摘要 温州ミカン、日向夏およびゆずの穂木にγ線を照射し、カラタチ台に接ぎ木を行った照射集団の中から、トゲ短少変異2個体を予備選抜した。
次代を担うオリジナルかんきつの育成と省力・安定生産技術の開発
摘要 宮崎オリジナルかんきつ品種の育成と中晩柑類の栽培技術を開発産地化を図る。 、 1 極早生温州ミカン珠心胚実生利用による優良品種の開発 、 2 香酸かんきつ(レモン、ユズ)の栽培技術開発 、 3 ...
摘要 (1)40℃と25℃の断続熱処理を行い、さらに1mmの茎頂接ぎ木をすることで、CTVおよびSDV感染ウンシュウミカンを無毒化する技術が開発された。本法は従来の0.2mmの茎頂接ぎ木より極めて簡単で熟練を要せず誰で...
摘要 目的:ミカンサビダニの効率的な防除法を確立する。、成果:ユズのミカンサビダニ防除は、冬春季のマシン油乳剤散布が有効であった。温州みかんでは、発生の始まる前の5月~6月上旬が防除適期であることを...
摘要 目的:ミカンサビダニの効率的な防除法を確立する。成果:温州ミカンでの発生消長は7月下旬(梅雨の終期)~8月上旬を境とした二峰型の発生消長を示した。ユズでは越冬量が多い園地では、発芽期~落弁期に防...
摘要 ユズ、日向夏等のカンキツ果皮は、菓子素材の原料として、通年加工を目的に冷凍貯蔵されているが、数か月間経過すると褐変して利用できないものが発生し、その対応策が望まれている。また、果皮から採取さ...
摘要 ユズの貯蔵においては果頂部が水浸状に褐変する水腐れ症が大きな問題であったが、高温予措技術(30℃3日間)で、ほぼ回避できる技術が確立している。しかし、赤道部周辺の果皮が不規則に窪んで褐変するこはん...
摘要 環境に優しい持続可能な果樹農業のために適正施肥法の確立に取り組んでいる。高糖系温州については施肥時期割合の相違が樹の生育、隔年結果性、果実品質、土壌養分溶出量等に及ぼす影響について検討している...
摘要 高知県農業技術センターが開発したパーシャルシール包装の果実類への鮮度保持効果について検討する。その結果、(1)青ユズ、ハウスグリーンミカンではOPPフィルムパーシャルシール包装で緑色保持効果が認...
摘要 ユズの貯蔵においては果頂部が水浸状に褐変する水腐れ症が大きな問題であったが、高温予措技術(30℃3日間)で、ほぼ回避できる技術が確立している。しかし、赤道部周辺の果皮が不規則に窪んで褐変するこはん...
紫外線照射によるカンキツのフィトアレキシン、スコパロン誘導の品種間差異(37)
摘要 病原菌の感染により生成する抗菌性物質(ファイトアレキシン、PA)であるスコパロンを利用してカンキツに病害抵抗性を付与できる。このPAを多く産生するカンキツを選抜するために、紫外線(UV)照射を...
高品質果連年安定生産のための樹体構造と機能の制御技術の開発(110)
摘要 高糖系で樹勢が強く、隔年結果性の強い青島温州に適合した台木を選定するため、各種カラタチ系統について検討した。その結果、ヒリュウが最もわい性台で品質も比較的優れていること、トロイヤシトレンジでは...
摘要 口之津支場のカンキツ類について、潮風害後の落葉状況の品種間差異を調査した。その結果、ウンシュウミカン、イヨ、シィクワシャーは落葉が少なく、潮風害に対する抵抗性が強いと考えられた。珠心胚実生に塩...
摘要 カンキツ類について細胞融合を利用して新育種素材を作出する。これまでに、カンキツ類における細胞融合法を開発し、オレンジとカラタチの体細胞雑種オレタチを始め、ウンシュウミカンとネーブルオレンジの雑...
摘要 5年度は4年度に開発した分析法を用いて、カンキツ数品種の茎のリモノイドの経時的変化を調査した。ほとんど全品種で茎のリモニンは生長に伴ない低下した。品種間差異について検討すると、果汁のリモノイド...
カンキツ類における機能性成分の高含有素材の検索、評価(35)
摘要 カンキツ類は多くの高機能成分を含んでおり、なかでも果実に多く存在するテルペノイド類は香料原料や抗菌物質としての利用等が期待されている。そこで、これら成分の時期、種・品種間の動態把握と、アレロパ...
摘要 口之津支場内のカンキツ樹について、潮風害を受けた後の落葉状況により、その品種間差異を調査した。その結果、非常に落葉し易いものはカラタチ、シトレンジ、ナガキンカン、レモンで、落葉し易いものはスイ...
ミドリヒメヨコバイの加害時期によるカンキツ果実の被害の発現とその防除(277)
摘要 カンキツ園の優占種Empoasca sp.の幼虫は4月下旬から5月下旬にかけてカラタチの新葉上で発育するが、幼虫の発育にカンキツの品種間差が見られるかどうかを調査し、幼虫の発育と果実への加害や...