摘要 (目的) 本県はネギ生産が盛んで栽培面積全国4位を誇るものの、ネギ黒腐菌核病が発生し大きな減収要因となっている。一方、土壌くん蒸剤による土壌消毒は作業者の負担が大きいため、土壌くん蒸剤に依らな...
摘要 目的:レタス栽培ではトンネル被覆後の薬剤散布が必要であり、トンネル開閉等に大きな労力を要する。そこで、小型電動噴霧器(モーターフォグ、土佐農機)を用いた防除技術を検討する。 成果:レタスのトン...
うどんこ病菌における薬剤耐性菌の発生実態の解明と遺伝子診断技術の開発に関する試験研究事業
摘要 スワルスキーカブリダニなどの天敵を利用するピーマン抑制栽培において、うどんこ病に対する有効薬剤の散布を本病の発生前から予防的に開始し、その後も約3週間間隔で系統を違えて散布する防除体系により、...
ネギにおけるクロバネキノコバエ科の一種に対する防除技術の開発
摘要 (目的) 県東部のネギ生産圃場において、ネギの地下葉鞘部を加害するクロバネキノコバエ科の一種(学名Bradysia sp.)の発生が確認された。本種は、本県と埼玉県で特殊報が発出された新奇の害虫であり、...
摘要 馬鈴しょの主要害虫であるアブラムシ類やナストビハムシを対象として、インファロー散布の効果を明らかにする。また、アブラムシ類については、インファロー散布の残効期間についても明らかにする。
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~アシタバ・ワサビに発生する病害の実態解明と管理技術の開発~
摘要 アシタバおよびワサビは、東京農業における重要な特産作物であり、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催時の提供食材の一つとして期待が高い。しかしながら、近年、疫病の新発生やPotyvirus...
1.環境に優しい防除技術の開発 2)土壌微生物による土壌病害防除技術の開発 ①土壌への定着性を高めた微生物による土壌病害防除技術 ①ー1)イチゴ萎黄病に対する防除効果
摘要 [目的]イチゴ萎黄病に対する防除効果の解明 [方法]微生物大豆の複数回処理のイチゴ萎黄病に対する防除効果について評価する。 [結果]微生物大豆の複数回処理は、イチゴ萎黄病に対して効果が認められる...
地域農産物農薬安全使用推進事業 1モロヘイヤの薬効・薬害試験
摘要 目的:登録農薬が限られるため、栽培対応に困っている県内の地域特産作物に対して、農薬登録の適用拡大に必要な農薬残留量調査等を実施する。 成果:モロヘイヤの炭疽病に対するストロビーフロアブル(3000...
レタス栽培におけるセンチュウ類の発生実態・生態の解明と防除対策の確立 ~レタスに発生するネグサレセンチュウ類被害の特徴および防除対策~
摘要 レタスに発生するネグサレセンチュウ類の被害の特徴は、根部に断続的に入る黄変、黒変およびこぶである。この防除法として、イミシアホス粒剤の施用および野生種エンバクなどの対抗植物の栽培が有効であり、...
レタス栽培におけるセンチュウ類の発生実態・生態の解明と防除対策の確立 ~線虫対抗植物・マリーゴールド「グランドコントロール」の直播技術~
摘要 手押式播種機の播種ベルトを改良すると、植物寄生性線虫類に対して高い防除効果を持つ対抗植物であるマリーゴールド品種「グランドコントロール」を直播でき、労働時間が削減できる。
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~ワケネギ「東京小町」の安定生産のための総合的微小害虫管理対策~
摘要 ワケネギは、1930年代から栽培されてきた東京特産の農産物である。2017年には周年栽培が可能である「東京小町」が品種登録され、今後、幅広い普及が期待されている。ワケネギ栽培において問題となるのはネギ...
摘要 目的:登録農薬が限られるため、栽培対応に困っている県内の地域特産作物に対して、農薬登録の適用拡大に必要な農薬残留量調査等を実施する。 成果:ニンニクの白絹病に対して、モンカットフロアブル40(200...
摘要 突発的に多発したたまねぎ早期立枯症状の原因を解明し、生産現場ですぐに利用できる耕種的防除法を開発する。また、効果の高い薬剤を明らかにする。
病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究 ~有機質培地を用いたトマト養液栽培における病害管理技術の開発~
摘要 トマト養液栽培は、土耕栽培で問題となる土壌病害を回避でき、高品質で安定した収量を確保できる技術として、都内でも年々栽培面積が増加している。そのような中、生産現場では低コストで廃棄が容易なヤシ殻...
農薬適正使用総合啓発推進事業 2西讃普及センター管内の非農薬レタス
摘要 目的:県産農産物の安全・安心を確保するため、モデル地区とモニター農家を設定して、生産環境部門が生産物の農薬残留状況を、病害虫防除所と農業改良普及センターが農薬散布実績、病害虫の発生状況等を調査...
農薬適正使用総合啓発推進事業 3「スイートコーン」と「ロメインレタス」における農薬適正使用推進
摘要 目的:県産農産物の安全・安心を確保するため、モデル地区とモニター農家を設定して、生産環境部門が生産物の農薬残留状況を、病害虫防除所と農業改良普及センターが農薬散布実績、病害虫の発生状況等を調査...
4.果樹 1)果樹地域対応技術開発 ②カキ栽培における効率的な病害虫防除方法の確立 ②-1)カキにおけるチャノキイロアザミウマの発生要因の解明 ②-1)-(1)周辺植生の影響の調査
摘要 [目的]周辺植生の差異による発生推移の差異 [方法]カキ園内および周辺部に黄色粘着板を設置し、誘殺数を調査する。 [結果]果樹・薬草研究センター内では4月上旬にカキ園に近いヒサカキ周辺で誘殺が見...
害虫防除と受粉促進のダブル効果!スマート農業に貢献する振動技術の開発
摘要 目的:農業生産現場では,薬剤に依存しない新たな害虫防除技術が求められている。また,トマト等の受粉においては,外来種である受粉昆虫の転換方針から代替技術が求められている。これらの課題を解決する技...