気象変動に対応した高品質で安定生産可能な 道産小麦の開発促進(第2期)3)-(1)植物成長調整剤を用いた春まき小麦「春よ恋」の高品質安定多収栽培技術の開発
摘要 「春よ恋」の増収・タンパク安定化のため、植調剤の倒伏軽減効果を明らかにし、その使用を前提とした土壌窒素肥沃度区分別の窒素施肥量の設定、および倒伏回避と品質向上に向けた生育診断技術を開発する。
摘要 目的)畑・野菜輪作体系におけるにんじん、たまねぎの所得向上のため、生育履歴情報を活用したマップ施肥システムによる基肥の可変施肥を実施し、規格内歩留まりおよび球大の向上効果を明らかにする。 成果...
中山間地適用通信技術を活用する自動操舵一貫体系およびセンシング技術の多目的利用体系の実証
摘要 目的)生育センシング情報を秋まき小麦の可変追肥だけでなく、排水対策や翌年作物の基肥可変施肥に活用する技術体系を実証しその効果を検証する。 成果)衛星データから排水不良箇所を推定し、土壌断面調査...
気象変動に対応した高品質で安定生産可能な道産小麦の開発促進 3)栽培法改善による生産および品質の安定化 (1)秋まき小麦「きたほなみ」の子実タンパク質含有率安定化のための気象情報対応型窒素施肥法
摘要 目的)子実タンパク質含有率安定化のための気象情報対応型窒素施肥法を開発する。また、本法および既往の秋まき小麦の施肥法に関する成果を統合した施肥管理総合ツールを開発する。 成果)起生期・止葉期の...
十勝地域における秋まき小麦「きたほなみ」生育管理ツールによる収量・品質改善の実証
摘要 目的)革新的技術の迅速な普及を図るため現地実証試験を行い新技術の適合性を検証する。(本課題)窒素施肥シミュレートツール「NDAS」の十勝地域における適合性を検証し、収量・品質改善効果を明らかにする...
日本海側砂丘地・気候におけるICTを活用した高品質小麦の安定・省力生産技術の開発
摘要 目的:小麦におけるICTを活用したほ場ごとの施肥診断技術を開発するとともに、栽培条件と加工特性との関連を明確にする。 結果:砂丘畑小麦省力施肥体系は収量を高め、経営費の削減に有効であることが示唆さ...
摘要 田畑輪換体系で、冬作緑肥のヘアリーベッチとライ麦を混播、鋤き込みした後、3作目の水稲に対する残効を評価し、ライ麦の播種量を4ないし6kg/10aとした場合、水稲収量が増加し、さらに、緑肥の播種時に施肥...
摘要 ドローンを活用した生育診断や施肥・防除技術、ICTブルを活用した大区画・均平化、連結弾丸暗渠による水稲直播、大麦、大豆、ソバの収益向上技術を開発する。
摘要 目的:カリの施肥基準を明確にするため、土壌の確保すべき交換性カリ含量・カリ吸収量・各種供給量を踏まえた基準を設定する。 成果:小麦、大豆、ホウレンソウでは交換性カリ含量の増加に対して、生体重の...
摘要 目的:水稲については、気象変動や土壌条件に適する良質・良食味・安定多収で栽培適性の高い品種を育成する。小麦においては、初期生育を抑制し、倒伏の危険性を低下させつつ収量500kg/10aを確保できる後期...
肥効調節型肥料を活用した高タンパク小麦対応省力施肥体系の確立
摘要 目的:子実タンパク質含有率12%以上(ゆめちからでは14%以上)を得るために実肥を必要とする小麦品種「ゆめちから」「せときらら」「セトデュール」において、出穂期以降に窒素成分の肥効が発現する被覆尿...
普通作物の生産安定化技術の確立 3播種期別の高品質多収栽培技術の検
摘要 目的:本県の稲・麦の収量・品質は気候の温暖化や異常気象の多発傾向の下で不安定となっている。そこで、気象変動に強い品種や栽培条件を検討し、収量・品質の高位安定のための技術支援を行う。 成果:小麦...
水田高度利用体系構築推進事業等(高品質米麦生産のための栽培技術対策) 1 さぬきうどん用小麦「さぬきの夢2009」の栽培技術の確立
摘要 目的:県育成小麦品種「さぬきの夢2009」における播種期・施肥体系の違いが生育、収量及び品質に及ぼす影響について検討する。 成果:小麦「さぬきの夢2009」の早播(11月上旬)~適期播時(11月中旬)~遅...
2 麦の高品質安定生産技術 1)麦類の増産に向けた多収品種の安定栽培法および低反収田の改善技術の確立
摘要 目的:近年、麦類は生育期間の多雨と登熟期間の高温で低収が続いていることから、収量向上対策技術を確立する。 成果:多収の二条大麦新品種「はるか二条」の最適な施肥法を明らかにした。
摘要 目的:①ビール大麦やパン用小麦、民間で育成した水稲品種の特性を調査し、奨励品種へ向けた取組の資料とするとともに、県内の生産者などに的確な品種情報を提供する。 成果:①ビール大麦合同比較試験では、5...
摘要 目的:国産麦の需要は高いが、生産量や品質が産地や年次でばらつくなど課題が多い。そこで、基肥を省略し追肥量を増した後期重点施肥体系の、小麦大麦への適用による、収量及び品質(タンパク質含有率等)の...
摘要 イタリアンライグラスおよびエン麦について、施肥量等栽培方法、収量や栄養成分、硝酸態窒素濃度および危険性の簡易な判定法を検討する。また、暖地型牧草地への追播による寒地型牧草利用法の検討を行う。
摘要 パン用等の有望系統・品種の栽培性と用途別の品質評価に関しては、 a) 九州研・近農研・作物研で共同育成を行ってきた秋播型パン用系統「農研小麦1号」は、熊本県において実需者による製パン試験の結果が良...
農業気象情報の創出と作物生育・病害虫予測モデルに基づく作物栽培管理支援システムの開発、2.作物生育・病虫害モデルを活用した気象対応型栽培技術の開発、6)積雪地帯における小麦の気象対応型栽培技術の開発
摘要 北海道における小麦生産量及び品質の安定化のため、気象条件が収量・子実タンパク質含有率に及ぼす影響を明らかにする。生産実績を活用した窒素施肥設計法について、気象の年次変動を反映させることで、収...