摘要 目的:温暖化により多発するトウモロコシ根腐病の対策として、Pythium Arrhenomanes菌を用いる畜草研開発の接種検定法を実証し、抵抗性品種の選定を行う。、成果:市販品種55品種の中から、接種検定における...
寒地におけるとうもろこしの赤かび病リスク低減による高品質化技術の開発 ①赤かび病抵抗性の遺伝的変異の解明と抵抗性品種・系統の選定
摘要 有傷接種法による赤かび病抵抗性検定は自殖系統、F1ともに年次間で相関が高く安定していた。F1の発病度は両親の発病度に相関を示す傾向があったが、Ho90は自殖系統の発病度が高いにもかかわらず、F1では低...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 ②抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 30品種の接種検定を行い、フモニシン含量およびDON含量についていずれも大きな品種間差のあることを明らかにした。3ヶ年間評価した29品種では、フモニシンに関しては全品種が雌穂中の毒素含量が米国の基...
摘要 目的:温暖化により多発するトウモロコシ根腐病の対策として、Pythium Arrhenomanes菌を用いる畜草研開発の接種検定法を実証し、抵抗性品種の選定を行う。 、成果:接種検定の結果、2ヶ年の平均から、58品...
寒地におけるとうもろこしの赤かび病リスク低減による高品質化技術の開発 ①赤かび病抵抗性の遺伝的変異の解明と抵抗性品種・系統の選定
摘要 寒地におけるとうもろこしの赤かび病抵抗性の遺伝的変異の解明と抵抗性品種・系統の選定を行い、赤かび病発病度には、自殖系統、F1のいずれでも有意な系統間差異が認められ、発病度の低い系統も見出された。...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 ②抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 都府県におけるとうもろこしの赤かび病抵抗性品種・系統の選定を行い、フモニシン産生菌接種では30品種中13品種が2ヶ年とも毒素含量が5ppmで比較的低く、DON産生菌接種では15品種が2ヶ年とも発病面積率が...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発
摘要 目的:赤かび病の安定的な発生を促すため、フモニシンおよびデオキシニバレノール産生菌の接種時期および接種胞子濃度を検討し、接種法を確立する。 、成果:30品種に対する病原接種による発病面積率および...
摘要 目的:温暖化により多発するトウモロコシ根腐病の対策として、Pythium Arrhenomanes菌を用いる畜草研開発の接種検定法を実証し、抵抗性品種の選定を行う。 、成果:59品種を供試し、畜草研開発の検定法によ...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、「ゆめそだち」、「ゆめちから」の種子親系統である「Mi29」に、それぞれ不定根形成能QTL及び通気組織形成能QTLを導入した親系統を作出し、これを用いた耐湿性検定用の「ゆめ...
摘要 生産段階における食の安全を確保するための簡易かつ特異性の高い診断手法の開発に関しては、a)サルモネラの血清診断手法について、これまでに開発したマルチプレックスPCRによる手法をより迅速化するととも...
寒地におけるとうもろこしの赤かび病リスク低減による高品質化技術の開発 ①赤かび病抵抗性の遺伝的変異の解明と抵抗性品種・系統の選定
摘要 自殖系統では、発病度が6以上のものが半数以上を占め、フリント種のTI-040は発病度が3.7と最も低かった。F1の発病度は、Ho90の組合せがTo85の組合せより平均で約1.3低かった。各一定親系列において、交配相...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 ②抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 30品種にDONおよびフモニシン産生菌を接種したところ、DON産生菌接種による発病面積率は0.2~56.7%、フモニシン産生菌接種による発病面積率は0.1~15.9%で、いずれも大きな品種間差が認められた。フモニシ...
摘要 トウモロコシ根腐病菌の分布について、昨年大発生した北海道十勝地方から病原菌を分離し、これまで北日本で多く分布するとしたピシウム・アレノマネス菌であることを明らかにした。 トウモロコシの根腐病抵...
寒地におけるとうもろこしの赤かび病リスク低減による高品質化技術の開発 (1)赤かび病抵抗性の遺伝的変異の解明と抵抗性品種・系統の選定
摘要 F1品種・系統における赤かび病発病度の品種間差異およびその年次間変動を検討した。
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 (2)抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 かび毒蓄積に関する品種間差異評価法の確立のため、フモニシンおよびデオキシニバレノール産生菌の接種濃度と接種時期の検討を行った。
温暖化によるワラビー萎縮症被害拡大を回避できる抵抗性夏播きトウモロコシ品種の育成
摘要 5個のワラビー萎縮症抵抗性QTLをそれぞれ導入した「Na50」準同質遺伝子系統の抵抗性を検定して、萎縮症の発生が少ない場合ではあるが、それぞれの抵抗性QTLの効果を確認した。また、抵抗性品種後代親系統と...
寒地における飼料用とうもろこしのかび毒汚染リスク低減技術の開発
摘要 目的:赤かび病によるかび毒汚染に対する抵抗性検定法を開発し、市販品種の抵抗性を評価・選抜し、それらを活用した耕種的防除法を開発する。 、成果:赤かび接種方法の違いによる抵抗性品種検定法の有効性...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)長距離移動性イネウンカ類については、トビイロウンカとセジロウンカに適応可能な簡易な微量局所施用装置を用いた薬剤抵抗性検定法を開発した。また、イネウンカ類の飛来源地域における5年間のモニタリ...
b.病害虫の侵入・定着・まん延を阻止するための高精度検出・同定法の開発
摘要 1)侵入・拡大リスクが高い植物病原細菌の迅速な検出技術の開発に関しては、トウモロコシ萎凋細菌病菌検出用にNSVC選択培地を利用できること、ならびに病原細菌の植物体における増殖部位と移動速度等の動態...
寒地におけるとうもろこしの赤かび病リスク低減による高品質化技術の開発 (1)赤かび病抵抗性の遺伝的変異の解明と抵抗性品種・系統の選定
摘要 (1)「たちぴりか」は「ぱぴりか」に比べて赤かび病の発病度が低く、本病に対して抵抗性を有している可能性が示唆されたが、「たちぴりか」と普及外国品種との差は不明確であった。また、自殖系統では雌穂の...