No | 27040320 |
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問題の発生している地域(関係団体、農協等含む) | 全国 |
提出機関(部局) | 富山県農林水産総合技術センター園芸研究所果樹研究センター |
テーマ名 | |
対応が想定される技術 | 防除技術 |
農業・食品産業等の現場における問題点 | 近年、全国的にニホンナシでは「萎縮病」、「ヒポキシロン幹腐病」といった木材腐朽菌による樹勢衰弱の発生が報告され、本県でも問題となっている。 また、リンゴでも木材腐朽菌が原因と思われる樹勢衰弱やサビ果の発生が目立っている。 木材腐朽病害は他の病害とは異なって、木質部の腐朽の進展が緩慢であることから、症状が樹体に現れた時点では腐朽が拡大進展しており、生産の回復が見込めない場合も多い。 |
問題解決へ向け必要な研究開発等 (技術的課題) | ・木材腐朽菌感染の早期発見方法と治療方法の確立 |
分類 | 研究開発を実施中 |
プロジェクト研究、農研機構等による対応状況(○は提案した都道府県による取り組み状況) | ナシ萎縮病やヒポキシロン幹腐病を含む木材腐朽菌による病害(腐朽病害)については、農研機構が交付金で耕種的防除対策案を提示するとともに、各種病害の発生生態の解明を研究中。同時に、腐朽病害(リンゴのサビ果を含む)に関する問題解決のため、各種病害の発生状況に関する情報を交付金で収集中。研究成果が得られ次第、同定・診断技術等について公表し、現場への技術移転やそれにかかる支援・助言を実施する。 |
カテゴリ | 萎縮病 サビ果 診断技術 ナシ萎縮病 ヒポキシロン幹腐病 防除 木材腐朽菌 りんご |
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