(2)気候変動を考慮した漁場の形成や資源の変動に関する情報を的確に提供するための研究開発
摘要 ・近年の餌料環境の年変化を把握するため、1997年から毎月1回行っている富山湾プランクトンモニタリング調査データを用い、環境要因との関係を分析した。カイアシ類ノープリウス幼生は高水温であった2007年...
(1)沿岸域における漁場保全と水産資源の造成のための研究開発
摘要 ・藻場において光合成活性や生長量に関し、機器を用いて藻体のクロロフィル蛍光を測定することによって現場で光合成活性を把握可能な測定手法を適用した。さらに、加速度ロガーを用いた流動の計測結果と比較...
(2)内水面漁業の振興とさけます資源の維持・管理のための研究開発
摘要 ・ニホンウナギ稚魚のシラスウナギ採捕データについて、より詳細な県別月別データを新たに組み込んで、シラスウナギ来遊動向分析及び絶滅リスク評価を行ったところ、従来の推定通り、絶滅寸前や絶滅危惧には...
(1)海洋・生態系モニタリングとそれらの高度化及び水産生物の収集保存管理のための研究開発
摘要 ・海洋・生態系に関する定線モニタリングとして、各海域に設定した観測定線(北海道オホーツク海:N, S-line、親潮-混合域:A-line、黒潮域:O-line、日本海:SI-line、東シナ海:CK-line)における調査船...
(2)次世代水産業及び他分野技術の水産業への応用のための研究開発
摘要 ・オーミクス情報データベース(水産生物のゲノム情報や遺伝子発現情報等のオーミクス情報を格納したオンライン型データベース)ついては、新たにノリ及びスジアラのゲノム情報、マサバやサンマ等19種の遺伝...
摘要 ベトナムのメコンデルタでは、バイオガスダイジェスター(BD)、水田、家畜生産のそれぞれのGHG削減技術を連携し、資源の循環と有効利用により、農家の気候変動緩和策に対するインセンティブをさらに高める...
摘要 農作業ロボット運用システムの開発については、現地実証地(13ha)で、2名監視体制の下で4台のロボットトラクタの同時運用による自動作業を実施し、安全性を確保しつつ、作業者1人当たり作業能率40%の向...
土地利用型農業の高度営農システムに資する農業機械・装置の開発
摘要 農作業ロボット運用システムの開発については、現地実証地(13ha)で、2名監視体制の下で4台のロボットトラクタの同時運用による自動作業を実施し、安全性を確保しつつ、作業者1人当たり作業能率40%の向...
摘要 秋冬季飼料用畑の造成方法を確立するとともに、木材由来の高消化性飼料が放牧子牛の発育向上に有効であることを明らかにした。BLV(牛白血病ウイルス)伝播リスク低減化では防疫強化対策を具体化し、1 年目...
施設野菜の高品質安定多収技術の高度化と大型施設での高効率・高収益生産の実証
摘要 トマト周年多収生産のための改善スキームとして、生育収量予測における生育調査手法を確定した。生育・収量予測ツールを核とする、環境や養水分の制御による、収量・品質や収穫期の制御、作業管理等に関する...
摘要 市販の小型臭覚センサーから食品の香り測定に適した3 種を選択し、きのこ、チーズ、リンゴについて、香りの種類あるいは強度を判別できることを確認した。食品の香りを安定的に測定する方法を考案し、特許出...
食品の加工・流通段階におけるリスク低減及び信頼性確保技術の開発
摘要 有害微生物の課題において、低水分活性食品である味噌に混入させた大腸菌O157 の保管中の損傷度や生残性の評価手法を開発した。堆肥の製造過程における食中毒細菌の動態を含む、野菜の生産管理マニュアルの...
気候変動等の環境変化が農業生態系における生物多様性と生態系サービスに及ぼす影響の評価
摘要 訪花昆虫の各樹種に適したモニタリング手法を試作するとともに、シロクローバの8月開花に対する牧草地での刈取管理の有効性や花資源導入によるミツバチ農薬暴露被害低減の効果を実証した。また、水田の有機...
環境変動モニタリングと環境基盤情報の集積・解析・発信技術の開発
摘要 農業空間情報の取得手法の高度化のため、県、機構内(農情研)との共同で水田、カンショほ場等におけるドローン空撮と地上調査データの蓄積を進めた。また、令和元年度に公開した小型GNSS 受信機マニュアル...
パイプハウスにおける環境および養分制御による省力多収技術の開発
摘要 本道のパイプハウスにおいて、省力化(温度・養水分管理等に係る作業時間の6割削減)と光合成促進による生産性向上(収量2割向上)に向け、ハウス内環境モニタリングによる環境制御と作物栄養モニタリングによる...
摘要 目的)国際指針に準じた温室効果ガスの吸収量算定方式に基づく土壌データ収集のために、農耕地における土壌炭素の貯留量と営農管理による変動を明らかにする。 成果)場内試験で堆肥施用・残渣すき込みの有...
摘要 北海道の重要漁業生物について、漁業・資源のモニタリング、および生物特性や来遊・分布様式・漁業形成要因などの解明を行い、漁況予測や資源評価の精度向上を図るとともに、資源の維持・増大と計画的な漁業...
北海道周辺における有害赤潮生物カレニア・ミキモトイの分布実態の解明
摘要 有害赤潮生物カレニアの本道周辺における分布実態を複数年にわたってモニタリングし、その結果に基づき、有害赤潮による被害軽減策を講じることを目的とする。
摘要 北海道の重要漁業生物について、漁業・資源のモニタリング、および生物特性や来遊・分布様式・漁業形成要因などの解明を行い、漁況予測や資源評価の精度向上を図るとともに、資源の維持・増大と計画的な漁業...