4.ロボット技術を活用した軽労・省力化によるスマート農業の展開
摘要 3種のアシストスーツを供試し、コンテナ積載作業の軽労化の検証を行い、労働負担を評価した。さらに、温州みかんの黒点病を対象に、ドローン防除について作業性及び防除効果について検証した。
摘要 目的:登録前の薬剤について、その効果や薬害の有無を検証するとともに、効果的な防除体系を確立する。 成果:①カンキツ類のチャノキイロアザミウマに対するモベントフロアブル 2,000倍は、8月13日の調査...
カンキツの難防除ウイルス・細菌病対策技術開発のための基礎研究
摘要 目的:カンキツ産地で問題となっている温州萎縮系統のウイルスについて、弱毒ウイルス開発や診断技術開発のための基礎知見を得る。 成果:カンキツ11品種にCiMV強毒系統を接種した結果、‘三宝柑’、‘麗紅’、‘...
摘要 目的:傾斜地でのカンキツ栽培管理作業の一部にドローンを利用することで、作業を軽労化する技術を開発する。 成果:①ドローンによるマンゼブ水和剤の高濃度少量散布の黒点病に対する防除効果は、慣行手散布...
傾斜地用農薬散布ドローンの開発と防除技術の確立(ドローンやセンシング技術を活用した果樹の病害虫防除管理効率化技術の開発)
摘要 目的:農薬散布ドローンで濃厚少量散布できる薬剤が少ないため、既存登録農薬から濃厚散布できる薬剤を選抜する。 成果:ウンシュウミカンに対して通常散布で登録のある殺菌剤7剤、殺虫剤14剤について、登録...
ウメ専作およびミカンとの複合経営におけるスマート作業体系の実証
摘要 目的:ウメ・ミカン複合経営において、スマート農業技術を取り入れることで作業時間の短縮を図り、規模拡大につなげる。 成果:ウンシュウミカン実証園において、リモコン式自走草刈機による草刈り作業、ク...
果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2品種に対応した安定生産技術の確立 4)新しい病害虫管理技術
摘要 目的:消費動向に対応した個性的な品種を開発し、本県オリジナル商材として有利販売を行うことができる技術を開発するとともに、生産者の高齢化や世代交代に対応した栽培技術の平準化、安全安心な果樹生産体...
摘要 目的:植物防疫法に基づき、病害虫の発生状況を把握して発生と防除に関する情報を提供するなど、発生予察事業を実施する。府中果樹研究所では果樹病害虫の発生状況調査を分担、実施する。 成果:病害はカン...
施設カンキツ類におけるミカンハダニに対する総合防除技術の開発
摘要 加温不知火おいては、天敵保護資材を使用した場合のミカンハダニの抑制効果を調査している。また、物理的防除資材の効果や薬剤散布状況と感受性低下の関係を調査している。ハウスミカンにおいては天敵保護資...
6.宮崎特産柑橘の次代に対応した栽培技術開発 1)キンカン、日向夏の輸出向け果実生産技術の開発 2)温暖化に適応した「宮崎夢丸」の高品質安定生産技術の開発 3)日向夏の少核果実の省力生産技術開発
摘要 1)キンカンの台湾輸出向け試験については、早期型・完熟型ともに輸出に対応した防除暦に沿って試験を行い、一部残留農薬が検出されたが基準値の範囲内であった。また、空気浄化装置を用いた日向夏貯蔵の検...
摘要 目的:植物防疫法に基づき、病害虫の発生状況を把握して発生と防除に関する情報を提供するなど、発生予察事業を実施する。 成果:発生予察予報を11回、注意報を6回(果樹カメムシ類、斑点米カメムシ類、シロ...
摘要 ニホングリ育種実生集団を対象とする解析で渋皮剥皮性と完全連鎖する新たな2つのDNA マーカーを開発した。カンキツでは3 種類の遺伝子・遺伝領域でβ-クリプトキサンチンの高含有化に関わる最適アレルを同定...
農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化
摘要 リンゴの輸出検疫措置の国際基準提案のための低温殺虫処理の試験方法やカンキツ果実のミカンバエ寄生果率の調査方法を明らかにして、マツの輸出の障壁となるゴマダラカミキリ成虫の発生期間中の登録薬剤によ...
摘要 チャノコカクモンハマキ、ネギアザミウマ、コナガの薬剤抵抗性遺伝子診断法の判定精度90%を達成し、非越冬地におけるコナガ薬剤抵抗性管理戦略におけるウワバ類対策を確認トビイロウンカのイミダクロプリド...
害虫の情報応答機構や土着天敵等の高度利用による難防除病害虫管理技術の開発
摘要 ゴマダラカミキリのオス由来フェロモン候補である揮発性物資を誘引源とした試作トラップを用い、網室及びカンキツ園で特性を評価した。また、超音波発生装置についてオオタバコガなど4種害虫に有効な音響パ...
摘要 カンキツの主要な品種、今後有望な系統について無毒化するとともに弱毒ウイルスを接種してウイルス免疫苗を育成する。また、果樹で異常発生した病害虫や新たに発生した病害虫の防除対策を確立する。
果樹病害虫防除試験 (2)かんきつ早期成園化の阻害要因となる育苗期害虫の新防除技術確立試験
摘要 目的:改植園地で害虫の新梢加害による生育阻害が見られる事例が多い。使用が苗木に限られる薬剤や殺虫範囲の狭い薬剤などの偏用による影響が考えられる。そこで、育苗時に使用が想定される薬剤の殺虫効果を...
摘要 目的:愛媛果試第28号(紅まどんな)で問題となっているカンキツかいよう病について、銅剤を主体とした年間防除技術を確立する。 成果:主要薬剤6剤の防除効果を確認するとともに、夏季の銅剤散布による薬...
広域連携型農業研究開発事業 (1)ドローンやセンシング技術を活用した果樹病害虫防除管理技術の開発
摘要 目的:かんきつ等の主要病害虫の発生状況を把握・予測をするためセンシングデータを解析し、果樹用ドローン試作機に農薬散布機を実装して、傾斜地における防除作業の軽減等を検討する。 成果:ドローンによ...
広域連携型農業研究開発事業 (2)我が国の輸出に有利な国際検疫処理基準の確立、実証
摘要 目的:国産果実の輸出促進に向けた相手国との検疫条件協議の迅速化のため、相手国が侵入を警戒する有害動植物について、検疫措置のデータを蓄積し、国際基準として提案できる検疫処理技術を確立する。 成果...