テーマ名称未記載 ID: (育種/遺伝資源/効率的増殖技術/出荷調整/新品種/DNAマーカー/データベース/品種/病害抵抗性/輸出/ゆり)

No 27070120
問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) 全国
提出機関(部局)
テーマ名
対応が想定される技術 品種開発 栽培技術
農業・食品産業等の現場における問題点  ユリは年間約1.7億本(2009年)の切り花が出荷され、花きの主要な品目として位置付けられている。日本では、鑑賞価値が高く、育種母本として有用な15種のユリが自生し、遺伝資源に恵まれているにもかかわらず、切り花生産の約9割は、日本原産のユリを母本にしてオランダ等海外で育成・生産された球根により行われている。近年、輸入される球根ついては、ウイルス病の感染や他国での需要の高まりによる輸入量の減少が懸念されている。                                                                               
 これまでに各地域の公設試験研究機関は、地域特産品目の開発としてユリの育種に取り組み、多くの優れた品種を育成してきた。しかし、球根供給が制限要因となり、普及が停滞し、多くの研究機関で育種業務の休止・撤退が相次いでいる。                                                 
 国産オリジナル品種の育成は「知的財産立国」を目指す日本にとって重要な位置づけを持つとともに、切り花や球根の輸出も可能となる。
 その実現の一方策として、日本の優れた遺伝資源と技術資源を有効活用できる育種体制の強化と、国内における球根増殖体制の整備が必要である。
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) 日本の遺伝資源と技術資源を活かしたジャパンブランドリリーの開発                                                       
①ユリジーンバンクによる育種力の強化
(有用遺伝資源の収集・保存および特性解明)
 タモトユリやウケユリ等希少性が高い原種および日本固有種をはじめとする各地域の自生種、これまで各地域で育成してきた品種等について、遺伝資源として維持保存を行う。また、収集した遺伝資源の生態的特性(増殖性、休眠特性、病害抵抗性等)を解明し、データベース化により、円滑な相互利用を図る。                 
②DNAマーカーの開発
 育種年限の短縮につながる有用な形質のDNAマーカーおよび育成品種の保護に有効な品種識別DNAマーカーを開発する。特に、病害抵抗性マーカーの開発により、ウイルス病等の病害抵抗性品種の育成に資する。                                                                  
③新品種の育成
 収集した遺伝資源とこれまでに確立した育種技術を活用し、各試験研究機関において、地域の要望に応じた多様なオリジナルブランド品種の育成や固有種の改良による日本にしかないジャパンブランドリリーを開発する。
④効率的な球根増殖技術の確立と球根生産実証 
 育成品種および有用遺伝資源について、効率的な球根増殖技術を確立する。また、気象条件の異なる地域において球根生産実証を行い、国内での安定的な球根増殖体制の整備に資する。
分類 活用できる技術が無く、研究開発が必要
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) -
カテゴリ 育種 遺伝資源 効率的増殖技術 出荷調整 新品種 DNAマーカー データベース 品種 病害抵抗性 輸出 ゆり

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