1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発 (2) 大豆・小麦の収量・品質低下要因の解明と防止技術 (ii) 大豆のマメシンクイガの発生消長と効率的防除 ア 発生消長と調査方法の改良
摘要 目的:大豆の本作化・団地化に伴い多発しているマメシンクイガについて、多発圃場における成虫、産卵及びふ化消長を調査する。成虫の発生調査では、従来のたたき出し調査よりも簡便な性フェロモントラップに...
26 水稲・大豆・小麦の収量・品質低下病害虫の多発要因の解明と防除技術の確立(1)水稲の斑点カメムシ類による品質低下防止技術 (i) 発生予測技術の確立 ア 成虫の効率的な調査法
摘要 (i) 雑草地での調査 トウモロコシ花粉または合成性フェロモンを誘引源とした各種トラップで、アカヒゲホソミドリカスミカメの誘殺数を検討したところ、花粉の誘引性は低かったが、合成性フェロモンでは高...
摘要 アカヒゲホソミドリカスミカメ各世代の初発日は、越冬世代成虫の初発日を起点として、アメダス気温と有効積算温度による推定とよく合致した。フェロモントラップによる誘殺数は、すくいとり数と比較して、...
摘要 (i) 発生消長:つがる市木造の現地ほ場では、成虫の発生盛期は8月末、産卵及びふ化の盛期は9月第3半旬と、昨年と同様に推移したが、発生量は昨年より少なかった。アクトグラムによる成虫の日周活動性は、日...
23 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1)斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立 (i)カメムシの発生推移、水田侵入時期
摘要 雑草地でのすくい取りによる発生消長から、各世代の成虫最盛期は、越冬世代6月第2半旬、第1世代7月第3半旬、第2世代8月第1半旬であった。各世代の出現時期は、越冬世代成虫初発日を起算とした有効温量によ...