摘要 1.キチョウにおいてはこれまでZ染色体を2本持っている遺伝的なオスが細胞内共生細菌であるボルバキアによってメス化されていると考えられていたが、Z染色体上の遺伝子の相対的存在量、及びその遺伝様式を...
養蚕・葉たばこによる中山間地域の振興支援技術の開発、Ⅰ 高機能繭・天蚕繭等を用いた付加価値の高い製品開発
摘要 目的:高物性(強度・伸度)生糸を産出する新蚕系統を育成するとともに、その性能が最大限発揮する飼育技術体系を確立する。、成果:新しく開発した高強度繭糸を安定的に産出する新蚕系統「GK-2-E×レモン②即...
摘要 目的:現在主流である合成樹脂製の小口径人工血管は、血栓により詰まりやすいことから、絹糸を用いた血栓ができにくい機能を有する小口径人工血管を開発する。、成果:作出された各種GMカイコ系統について...
摘要 1. BT毒素Cry1Abが作用するために必要なカイコで同定されたABCC2遺伝子を培養細胞で発現させることにより、非感受性であったカイコ由来の培養細胞が感受性に変化した。これまで、BT毒素活性の検定にはチョ...
摘要 家蚕では、繭糸強度の高い複数の系統組み合わせを明らかにした。天蚕では、優良系統の継代を目的に年2回の飼育を行った。 、 葉たばこでは、黒と黒半透明生分解性マルチの実用性を確認した。
摘要 目的:ブタリゾチームを含む繭糸を利用した実用的な抗菌シルクの生産のため、実用飼育可能なGMカイコへの改良、製品開発等を行う。 、成果:ブタリゾチームを含む繭糸を生産するGMカイコと、実用品種の...
摘要 家蚕では、新交雑系統について2年目の試験を行い、6系統中3系統で従来の生糸強度を超えた。葉たばこでは、黒生分解性マルチが慣行マルチと同等の生育・収量を得た。
摘要 1.チョウ目農業害虫に対する微生物製剤などに使用される殺虫性細菌由来のBt毒素、Cry1AbやCry1Acへの抵抗性を獲得する害虫が出現している。カイコで突き止めた抵抗性の原因遺伝子はABCトランスポーターの...
遺伝子組換えカイコによる新たな高機能シルクの開発と生産システムの構築
摘要 (1)これまでに開発した新蛍光・色素タンパク質シルク系統について、蛍光タンパク質および色素タンパク質の発現量の評価を行い、発現量が多くて安定している系統を選抜する。それらの系統の育種を行うため...
摘要 「組換えカイコの系統維持、蚕種製造・保護マニュアル」、「有用物質生産を想定した全齢人工飼料育装置(2万頭規模)による飼育マニュアル」、「有用物質生産を想定した稚蚕共同飼育所のロータリー飼育機(...
摘要 目的:有用遺伝子を導入した組換えカイコを農家に普及させるため、卵の供給体制と、農家及び稚蚕共同飼育所の施設器具の利用を前提に拡散防止を講じた大量飼育方法を確立する。 、成果:組換えカイコの拡...
遺伝子組換えカイコによる新たな高機能シルクの開発と生産システムの構築
摘要 目的:組換えカイコを用いて蛍光色を発するシルク等の開発と、現場での安定生産体制、製品開発により高機能シルク生産の実用化を図る。 、成果:ロータリー式飼育装置に対応できる飼育体系(1~3齢人工...
遺伝子組換えカイコによる新たな高機能シルクの開発と生産システムの構築
摘要 (1)7種の新蛍光タンパク質遺伝子や、UVを吸収し群青色蛍光を発する群青色蛍光タンパク質遺伝子をカイコに導入することに成功した。また、クモ糸遺伝子を導入し生糸の物性を調べたところ、強度の増大が確...
摘要 年間を通してふ化幼虫を安定供給できることが明らかとなり、組換えカイコの年間供給体系が策定できた。全齢人工飼料育装置の飼育マニュアルは、安定した周年繭生産ができることを証明した。実証飼育試験から...
遺伝子組換えカイコによる新たな高機能シルクの開発と生産システムの構築
摘要 目的:組換えカイコを用いて蛍光色を発するシルク等の開発と、現場での安定生産体制、製品開発により高機能シルク生産の実用化を図る。 、成果:ロータリー式飼育装置に対応できる飼育体系(1~3齢人工飼...
摘要 目的:有用遺伝子を導入した組換えカイコを農家に普及させるため、卵の供給体制と、農家及び稚蚕共同飼育所の施設器具の利用を前提に拡散防止を講じた大量飼育方法を確立する。 、成果:組換えカイコの年間...
摘要 目的:桑の葉をカイコの飼料以外の用途(桑茶、機能性食材)への利活用を促進し、桑の有効利用と併せて遊休桑園の解消を図る。、成果:桑葉を乾燥する製茶加工法、ブランチング製法及び熱風乾燥法について検...
(2)昆虫・昆虫間、昆虫・植物間相互作用の解明と利用技術の開発
摘要 1.オオバイヌビワ乳液に含まれる主要な耐虫性成分は、乳液中に約0.67%の濃度で含まれるアルカロイドの一種Antofineであることが判明した。Antofineは極めて低濃度でも顕著な成長阻害活性を示し、人工飼料...
摘要 目的:桑の葉をカイコ飼料以外の桑茶、機能性食材への利活用促進を図り、桑の有効活用と併せて遊休桑園の解消を図る。、成果:桑葉を乾燥する方法として製茶加工法、ブランチング製法及び熱風乾燥法について...
摘要 ふ化幼虫の供給は、即時浸酸法と冷蔵浸酸法を用いて採卵後から5ヶ月間、人工越冬法では、採卵4ヶ月後から供給できた。人工飼料育では、試作した全齢人工飼料育装置による拡散防止措置を講じた飼育マニュア...