摘要 本課題は、地球温暖化問題に対処しつつ、「攻めの農林水産省」に資する画期的な穀類新品種を開発するため、多様な遺伝資源の国内への導入環境の整備を目的とする。平成26年度は平成26年度は3カ国と共同研究...
我が国では増殖が困難な熱帯地域の植物遺伝資源の増殖手法の開発
摘要 日長や積算気温などの生育条件が異なるため、国内では増殖することが困難な植物遺伝資源の増殖手法を開発する。平成26年度は、イネ、アマランサス、トウガラシ、メロン、カボチャを対象に、難増殖系統の把握...
摘要 セシウム吸収力の高いアマランサスの根の分布や導管液の成分を調べ、おおよそ作物要水量分のセシウムを地上部に蓄積した可能性があること、カリ施肥を行っても、下層土の交換性カリ含量が低い場合にはセシウ...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、a)放射性セシウムの玄米への移行係数は経年的に低下 傾向にあるが、その程度は小さくなる傾向があることを明らかにした。また...
放射性セシウム高吸収雑穀種・系統の探索と品種・栽培特性の解明
摘要 放射性セシウム吸収能が高いとされるアマランサス属草本について、その能力がより高い品種、系統を探索したが、もっとも高い場合でも、放射性セシウムの土壌からの除去率は1作あたり1/500未満で、これを用...
摘要 アマランサスを材料として、導管液の放射性セシウム濃度を調べたところ、その値に要水量を乗じると、地上部の放射性セシウムの吸収量とよく一致することが判明した。また、大豆では、水耕栽培試験により、根...
摘要 1.植物遺伝資源、動物遺伝資源、微生物遺伝資源およびDNAバンクの各分野で、遺伝資源の探索、収集、分類、同定、特性評価、保存、増殖及び遺伝資源とその情報の提供を実施し、我が国の農業研究や育種に必...
放射性元素の高・低吸収植物種・品種・系統の探索とメカニズム解明
摘要 非放射性セシウム吸収の各種作物、品種、系統間の比較を行うために原発事故前の各種試験場での栽培試験で取得されたサンプルを用いた解析を行った。ダイズ、アマランサス、ホウレンソウに関しては放射性セシ...
放射性セシウム高吸収雑穀種・系統の探索と品種・栽培特性の解明
摘要 高濃度汚染地域の転作田および畑圃場で栽培したアマランサス属草本について、生育量では総じて畑の生育が優れ、田ではばらつきが大きかった。アマランサス植物体のセシウム濃度は田が畑より高かったが、前年...
摘要 菌根菌が着生しないが高吸収のアマランサスと、低吸収だが菌根菌を着生するソルガムの混植により放射性セシウムの吸収量を高められるかどうかを検証したが、吸収促進効果は認められなかった。また、アマラン...
摘要 1.被害をうけにくい作物の選定 、目的:鳥獣害による農作物被害が増加しているため、被害に遭いにくい農作物を選定する。 、成果:野生鳥獣に対し被害を受けにくい作物として、ニホンザルについては、ハバネ...
摘要 1)機能性の解明・評価においては、(1)日本産、中国産、米国産の50検体の黒大豆および濃縮素材のプロアントシアニジン、アントシアニン、抗酸化力を統一分析法で測定し、分析値としてデータ蓄積した。(2)黒...
摘要 目的:温暖化に対応した作物として期待されている耐暑性野菜の肥培管理技術を確立する。 成果:エンサイでは窒素施用量10kg/10aで収量が頭打ちとなったが、アマランサスでは窒素施用量15kg/10aまでは窒素施...
摘要 (1)サツマイモでは、ポリフェノール含量又はトリカフェオイルキナ酸含量の多い系統を選抜した。トリカフェオイルキナ酸含量の最大値は1,414mg/100g乾物重で、これはこれまで報告されてきた高含量品種の約7倍...
摘要 i)ごまにおいて、矮性の金ゴマの有望系統を1系統を選抜した。一般にタンパク質と脂質含有率には負の相関が認められるが、脂質含有率の低い黒ゴマでは正の相関が認められること、セサミン含有率も他の種皮色...
摘要 i) 大豆では食味・食感に関わる重要な要素である蒸煮種子硬度が煮汁に溶出する多糖類成分の量や組成によって判断できる可能性を示した。ii) 蒸切干し甘しょの「シロタ」障害はデンプンの糊化特性にかかわら...
転換畑における新規導入作物の選定とブロッコリーの新栽培技術の確立
摘要 目的:水田地帯の複合経営を拡大するための新規導入作物の選定と、利根下流域を中心に作付けされているブロッコリーの品種の選定及び新栽培技術の確立を目的とする。新規導入作物の選定については、アマラン...
摘要 アマランサス、キヌア等の雑穀類は、食物繊維、無機成分等の機能性・栄養性成分が、豊富に含まれている。更に、アマランサスにおいては、その粉末を、グルタミン酸溶液へ浸漬処理を行い、γ-アミノ酪酸(ギ...
摘要 i)ごまにおいて、矮性、粒色(金)、高リグナン、さく果の非裂開性に着目して、3系統を選抜するとともに、低セサモリンが単一の劣性遺伝子によって支配されていることを明らかにした。ii)アマランサスでは...
摘要 目的:近年、健康志向の高まりから雑穀類の栄養価や機能性等が注目されている。本県では平成9年度、在来種から収量性・品質に優れる優良系統(ヒエ1系統、アワ2系統、キビ2系統)を選定した。従来の雑穀優良...