摘要 飼料作物における多湿ストレス適応機構の草種間差異を明らかにするために、湛水処理に対する根の反応の違いについて検討した。栽培ヒエやオオクサキビの湛水耐性の強い草種は、ギニアグラスやとうもろこし等...
摘要 沖縄県石垣市の牧草地でベージーグラスの新病害が見つかり、菌学的諸性状と病徴から、原因菌をEphelis japonica Henningsと同定し、病名をミイラ穂病(新称)とした。同菌によるミ...
寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(170)
摘要 天蚕繭は繭層の約6割が副蚕糸(屑糸)となり、その殆どが利用されていない。天蚕繭の新需要を拡大することを目的に、この副蚕糸の利用向上を図り、新規絹製品を開発する。「きびそ」や「びす」を紡ぎやすく...
摘要 旧資源作物研が収集した四国産のキビ、アワ、グレインソルガムの合計数十系統を供試し、収量性等の特性を調査して地域資源作物として有望な作物・系統を選定することを目的とした。キビの収量は系統間で差が...
摘要 四国地域は変化に富んだ多様な自然環境を有することから、各々の地域に適応した有用作物の開発が可能となっている。そこで、当研究室の前課題において、機能性があり新たな需要の期待される四国地域産の雑穀...
摘要 三重県および奈良県の農家で在来作物の栽培状況を調査し、種子を収集した。9市町村16集落でダイズ26点、アズキ10点、インゲンマメ28点、エンドウマメ5点、アワ8点、キビ3点、ソルガム3点、ソバ...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査(53)
摘要 上越市の西部にあたる桑取地区の土壌診断結果から、ケイ酸石灰による土壌改良、熔成燐肥覆土による育苗箱内三要素全量施肥法およびマンガン追肥技術に収量の安定・向上効果が認められ、総合改善区の収量は4...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査
摘要 上越市桑取地区の圃場における、育苗箱内三要素全量施肥法と、長期持続型水稲苗箱施用殺虫殺菌混合剤の施用試験を行う。更に、これらの試験区の田面水と農業用水中の肥料養分濃度の調査も行い、環境保全型農...
摘要 農業生物資源研究所より分譲を受けたギニアグラス140品種の種子について顕微鏡観察したが、エンドファイトの感染を確認することはできなかった。また、ガラス室で育成したギニアグラス植物体より糸状菌と...
摘要 「ナホトカ号」事故で流出した重油の浅海砂浜域や岩礁域生態系への影響を明らかにするため、各種調査を実施した。この結果、沿岸砂浜域ではカレイ目の優占と底生魚類の種類、個体数、深度別分布から、浅海岩...
摘要 とうもろこし、ソルガム、ギニアグラス及び栽培ヒエを供試して、湛水に対する根の反応を検討した。オオクサキビ以外の草種は、湛水処理により根部の生育が抑制され、中下層の根の割合が減少し、抑制の程度は...
摘要 耐湿性に優れる5草種(リードカナリーグラス、トールフェスク、カラードギニアグラス、青刈りヒエ、オオクサキビ)をコンテナで栽培し、ミルキングパーラーから出る雑排水を模した水溶液を潅水し、その排水...
摘要 島根県の沿海部(美保関町、鹿島町)、隠岐の島後地方(西郷町、都万村、五箇村、布施村)および鳥取県の中国山地(日野町)で、ゴマと雑穀類等を収集した。収集点数はゴマ12点、ソルガム(タカキビ)4点...
摘要 旧資源作物研究室が四国地域で収集したキビ(コキビ)28系統、グレインソルガム(タカキビ)27系統及びアワ14系統を供試し収量等の特性を比較検討した。6月4日播種し、9月19日に収穫した。キビは...
摘要 造成面で実用化のめどがついたオオクサキビーライグラス草地において、効果的な維持管理、更新法を検討した。自然下種個体を利用するオオクサキビ草地の簡易更新にあたっては、オオクサキビ自然下種個体の雑...
摘要 日本、カナダ及び中国の普通ソバ遺伝資源38点を秋栽培し、諸特性を調査した。普通ソバの開花期は5日間、成熟期は30日間の変異幅が認められた。子実重は、北陸農試から導入した小千谷在来4点、朝日村在...
摘要 10日間の湛水処理がアルファルファの根に及ぼす影響、また、27日間の湛水処理及びその後の高温湛水処理が暖地型牧草根に及ぼす影響について検討した。さらに、嫌気湛水処理が暖地型牧草の根内ガス組成に...
強害帰化植物の侵入・定着・拡散機構の解明と動向予測(110)
摘要 輸入飼料への雑草種子混入状況を輸入港及び搬入農家段階で調査した結果、飼料の種類、産地を問わず多種類の雑草種子が含まれていた。これらの雑草種子を発芽させ同定したところ、イチビ、オオクサキビ、ヒユ...
摘要 8年は高知県吾川郡池川町と愛媛県上浮穴郡久万町で雑穀類を収集した。収集点数はソルガム(たかきび)3点、きび(こきび)3点の計6点である。ヤーコンの特性評価では22系統を供試し、1次必須項目7、...
摘要 四国地域は、変化に富んだ多様な自然環境を有することから、各々の地域に適応した有用作物の開発が必要となっている。そこで、機能性等の新しい需要の期待される各地域に適した有用作物について積極的な導入...