解明
摘要 クワコナカイガラムシの詳細な生態(特に幼虫の発生時期と果実袋への侵入経路)を解明し、散布や樹幹塗布による有効な防除法の確立を図る。 性フェロモンルアーによる発生消長のデータを活用し、算出・...
ブドウのクワコナカイガラムシ防除の効率化 2 有効な防除法の確立
摘要 クワコナカイガラムシの詳細な生態(特に幼虫の発生時期と果実袋への侵入経路)を解明し、散布や樹幹塗布による有効な防除法の確立を図る。 樹幹塗布剤(ジノテフラン)の処理時における降雨の影響につ...
モモ枯死障害を軽減する胴枯病対策技術の確立 2 胴枯病防除対策の確立
摘要 枯死障害に関わる大きな要因の一つとして推察された胴枯病では、剪定方法や肥培管理が病原菌の感染に大きく影響することから総合的な防除対策が必要となることから、胴枯病菌の発生生態や有効薬剤等につい...
摘要 南房総地域のビワ栽培におけるカメムシ類に対する効果的な殺虫剤散布時期を特定するため、ビワ圃場入口に設置したフェロモントラップへのカメムシ類誘殺数を調査した。その結果、平均気温15℃以上になると...
摘要 目的:新規開発農薬の防除効果と薬害について検討し、実用性を判定する。 成果:⑥果樹の17剤の殺菌剤についてモモ、カキ、キウイフルーツにおける防除効果と薬害を検討した結果、モモのせん孔細菌病(収穫終...
1.受託研究事業 4)新農薬適応性試験 ③果樹の病害虫防除および植調剤試験
摘要 [目的]新農薬の防除効果、薬害等実用性の把握 [方法]日本植物防疫協会が策定した調査方法に準じて、対象作物、病害虫ごとに効果および作物への薬害の有無を調査する。 [結果]カキ4件、ブドウ1件の殺虫...
摘要 サンダーソニア球根養成時におけるネダニ類の防除方法を確立するため、ネダニ類に有効な薬剤のスクリーニング及びポット試験を行った。トクチオン乳剤、バロックフロアブル及びアプロードフロアブルの灌注...
2.共同研究事業 7)ドローンの利用によるカキ傾斜地における防除の省力化 ①農業散布の省力化
摘要 [目的]カキに及ぼす濃厚少量散布の影響の調査 [方法]登録希釈倍率の100倍濃い濃度の薬液をハンドスプレーで葉や果実に散布して薬害を確認する。 [結果]防除暦に記載の各時期(4月中旬~9月上旬)に、...