摘要 スマート育種システムでは、農情研と連携して、素材開発に向けたモデル検証のためにデータを収集した。ゲノム編集技術により原品種のシンク容量を改変した系統で最大17%の収量増を認めた。業務・加工用品種...
摘要 「栽培管理支援システム」を、多様な利用者の要望に対応するため、東北の水稲生育状況の面的提示システムに出穂期の他、幼穂形成期、成熟期、刈取適期情報を加えた配信機能の拡張や大豆の生育・収量予測等の...
土壌の物理・化学性の簡易診断と有機物や生物機能の評価に基づく持続的土壌管理技術の開発
摘要 水稲の土壌可給態窒素簡易評価法に基づく収量予測式を設定し、簡易評価可給態窒素・収量・施肥量の3項目のデータから地域や品種等各地の状況に応じた窒素施用量調整の目安を導出する手順を開発し、適正窒素...
摘要 水稲の中期世代(生産力検定試験供試系統(F6~F7))の選抜強化により、耐冷性・耐病性に優れ、良質で用途に応じた食味を有する品種開発を促進する。
摘要 水稲における直播栽培の収量と品質を向上させるため、水稲育種における中期世代(生産力検定予備試験、生産力検定本試験(系適相当))の選抜を強化し、水稲直播栽培に向く高品質な多収有望系統を選抜する。
摘要 多様なニーズに対応し、北海道稲作の発展に貢献する、省力栽培が可能な品種、耐冷・耐病性が優れる高品質・極良食味、高品質糯品種、並びに収量性を向上させた業務・加工用水稲品種の早期育成を目指す。
摘要 水稲の箱施用剤処理のみによって、いもち病の防除が可能な品種抵抗性レベルを明らかにする。これにより、該当品種を利用することで現在2~3回の防除を行っているいもち病防除を1回とする。
摘要 DNAマーカーを活用し、良食味・いもち病抵抗性を兼ね備えた直播適性のある系統の選抜を加速化することで、直播用品種の育成に資する。また、道内系統における出穂関連遺伝子型の特徴を明らかにすることで、...
摘要 傾斜圃場での表面流去水を抑え地中浸透を促す土層改良耕法等を導入した土壌管理技術を確立する。冠水による水稲減収を抑えつつ水田の貯留機能による防災効果発揮のための冠水許容条件を明らかにする。
UAVハイパースペクトルリモートセンシングによる水稲の生育診断技術の開発
摘要 北海道大学が開発したUAVに搭載可能な狭帯域のハイパースペクトルカメラを用い、水稲の生育や病害虫を高精度で診断する技術を開発する。
熱画像に基づく群落光合成能力を指標とした水稲多収系統選抜技術の開発
摘要 多収の重要メカニズムとして、生育期間中の光合成能力維持がある。圃場でも迅速に操作できるサーモグラフィーからの熱画像を利用して、生育期間中の光合成を高く維持できる水稲多収系統の効率的選抜手法を構...
摘要 湛水直播における機械点播と従来の機械条播の特性の違いを明らかにすると共に、点播における適正な苗立ち本数、播種量の検討を行うことを目的にする。
多様なニーズに対応する米品種改良並びに栽培技術早期確立(第4期)
摘要 各種用途適性を具備した水稲多収品種の開発につながる選抜強化を行う。水稲直播栽培技術および密播短期育苗による省力栽培技術を提示する。
摘要 高い収量性と良好な玄米品質を兼備した水稲新品種開発を加速化させるため、多収育種母本の組み合わ せ能力を明らかにし、多収実現の律速となるソース能(光合成能力)による簡易選抜手法の検証を行う。
摘要 全道の水稲採種組合を対象に水稲種子の生産費を計測する。
摘要 極多収米用途として、「きらら397」と同等以上の食味で、15%以上多収である系統を育成する。極良食味用途として、既存品種に比べ5%以上多収かつ極良食味で特徴的な食味特性を持ち、障害耐性に優れる系統を...
摘要 ①「きらら397」より13~20%多収で丼等に適する品種、②中~やや晩生で「ななつぼし」より5~10%多収かついもち病の本田防除が不要な品種、③「ななつぼし」より5~10%多収で弁当向けと家庭用兼用品種、④直播...
水稲有機栽培における駆動式水田除草機を活用した除草技術の確立
摘要 駆動式水田除草機による除草効果を明らかにし、従来機を利用した場合よりも手取り除草の時間を半分程度に削減した除草技術を確立する。