ニホンナシ、クリ及び核果類における生産性向上技術及び高付加価値化技術の開発
摘要 従来の極早生の主要モモ品種「ちよひめ」よりも9 日程度収穫期の早い極早生の白肉品種「ひめまるこ」(モモ筑波126 号)を育成した。ニホンナシの機械化樹形(V 字樹形)における労働時間について、総作業時...
ウメ「福太夫」に適した樹形の開発と水田転換園の排水技術の確立
摘要 収量性・作業性に優れた「福太夫」に適する樹形の開発とICT建機による水田転換園の排水改善技術を確立する。
摘要 目的:乳生産性を向上させるため泌乳持続性の高い乳牛への改良が進められている。一方、その高い泌乳能力のため搾乳期間が延長され、結果として周産期病や泌乳初期の乳房炎を引き起こし、それらが原因で供用...
農産加工理容技術研究 (1)県産米を利用した加工品開発と評価 (2)ウメ育成系統の評価と加工品開発 (3)干しいも加工における品質特性評価と高品質化 (4)地域食材の特徴の発掘と活用
摘要 (目的) 県産米については利用促進を図るため加工品開発を行い、県が育成を行 ったウメについてはその加工品の加工条件の検討を行う。干しいもについてはより高い品質化を図るための加工条件について検討を...
摘要 (目的) 本県のウメ主要品種「白加賀」は、市場での価格が低下する6月中下旬が収穫最盛期である。また、年により陥没症果、ヤニ果などの生理障害が発生し、問題となることがある。「織姫」「梅郷」の他に...
ウメ新品種「ひなた丸(仮称)」の導入による栽培体系および収穫予測法の確立
摘要 (目的) ウメ新品種「ひなた丸(仮称)」は自家結実性の豊産性で、加工適性に優れ、県主要品種「白加賀」の受粉樹に適する。そこで、「ひなた丸(仮称)」を受粉樹として導入する際の栽培体系の確立と受...
摘要 (目的) 本県のウメ主要品種「白加賀」は、収穫時の高温等により陥没症果が発生し、商品性が低下し問題となっている。そこで、ウメ「白加賀」の陥没症果の発生要因を解明し対策技術を確立する。
Ⅱ小笠原諸島自生種による公共工事利用技術の開発 2種苗生産技術の開発 (1)植生回復に有望な小笠原自生種9種の挿木時期の検討
摘要 目的:これまでモクマオウ林下で良好な生育を示す自生樹種を9種選定した(池田ら,2015;池田ら,2014;宗ら,2012)が,これらの効率的な増殖方法は明らかになっていない。そこでこれらの樹種を挿木によっ...
ブドウ及び核果類等の病害虫薬剤防除法の改善 1 環境に配慮した病害虫防除法の改善
摘要 病害虫の緊急的な課題を解決するため試験を実施し、有効・的確な対策を明らかにすることで、環境に配慮した防除方法を確立する。また、得られた知見については、防除基準および防除暦の改善資料として活用す...
サクラ・モモ・ウメ等バラ科樹木を加害する外来種クビアカツヤカミキリの防除法の開発
摘要 樹幹注入剤の幼虫防除に最適な防除体系を明らかにするため、使用回数や使用時期を変え、処理後の単木単位でのフラス排出孔数の推移等から防除効果を評価する。樹幹散布・塗布剤では、成虫産卵後の高濃度処理...
2.奈良安心農産物提供事業 1)農作物の安全性の確認 ①農作物の安全性の確認
摘要 [目的]奈良県産情報開示農産物表示制度の農産物および環境にやさしい農業シンボルマーク農産物について残留農薬分析を行い、農産物の安全性および生産履歴を確認 [方法]県内産農産物ウメ、カキの残留農...
ウメ専作およびミカンとの複合経営におけるスマート作業体系の実証
摘要 目的:ウメ・ミカン複合経営において、スマート農業技術を取り入れることで作業時間の短縮を図り、規模拡大につなげる。 成果:ウンシュウミカン実証園において、リモコン式自走草刈機による草刈り作業、ク...
サクラ・モモ・ウメ等バラ科樹木を加害する 外来種クビアカツヤカミキリの防除法の開発
摘要 目的:バラ科果樹主産地への本種の侵入及び分布拡大を阻止するため、果樹園地及び周辺緑地をモニタリングし、発生状況を明らかにする。 成果:令和元年度は17市町、137地点を定点調査地として設定し、合計61...
摘要 ウメ早生品種である「古城」は、「南高」に次いで生産量が多い主力品種であるが、着果が不安定なため、安定生産技術の開発が求められている。そこで、着果安定のため、摘心処理や近年の気候条件に合った授粉...
うめ「露茜」の安定生産・供給のための苗木管理法および防除指針の開発
摘要 「露茜」は、需要が増加し高単価で取引されているが、従来のウメ品種と比べて樹勢が弱い。そこで成木の樹勢に影響を与える幼木期の樹体管理術を開発する。また、「露茜」はスモモとウメの交雑品種であること...
ウメ「南高」低樹高化技術(カットバック)確立による青梅生産性の向上
摘要 県内の「南高」青梅生産は、市場からの要望を十分供給できていない状況が続いている。そこで、省力化技術として、主枝を切り下げる低樹高処理(カットバック)を施し、処理に伴う収量低下を解消するための新...
摘要 交雑により、早生・ストレス耐性・高機能性等を育種目標として新品種および育種素材を開発する。また、耐病性や果実品質等の形質について、交雑実生の早期選抜を可能にするDNAマーカーの開発を目指す。
ウメの花粉媒介昆虫相の解明と送粉効率の高い昆虫の探索および評価
摘要 和歌山県みなべ・田辺地域のウメの開花期における訪花昆虫を網羅的に採集・調査し、訪花昆虫相と主要な種を明らかにする。また世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」におけるニホンミツバチと梅の受粉の...
摘要 ウメ加工における作業性の向上のため、収穫時期の分散が求められている。ここでは、ウメの果実成熟を制御する要因を明らかにするとともに、多様な成熟期を示す新品種を育成する。