摘要 目的:公設試験研究機関が育成した野菜の新系統について,国内地域別に適応性と実用性について検討し,新品種育成に資する。当研究所は東北南部太平洋沿岸地域の指定県となっている。 成果:本県で普及が期...
摘要 目的:優良種苗の供給による県内園芸生産の振興を図るため,イチゴ基核苗及び県育成園芸品種等の原種苗生産を行う。 成果:令和元年度はイチゴ基核苗,リンゴの苗木等を配布し,県育成品種の系統維持を行った。
メークインに替わり得るジャガイモシストセンチュウ抵抗性バレイショ品種の育成
摘要 外観により容易に識別でき、食味や調理特性がメークイン並みに優れるジャガイモシストセンチュウ抵抗性のバレイショ有望系統:を育成する。
大規模水田作におけるタマネギ等の省力・多収化技術の開発 ~春植えタマネギは端境期出荷が可能である~
摘要 茨城県におけるタマネギ栽培では、適品種を12月下旬~2月上旬までに播種し、2月下旬~4月中旬に移植する春植え作型(露地栽培)により、平均球径7cm以上及び可販収量5t/10a以上で6月下旬から7月に収...
馬鈴しょGr・PVY等の抵抗性品種開発強化および特性検定試験
摘要 DNAマーカー検定により、全有望系統にGr抵抗性を付与するとともにGr・Yウイルス(以下、PVY)複合抵抗性系統の開発を促進し、さらにジャガイモシロシストセンチュウ(以下、Gp)抵抗性および枯ちょう期によ...
摘要 (目的) 県育成イチゴ品種「やよいひめ」は果実品質に優れた本県オリジナル品種であるが、「とちおとめ」等の他県品種と比べて花芽分化が遅く、収穫始期が遅い特性がある。 そこで、「やよいひめ」の...
野菜・花きの栽培改良 4 特産野菜に含まれる機能性成分および栄養成分の実態把握 (3)夏秋イチゴ
摘要 「06-2-3」は、「信大BS8-9」や「すずあかね」よりもやや大粒であった。「06-2-3」と「信大BS8-9」の糖度は、夏期には低くなるものの、それ以外の時期では冬イチゴと同等以上で推移した。夏秋イチゴの酸度は...
業務加工用キャベツの春・初夏どり作型における安定生産技術の確立 ~キャベツ露地春どり作型における品種、定植時期及び被覆資材の影響~
摘要 キャベツ露地春どり作型では、寒玉系早生~中早生品種を用いることで5月下旬~6月上旬収穫が可能である。定植時期が12月以前では収穫率が低く、1月以降で収穫率・収量が安定する。トンネル被覆、べたがけ、...
摘要 (目的) 加工・業務用冬どりキャベツは、収穫時に外観からは分からない凍害(内部黒変)が発生すると大幅減収となる。 平成23年に冬どりキャベツの凍害発生の品種間差異について「ぐんま農業新技術」に...
業務加工用キャベツの春・初夏どり作型における安定生産技術の確立 ~キャベツ露地初夏どり作型における石灰欠乏症対策を主目的とした品種比較~
摘要 キャベツ「おきな」「涼音」「幸錦」「来喜」「YR天空」「いしずえ」「初恋」等では石灰欠乏症の発生に問題がなく多収で実用性が高く、「YCRげっこう」「きよはる」「SK3-230」「夏のぞみ」「輝吉」では発生...
摘要 (目的) 近年、出荷・調製が容易で食味が優れるちぢみホウレンソウの栽培が平坦地を中心に増加傾向にある。しかし、年によっては暖冬の影響で出荷基準となるBrix糖度(年内8度、1月以降10度)まで到達しな...
摘要 (目的) 本県のナスのハウス栽培は半促成作型が多いが、長期どり作型も一部地域で導入されている。一方、栽培上着果作業や花粉媒介昆虫を必要としない、単為結果性品種も育成されている。そこで、ナス(...
レタス栽培におけるセンチュウ類の発生実態・生態の解明と防除対策の確立 ~線虫対抗植物・マリーゴールド「グランドコントロール」の直播技術~
摘要 手押式播種機の播種ベルトを改良すると、植物寄生性線虫類に対して高い防除効果を持つ対抗植物であるマリーゴールド品種「グランドコントロール」を直播でき、労働時間が削減できる。
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~ワケネギ「東京小町」の安定生産のための総合的微小害虫管理対策~
摘要 ワケネギは、1930年代から栽培されてきた東京特産の農産物である。2017年には周年栽培が可能である「東京小町」が品種登録され、今後、幅広い普及が期待されている。ワケネギ栽培において問題となるのはネギ...
1.野菜 1)奈良イチゴブランドパワー強化のための新品種栽培技術の確立 ②有望系統の生育特性の把握
摘要 [目的]有望系統のランナー発生数を把握する。 [方法]‘珠姫’、‘奈良10号’、系統26-55-1を10株ずつ定植し、ランナー発生数と子苗発生数を調査する。 [結果]いずれの品種、系統も子苗発生数は‘古都華’よ...
日本一のきゅうり産地の実現を支える高度環境制御による多収・高品質栽培法の確立
摘要 (目的) 収量品質向上のため環境制御技術の開発に取り組んでいるが、生産者においても関心が高まっており、今後各産地に環境制御機器の導入が進むことが期待される。 環境制御技術の高度化、環境制御技...
1.野菜 2)新規特産野菜開発のための省力的な栽培技術の確立と品種の検索 ①省力栽培技術の確立
摘要 [目的]ミニパプリカを用いた畝芯施肥法を検討する。 [方法]畝芯施肥と全面全層施肥の2処理区を設け、1株8本仕立てで試験を実施する。 [結果]大和農園育成の‘ぱぷ丸’を供試した。総収量は施肥方法によ...
1.野菜 2)新規特産野菜開発のための省力的な栽培技術の確立と品種の検索 ②省力化に有効な品種の検索
摘要 [目的]省力化につながるオクラの品種の検索 [方法]‘楊貴妃’、‘クリムソン・スパインレス’、‘平城グリーン’、‘グリーンソード’、‘大和ティダ’、‘大和グリーン’の6品種において、株間を15cm、30cmで定植し...