(ア)資源状況及びニーズに対応した木材の利用技術の開発及び高度化
摘要 原木等の特性評価技術の開発について、丸太端部を鋸断する前後の共振周波数を測定することにより、ヤング率推計に不可欠な試験体質量を高い精度で推計可能なことを明らかにした。国産早生樹利用について、国...
摘要 高温下においても安定して着色する極早生等のリンゴ3 系統の果実特性、樹勢、栽培性に関する評価を行った。交配によって得られた実生集団のうち果実が得られたものから、芳香性に関連するDNA マーカーと官能...
ニホンナシ、クリ及び核果類における生産性向上技術及び高付加価値化技術の開発
摘要 従来の極早生の主要モモ品種「ちよひめ」よりも9 日程度収穫期の早い極早生の白肉品種「ひめまるこ」(モモ筑波126 号)を育成した。ニホンナシの機械化樹形(V 字樹形)における労働時間について、総作業時...
茶の需要拡大と生産力向上のための新品種、栽培加工技術、評価技術の開発
摘要 茶については、病害虫複合抵抗性の中生品種「かなえまる」(金谷33 号)を育成した。「MK5601」(枕系56-01)に特徴的に含まれている機能性成分に関する特許を1 件出願した。一番茶期は萌芽直前の霜害や凍害...
摘要 キク類露地産地の秋田(スマート農業実証事業)、富山、長崎において、計画的日長処理とそれに適する品種を用いた結果、彼岸用では計画の95%以上の出荷率を達成した。また、実需者ニーズを意識した新規格で...
摘要 ウベリスレンサ球菌が臨床型乳房炎を誘発することを確認し、また、ワクチン抗原候補となる接着因子タンパク質抗原や菌株を見いだした。マイコプラスマ性乳房炎について、これまで3 週間かかっていた薬剤選択...
摘要 豚由来大腸菌1,595 株より300 株を選抜して全ゲノム系統解析を実施し、多剤耐性菌の多い系統に特異的な遺伝子を特定した。また、高度多剤耐性菌に2薬剤が奏功することを明らかにした。豚の浮腫病の原因とな...
農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化
摘要 リンゴの輸出検疫措置の国際基準提案のための低温殺虫処理の試験方法やカンキツ果実のミカンバエ寄生果率の調査方法を明らかにして、マツの輸出の障壁となるゴマダラカミキリ成虫の発生期間中の登録薬剤によ...
摘要 チャノコカクモンハマキ、ネギアザミウマ、コナガの薬剤抵抗性遺伝子診断法の判定精度90%を達成し、非越冬地におけるコナガ薬剤抵抗性管理戦略におけるウワバ類対策を確認トビイロウンカのイミダクロプリド...
物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイほ場の黄化病の病原菌密度-発病度曲線(DRC)診断法による土壌の発病抑止性の評価の有効性を示唆する結果が得られ、技術移転に向けDRC 診断法のマニュアル案を作成し、民間企業に講習を行った。ま...
摘要 突発的に多発したたまねぎ早期立枯症状の原因を解明し、生産現場ですぐに利用できる耕種的防除法を開発する。また、効果の高い薬剤を明らかにする。
コナガのジアミド系薬剤感受性低下に対応する効率的防除体系の開発
摘要 ジアミド系薬剤に代替可能な薬剤を調査し、それらを組み合わせたコナガに対する効果的な防除体系を明らかとする。
DIV(感染好適指数)防除決定システムを活用したテンサイ褐斑病防除体系の確立
摘要 テンサイ褐斑病に対してDIV防除決定システムを活用し、有効薬剤の効果的な防除と防除回数の削減を図る。
摘要 QoI剤、DMI剤以外の代替薬剤の防除効果を確認するとともに耕種的防除を取り入れたリンゴ黒星病の防除法を提案する。また、子のう胞子の飛散状況を明らかにし、防除開始時期を設定する。
上川地域の秋まき小麦の雪腐病に対する早期薬剤散布技術の現地実証
摘要 多雪地帯の上川地域における秋まき小麦の雪腐病を効率的に防除するために、平年の根雪30~40日前に相当する10月5~6半旬の早期薬剤散布技術の有効性を実証する
摘要 〇目的: 新しい殺菌剤および殺虫剤の各種病害虫に対する防除効果と薬害の有無を検討する。さらに、新たに開発された化合物の農薬登録の促進および既存農薬の適用拡大を図るために、作物対における残留実態...
摘要 目的)畑作物の主要病害虫に対して、ノズルピッチを50cmに設定したブームスプレーヤによる薬剤散布の実用性を明らかにする。 成果)畑作物の主要病害虫に対して、ノズルピッチを50cmに設定したブームスプレ...
摘要 目的)畑作物及び園芸作物に対する各種除草剤及び生育調節剤の実用性を検討する。畑作物に対する新肥料・土壌改良剤の施用効果と実用性を検討する。各種病害虫に対する新殺菌剤・殺虫剤の防除効果と実用性を...
高浸透性木材保存剤で処理した単板を基材とする木質材料の効率的な製造技術の開発
摘要 【目的】 単板の処理後の養生工程・乾燥工程がきわめて短い,あるいは,必要としない工場完結型の製造技術を開発するため,処理後の養生(乾燥)時間,冷圧,熱圧時間等が薬剤の浸透に及ぼす影響を明らかに...