摘要 水稲、畑作物(豆類、いも類及び雑穀等)について、遺伝資源の収集を行う。水稲は人工交配の母本に用い、畑作物は優良種苗の育成、増殖を行う。1.これまで収種した遺伝資源 ・水稲、大豆、小豆、インゲン...
摘要 伊勢・三河湾は全国的に見ても、瀬戸内海等と並んで、内湾での底びき網漁業が盛んで、シャコ、アナゴ、ガザミ、クルマエビ、カレイ類等の優良な漁場となっている。しかし、最近は漁場の環境悪化や過剰な漁...
摘要 雑穀類(アマランサス、キビ、はとむぎ、アワ、ヒエ)に含まれる多量元素であるP、K、Ca、Mgの各元素含量は、水処理することにより大きく減少し、pH4.1の緩衝液(クエン酸/クエン酸Na)やセルラーゼで処理する...
摘要 i)雑穀類の食物繊維を構成する部分について変異原を吸着する能力を検定した結果、ヒエ、キビに他の雑穀に比べ強い変異原吸着能があること、食物繊維が豊富な雑穀類の食物繊維は変異原吸着能を有し作物間で吸...
摘要 10年度のべトナム探索で収集された栽培イネ119点(10Y950)及び日中遺伝資源交換で導入された栽培イネ3点(10Y350)と、イタリア及びミャンマーより玄米で導入された230点を隔離温室で栽培し形質の評価を行っ...
摘要 シジュウカラ類3種の密度は、餌である鱗翅目等幼虫が大発生した年にはいずれも変化がなかったが、幼虫が平年時の半分に減少したときに体が最小のヒガラの数が半減した.また餌が少ない年にはヒガラ以外の種...
流出油が沿岸岩礁域生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(27)
摘要 11年3月3~4日に福井県三国町地先の4カ所の潮間帯および潮上帯で調査を行い以下の結果を得た。(1)潮間帯から飛沫帯にかけてアナアオサ・ウミトラノオ・アマノリ属・ピリヒバなどの海藻が10年度より多く...
摘要 かんしょ加工食品が高付加価値であることを明らかにするため、アントシアニン含有かんしょを利用した製品である「紅かんしょ酢」、「発泡酒」の機能性評価を行った。紅かんしょ酢は、他の食用酢(白酢、リン...
摘要 麦生産推進政策にともなう麦類の作付け面積の増大や品種構成の変動により害虫の発生状況に変化が生じる可能性が考えられる。主要害虫の発生状況を把握し、今後の防除対策に役立てるため、害虫と天敵の発生調...
摘要 ギニアグラスをはじめとするキビ(Panicum)属遺伝資源の再増殖を行うとともに1次特性調査を行った。ギニアグラスの稈長の変異幅は80~270cm、稈径は2.0~10.0mmと大きかった。ブルーパニックとバルブパニッ...
強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(93)
摘要 アキノエノコログサの国内及び韓国で採取した43集団並びに外来の5集団について、外部形態及び除草剤感受性を比較した。国内12集団は出穂時に匍匐タイプであったが、他は全て直立タイプであった。アトラジン...
寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(210)
摘要 天蚕繭は約6割が屑物となっており、この未利用物の利用向上を図る必要がある。そこで、屑糸から編物用の原糸をつくり、これを用いて特産品を製作した。手紡ぎに適する精錬薬剤はアルカラ-ゼであり、きびそ...
摘要 キビの育種を開始した。交配母本としての特性把握のために四国で収集したキビ30系統の稈長、穂長、収量性および出穂期を調査した。ここではキビは播種深度および降雨により出芽が不安定となることがわかっ...
摘要 11年度のミヤンマ-探索で収集された栽培イネ201点(11年度横浜植防第880号)と、ラオスより玄米で導入された69点を隔離温室で栽培し形質の評価を行った。出穂日、稈長、穂長、穂数など13の一次必須形質と、...
摘要 暖地型牧草の導入と評価を行い,わが国での牧草生産に適した草種を選定するとともに遺伝資源の特性のデータベース化と種子増殖を図る。12年度末までに12,000点を超える遺伝資源を保存している。希少遺伝資源...
寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(205)
摘要 天蚕繭は繰糸の際に繭層量の約6割が副蚕糸・屑物(きびそ、びす)となっている。そこで、これらの屑物を加工・利用して新需要を創出するため、編物原糸を製造してインテリア製品などの特産品を製作した。天...
摘要 四国地域は変化に富んだ多様な自然環境を有することから、各々の地域に適した有用作物の開発が有益である。そこで、キビついて優良系統の選定・新品種の開発を行うこととした。遺伝資源は四国の山岳部から収...
摘要 9年度にヴェトナムにおける探索で導入された栽培イネ119点(9Y862)及びIRRIより玄米で導入された225点を隔離温室および導入検定温室で栽培し形質の評価を行った。出穂日、稈長、穂長、穂数...
摘要 10年度新たにタチスズメノヒエ、ムラサキノキビ、ハイキビの3草種でEphelis sp.の感染が確認された。アワヨトウ幼虫は本菌の感染したパンゴラグラスよりも非感染葉をより好んで摂食した。また...
流出油が沿岸岩礁域生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(45)
摘要 ロシア籍タンカー「ナホトカ号」が漂着した水域近くの定点について10年3月に調査を実施した。その結果、植物は成長期であったにもかかわらず全般的に成育量は少なかった。動物については量的には特に劣っ...