寒地大規模畑輪作の生産基盤強化によるICTスマート農業システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 雑草化した野良イモ対策として開発された土壌凍結深制御技術を改良・体系化し、オホーツク・十勝のJA に実装した。本技術の普及面積は平成30 年度までに5,000ha に達しており、令和元年度に北海道の普及技術...
条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 サトウキビでは、株出し多収品種の育成向け選抜を進めたほか、国内野生種「西表8」由来の黒穂病抵抗性に関するDNA マーカーを開発した。テンサイでは、直播栽培での生産力を評価し、収量が6t/10a を超える3...
摘要 キウイフルーツかいよう病菌(Psa)検出用LAMP による検出法の被害葉での調査適期、効率的かつ実用的検査試料採取法を明らかにした。ジャガイモ黒あし病については、昨年度までに作成した診断マニュアル(暫...
摘要 直播と移植の栽培条件の違いによる糖量の品種間差と地域間差を調査して、品種特性としての直播適性の存在を明らかにする。また直播適性の原因となる品種特性を、1個以上解明する。
土壌凍結深制御手法の高度化・理化学性改善技術への拡張と情報システムの社会実装
摘要 野良イモ対策を目的とした秋まき小麦の雪踏みの条件を明らかにする。直播てんさい、重粘土圃場の飼料用とうもろこしに対する生産性向上の可能性を明らかにする。また、生産者が利用可能な技術体系化マニュア...
土壌病害蔓延防止のための効果的・効率的なてん菜輸送体系の確立
摘要 専用堆積場と除土積込機をトラクタで牽引移動の可能な定置式除土積込機(TR9)の除土能力等を明らかにした上で、除土積込機と専用堆積場とを活用した新たなてんさい輸送体系の原料輸送能率と経済性を明らか...
DIV(感染好適指数)防除決定システムを活用したテンサイ褐斑病防除体系の確立
摘要 テンサイ褐斑病に対してDIV防除決定システムを活用し、有効薬剤の効果的な防除と防除回数の削減を図る。
寒地畑作を担う多様な経営体を支援する省力技術およびICT を活用した精密農業の実証
摘要 目的)畑作物の収量向上や作業能率向上及びコスト削減を図るため、①ICTにより集積された各種圃場情報を活用した施肥技術の開発、②ロボットトラクタを利用した新たな作業体系の構築と評価を行う。 成果)セン...
土壌病害蔓延防止のための効果的・効率的なてん菜輸送体系の確立 3.てん菜堆積場所の整備、除土積込機を活用したてん菜輸送体系の現地実証と経済性評価 2)現地実証に基づくてん菜輸送体系の経済性評価
摘要 目的)堆積場と除土積込機を活用した新たなてん菜輸送体系における除土効果等の実証試験に基づき、その経済性を評価する。 成果)専用堆積場と定置式除土積込機を組合せることで、てんさい輸送時の混入土砂...
土壌凍結深制御手法の高度化・理化学性改善技術への拡張と情報システムの社会実装2)土壌凍結深制御手法による土壌理化学性改善効果の現地実証および技術体系化
摘要 目的)雪割りや雪踏みの適切な施工によるてんさいの生産性向上効果を明らかにする。 成果)土壌凍結深制御技術の効果を総合的に検証・実証し、本技術の体系化した。
DIV(感染好適指数)防除決定システムを活用したテンサイ褐班病防除体系の確立
摘要 目的)テンサイ褐班病の防除を効率的に行うため、DIV(感染好適指数)を指標として防除判断を行うシステムを活用した防除体系を確立する。 成果)DIVは発生程度と直接結びつかないことが明らかになった。
北海道の製糖産業を支えるテンサイ直播適性の解明と選抜 1-(1)直播栽培における適性要因の解明
摘要 目的)直播適性を検討するとともに適性要因を解明し、直播適性品種を育成するための資とする。 成果)4品種について直播栽培と移植栽培で糖量を比較し、直播適性を評価した。
北海道畑作で新たに発生が認められた難防除病害虫ジャガイモシロシストセンチュウおよびテンサイ西部萎黄ウイルスに対する抵抗性品種育成のための先導的技術開発
摘要 ジャガイモシロシストセンチュウの簡易・迅速検定技術の開発と抵抗性品種の育成のための育種素材作出を行う。
摘要 地下水位制御システムによる用排水管理技術の開発に関しては、 a) 全国13地区の地下水位制御システム(FOEAS)導入圃場での調査により、暗渠管埋設深(-60cm)の土壌の飽和透水係数が1×10^-5cm/sオーダーよ...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、 a) ジベレリンによる小粒化効果は品種や処理法によって差がみられ、「はるか」に対する効果はこれまで確認した4品種以上に明白であった。「きたひ...
摘要 飼料用米やトウモロコシ雌穂(イアコーン)サイレージの生産・利用技術に関しては、 a) イアコーン(EC)収穫の翌年に作付けした後作物収量及び後作後のEC収量に対照との差はなく、これまでの成果から、EC用...
IT等の利用による精密・低コスト大規模農業のための基盤技術開発及び体系化
摘要 トラクタと作業機間の標準となる共通通信制御技術の開発に関しては、 a) 平成26年度に開発した後付電子制御ユニット(ECU)を施肥機に搭載し、JA鹿追町管内の生産法人圃場で実規模(8ha)の可変施肥 作業を...