摘要 九州農試で育成した有望系統の栽培特性、特に栽植密度に対する反応を明かにするため、標準区、密植区、粗植区の3区を設け、主茎長、収量性等の主要農業形質を調査した。その結果、密植により「九州127号...
ハスモンヨトウ抵抗性機作解明及び暖地向き抵抗性品種の育成(73)
摘要 ハスモンヨトウに対する抵抗性の機作解明のため、8年度は大豆葉の毛茸の影響を調査した。戻し交雑により抵抗性品種の「ヒメシラズ」及び「操田大豆」に無毛茸の形質を導入した系統を用いて、ハスモンヨトウ...
摘要 次世代稲作プロジェクトにより新たに開発された米の品質と貯蔵・流通・加工に関する様々な情報の迅速な検索が可能なデータベースシステムを構築する。9年度にデータの加工・計算処理・図表化等の機能を有す...
大豆11S蛋白質サブユニット組成と豆腐のゲル化特性との関係解明と同質遺伝子系統の育成(47)
摘要 大豆貯蔵蛋白質の主要成分のひとつで、豆腐の硬さを高める働きのある11S蛋白質を構成する3つのサブユニット群に関する欠失変異大豆、ツルマメ(野生大豆)を利用し、栽培種との戻し交配により11S蛋白...
たん白質サブユニット組成の異なる品種・系統の育成と豆腐等加工適性評価(48)
摘要 7S蛋白質を構成するサブユニット(α、α’、β)のうちα’欠失系統とその突然変異体でα、α’を欠失する系統を比較した結果、変異体では登熟期間が7日短い以外、主茎長、主茎節数、粒大、収量性に差がなかった...
摘要 大豆の裂皮は、外観品質、加工適性を低下させるため、裂皮性の異なる品種を用いて組織・化学的な解析を行い、難裂皮性品種育成のための基礎的知見を求めた。種皮表面の微細構造を無処理で超高真空走査型電子...
暖地農産物中の有用成分を保持させた高付加価値加工食品の開発(197)
摘要 現状の枠を超えた大豆の需要拡大を図るために、大豆素材と他の食品素材との併用による新規大豆加工食品の製造法について検討した。リポキシゲナーゼ完全欠失大豆(九州111号)を利用すると、従来大豆利用...
リポキシゲナーゼ欠失大豆の栄養価値を保持させた機能性食品の開発
摘要 日本人の総コレステロール値はますます増加傾向にあり、動物性食品の摂取を少なくするなどの改善が呼びかけられている。この点で植物性食品である大豆は好適な食品素材となる。また、現状の枠を超えた大豆の...
暖地農産物中の有用成分を保持させた高付加価値加工食品の開発(201)
摘要 大豆は本来優れた蛋白質素材であり、また種々の生体調節機能を持つ食品素材として期待されているが、リポキシゲナーゼの作用による過酸化脂質の生成の問題があり、需要拡大が妨げられている。そこで過酸化脂...