裸麦のアミノ酸組成とアミロ-ス含有率の育種的改善による新品種の育成(57)
摘要 オオムギのデンプン当りアミロース含有率の変異を電流滴定法で調べた結果、年次間変異は比較的小さく、ウルチ性品種は(高リジン系統が23%とやや低いのを除けば)25~28%で変異は小さいのに対し、モ...
酵素結合抗体法(ELISA法)による大麦縞萎縮病抵抗性簡易検定技術(58)
摘要 縞萎縮病の発病判定は肉眼観察でほぼ確実にできるので、紛らわしいものを確認する時以外はELISAを行なう必要はなかった。一方、圃場によって罹病性系統でも発病しないことが多いので、木石港3の抵抗性...
摘要 アブラムシ伝染性ウイルス病「オオムギ黄萎病」の被害発生状況、品種間差異、診断法等を調べた。その結果、(1)点播栽培では被害がかなりみられたが、裸麦の主要な栽培形態である全面全層播き栽培では被害...
摘要 品種群の分類・同定は交雑育種の効率化において重要である。裸麦を含むオオムギでは形態的特性並びに、アイソザイム、種子貯蔵タンパク質等の幾つかの生化学的指標を利用した品種分類が行なわれているが十分...
摘要 新用途向けの多収で良質なモチ性裸麦品種を育成するとともに、モチ性新品種を効率的に育成するため、モチ性既存品種の特性解明及びモチ性と他形質との関係の解明を行った。(1)モチ性オオムギを探索・収集...
裸麦のアミノ酸組成とアミロ-ス含有率の育種的改善による新品種の育成(58)
摘要 裸麦の低アミロース化や高リジン化等により、新用途向けの高加工適性・高嗜好性・高栄養裸麦を育成する。そのため、(1)オオムギにおけるアミロース及びリジンの定量法の確立、品種間変異の解明及び優良な...
酵素結合抗体法(ELISA法)による大麦縞萎縮病抵抗性簡易検定技術(59)
摘要 大麦縞萎縮病抵抗性品種を効率よく育成するため、約70品種の抵抗性程度と耐性程度を常発圃場で2年間にわたって調べた。その結果、(1)裸麦連作圃場では白麦6号を除く日本の六条皮麦は全く発病しなかっ...
摘要 オオムギ属野生種14種・亞種45系統、ライムギ4品種の特性を調査し、育種母材としての有効性について検討した。その結果、直接交配母本としての利用が難しく、新しい雑種作出法を検討する必要があると判...
摘要 アブラムシ伝染性ウイルス病「オオムギ黄萎病」被害程度の品種間差異を調べるとともに、圃場における診断精度向上のために、病徴観察とELISA診断を行った。(1)日本内外のオオムギ39品種の幼苗にア...
酵素結合抗体法(ELISA法)による大麦縞委縮病抵抗性簡易検定技術(73)